そろそろ1年

去年の今頃の話。10年以上同居して安心した（気が緩んだ）せいか、義母と連れの口論が多くなり、その度に義母は伝家の宝刀を抜いてきた（「お前達とは一緒に住めない」宣言）。同居した当初は数年に1度の宝刀だったが（徐々に間隔が短くなり）1年に1度になり、ついに2ヶ月を切った。揉め事はパターン化していて、義母と連れが口論をした後、義母が「一緒に住めない」と断言して（聞く耳を持たずに）別の部屋に移動して強制終了。いつもなら暫く経った後に、連れと私が義母に謝る（と「私も悪かった」と義母も謝る）形で仲直りしていたが、2ヶ月前を彷彿とさせる（全く学ばないデジャブ）口論に連れが憔悴してしまった。義母（の本心）は息子に負けたくないだけで、一緒に住むための切り札（という名の暴言）だと思うのだが、私も義母のマウンティングに嫌気がさした。それでなくても、義父の吝嗇（が不潔に行き着く不思議）や義母の偽善（他人からの賞賛が大好物）が気になって、私も一緒に住めない気がしていた。年寄りあるある、なのかなぁ。

別居を考えているとは夢にも思わない義両親との話し合いは、口論を解決する（蒸し返す）ところから始まった。義母が自信満々に話し始め、連れが反論し、義母が筋道を外れ、連れが反論し、義母が横道に入り、何時間たっても全く収集がつかない。何よりもプライドが勝る義両親（義父は「俺は悪くても謝らない」主義w）だし、落とし所（仲良く同居）がなくなった話なので、時間の無駄でしかない。脱線しまくった義母が私への不満をグダグダ言いだした時には絶対出て行こうと心に決めたけれど、神妙な顔つきで相槌を打ちながらスルー。アンコールまでついていた義母のワンマンショーだったので結論には至らず（また翌週ってw）話し合いと同時進行で不動産屋に通った。内見する頃には話し合いが穏やかに決裂し、別居宣言。義両親（特に義母）には青天の霹靂だったらしいが引き止められる事もなく、私達は土日をフルに使って断捨離祭り、1ヶ月足らずで契約成立。何となくギスギスとした雰囲気のなか、粛々と引越しの準備は進み、最終日はキャンプに出かけるような気安さで別れてきた。それ以来、義両親とは一度も会っていない。電話連絡が1度だけあったとの事。

未だに連れが「思い出し怒り」しているので、この選択（別居）は正しかったと思う。年をとったらキャンピングカーで自由に暮らすとか良いかもw