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ミニバラの根

2006-12-22 | Grow(栽培関係)
今日ミニバラが植えてあるスリット鉢の隙間から根が見えていたので
鉢増しをしました。
私は基本的にバラを植え替える時は根は崩しません。
また根洗いは絶対にしません。
理由はバラにとって根は命なので、余程の不調でない限りはいじらないほうが
懸命だと思うからです。
勿論、成長停滞やなんらかの不調が表れた場合は崩してみます。
我が家は賃貸なので全て鉢植えで育てていますが
毎年、植え替えはしません。
よく鉢植えのバラは毎年植え替えなければ育たないと言われていますが
実際はそんなこともないようで、試験的に3年間植え替えをしなかったERは
全く問題ありませんでした。

但し、その場合は2~3年植え替えしないということを想定して
鉢土を作る必要があります。鉢土についてはまた今度書いてみようと思います。
バラを育てていると、主に地上部に目が行いきがちですが
日当たりの悪い我が家では根をいかに張らすかが、一番重要になってきます。
根が貧弱で地上部が立派でも成長不良など、いずれ何らかの障害が出る可能性があります。
根は人間で言うと身体の全身を駆け巡る血管のようなものだと思います。
また家で表すと基礎という表現もできると思います。
私のバラ栽培人生(おおげさ?)の中で最大のテーマは『鉢土と根』です。
ここ数年、バラ栽培で一番関心のあることで、最近では花が咲いた喜びより
健康な根をびっしりと張らせることに喜びを感じています。
他の部分がおろそかになっても、根が健康なら
多少の管理不足でもそれなりに成長、開花します。

ミニバラの根

今日鉢増しをしたミニバラの根です。


もやしのような太い根です。根の成長点(一番先端)が黄色味を帯びていて
本当にもやしそっくりです。


左:鉢増ししたミニバラ
右:新しく購入したミニバラの根

見づらい(わかりづらい)と思いますが、根の太さが断然違います。
両方とも、挿し木苗です。
もやし根が折れる時は『パキッ』と折れる感じです。
細いミニバラの茎くらいの太さはあるでしょう。
また根の先のほうには細かい産毛のようなものが生えています。
太い根を持つ植物は意外と乾燥に強い植物が多いですね。
産毛が生えるところを見ると水も好きなようです。
このような根を作るには適度な乾湿の差を与えなければいけません。


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