寒い寒いと云っていても暖かく成らないので今日は春を求めて出掛けました。行先は湯の山の「春夏秋冬」さんのお店です、ここなら何か春の息吹を感ずる物が有りそうです。
店の前で早速春を見つけました、福寿草です。黄色い花を目一杯開いて春を告げていました。
店の中に入ると何か煌びやかな物が天井から吊るしてあります、店の御主人に聞くと「吊るし雛」と云って発祥の地は静岡県の稲取だそうです。
よく見ると5~6cm程度の人形さんが正絹の布で可愛らしく作られています。
昔の方は貧しくて立派な段飾りのお雛さんを飾る事が出来ず服の端切れでこの様にお雛さんを作りお祝をしたのでしょうか。
お雛さんに関係ない今年の干支のウサギまでお祝に駆けつけているようです、目出度い事は何でも御座れなのでしょう。
大国ネズミが米俵に乗って豊さを家族にプレゼントしているようです。
何時の時代も庶民はささやかな事を大事にして子孫に文化を継承してきました。 しかし中東諸国では今異変が生じています。国民の為、庶民の為を口実に長期政権の独裁者が次々と追われています。最初は庶民の為と思ってスタートした大統領も権力と資金を手にすると庶民の心から離れていくようです、大統領一族が30年の間に隠し資産は5兆8000億円とか、小さな国の一年間の国家予算に匹敵いるお金を不正して貯めてあの世に持っていく予定でしょうか。これでは庶民の人心をつかむ事は出来ずやはり「因果応報」の結末なのでしょう。
春をさがしてと話が随分すれ違いました。