1月20日、多度大社の隣にある「豊明殿」で桑名三川商工会賀詞交歓会が行われましたので出席しました。会長の挨拶は「世の中、何処に行っても不景気、この会は不景気に負けず頑張ろう」と云う事で二斗樽を割って景気をつけた。
しかし皆さんと話をしていると不景気な話ばかり、ある方は「一日に一本の電話も掛かって来ない、仕事の注文が全く無い」とこぼしていた。東海地方はトヨタが咳をすると下請けは肺炎を起すと云われるほどの企業城下町。今回の不景気はトヨタが咳をするどころかインフルエンザにかかったから下請けは瀕死の状態です。毎日非正規社員や正規社員の方が職を失っています。突然の事で本当に途方にくれている方もたくさんいます。しかし転職が有っても今までの所得より落ちるとか、あんな仕事嫌だ、こんな仕事嫌だといって職に就かずボランテイアの援助を受けている方も多く見受けます。
こんな立派なご馳走が戴けて私は感謝、感謝です。
しかし人も社会もヤル気の無い人を何時までも援助や応援はしてくれません。援助をしてくれないと不足を政治や企業や社会に矛先を向ける方がいますが全くお門違い、ヤル気の無い、無責任人が随分多くなった。正規社員に採用して貰えるのに、税金を払うのが嫌や、社会保険を払うのが嫌や、健康保険を払うのが嫌や、手取り額が多い方が良い。会社に縛られるのが嫌や等と言って自ら不安定な派遣社員を希望して職についた方は今自分の我がままをすっかり忘れている。
お釈迦さんも末法の世の中を嘆いてみます、〈因果応報〉、自分のやった事は必ず自分に返って来る。好い事をすれば好い事が返ってくる。無責任な事をすれば無責任な結果が返って来る。
政治家も本当の事を言うとしっぺ返しを食うので本当の事は云えない、マスコミも本当の事を報道すると袋たたきに遭うので偏った報道をしている。企業は人材を資材と思って使い捨ての雇用していたのも事実。「会社側は働いて頂く、労働者は働かせて頂く」の精神が無くなった昨今。今が心根を入れ替える絶好のチャンスと思うのは私だけでしょうか。
今日は過激な内容に成ってしまった、腹の立つ方もみえるでしょうね。しかしじっくり考えましょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます