天竺猫の秘密基地

安曇野在住。連れとジャム(2008年8月12日〜2024年2月11日)と日常の話。

空に還った日

2024-02-15 16:51:48 | ジャム

今日はジャムを見送る日、支度を整えて朝8時に部屋を出た。予定通り目的地に到着したので、ジャムをバスタオルに包んで(久しぶりに)抱っこしたら、とても悲しかった。ジャムの亡骸は軽くて硬くて冷たかったけれど、穏やかに目を閉じて綺麗なままで。案内表示に沿って歩いていたら担当者に声をかけられて、こじんまりとした部屋に案内された。蝋燭に火を灯し、お線香をあげて、最後にジャムの頭を撫でてお別れした。お花やフードは持ち込み禁止なので、ジャムの口の中に大好きだったサプリを1粒こっそり入れておいた。

手続きを済ませてロビーで待っている間、風が強くてうっすら日が射してきた。ジャムが還っていくのかな、と空を見ていたら40分ほどで呼ばれた。骨壷の代わりに持参したクッキー缶は、もしかしたら頭蓋骨が入らないかもしれないと言われたけれど、自然に砕けてしまっていた。歯が抜けたり爪が折れたりしていたので骨も脆くなっていたのかもしれないけれど、まさかのシンデレラフィット、ジャムが気を使ったのかななぁ。

火葬の後は、公共浴場に寄ってから(時間調整とお清めを兼ねて)精進落とし。お寿司と茶碗蒸しとあら汁、美味しかった。

ジャムが使っていたモノを残す分と捨てる分に分けて、コンパクトにまとめてみた。11日以降ずっと暖房を使わなかったし、毎日の点滴もなくなったし、ぽっかり空いた部屋の中、ジャムを安置するために使っていた毛布をいつもの場所に置いたら、悲しいくらいしっくりくる。ジャムは甘えん坊の寂しがり屋だったので、連れも私もまだまだジャムが恋しくて仕方がない。私は明日まで有休申請しているので、ポンコツに徹して過ごそうと思っている。

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