天竺猫の秘密基地

安曇野在住。連れとジャム(2008年8月12日〜2024年2月11日)と日常の話。

花散らしの雨

2023-04-07 20:36:43 | おばあちゃん弁当

今日は多分最後の桜。久しぶりのおばあちゃん弁当。

左下から、キノコと山菜の含め煮、あんこうのフライ(初めて食べたけれどムッチリとして美味)ブロッコリー、ししゃものフライ、レタスとオレンジ、ナスの鉄火(大好き)と青菜(菜の花のエグ味がなかったのでのらぼう菜かも)と沢庵、ご飯。大変美味しくいただきました。

昨日は久しぶりに街中へ。いろいろ様相が変わっていたので初めてのお店へ。黒胡麻のカレー(油揚げのコロッケ乗せ)とサラダのセット。

真ん中上で見切れている小皿の上には小さなおしぼりが畳んで載っている。最初にお茶(野草茶)と一緒に出された時、一瞬漬物かと思って「何ですか?」と聞いてみたら「おしぼりです」と言われたので「食べられるのかと思って(聞きました)」と答えたら、二人で大笑い。その後は「おしぼりです」と言って出していたので、良いことをしたなと(違)。コロッケの中に蕗とウドが入っていて春の香。地産地消の野菜達は丁寧な手仕事。全然辛くない胡麻のカレーは滋味深くてゆっくりと味わって、野草茶もお代わり。カウンターだけの小さなお店が満員でぎゅうぎゅうだったので、勝手口から退店した。

最近体調が良かったジャムがお腹を壊してしまった。元気がなくなってしまい、カリカリも食べないので涙目(私が)。ちゅーるは1本食べたので、その後カリカリをジャムの口元に持って行ったら、ほんのちょっぴり食べてくれた。明日元気になあれ。

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定点観測

2023-04-04 20:31:08 | 日常

朝陽の中の桜

夕陽を浴びる桜

今年の桜は早すぎて、ゆっくりと眺めている暇がない。桜の名所は今どこも満開なので、今週末は花見にギリ間に合うかどうか。とは言え今年はジャムが最優先(花よりワンコ)。桜と一緒にジャムも散ってしまわないように、そ〜っとそ〜っと慈しんでいる。

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旧暦

2023-04-03 21:08:33 | 雑談

なので明日まで。今年も存分に堪能しました。

今日から新年度。今まで曖昧だった業務、私がいなくても仕事が回るように段取りを整えたので後はお願いしますと頼んでみた。右も左も分からない場所に放り込まれて2年弱、すっかり体制も人員も整ったけれど、他の仕事が忙しくなってそこに関わる余裕がなくなった。後は野となれ山となれ〜(私がいなくても多分大丈夫)。

昨日のスイーツはバスク風チーズケーキ。

昼寝中のジャム。今週は久しぶりに点滴セットと腎臓療養食のカリカリも補充のために動物病院に行く予定。餌皿のカリカリは食べないのに、私が手に乗せると結構食べる。それでも目標の半分程度しか食べない(かなり食が細くなった)けれど、元気だから良しとする。

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思い出話

2023-04-01 19:20:47 | 雑談

2年前に虚血性大腸炎になった時の主治医は夏川草介(もちろんペンネームなので本名は違う)先生だった。その時入院した病院にいるらしいのは知っていたけれど、仕事で絡むこともなく謎の人物だった。巡り合ってみれば気さくな先生で、入院中も話を良く聞いてくれた。点滴が痛いと訴えれば「そうかぁ、点滴しなくても良かったかなぁ」と笑いながら謝られたり。大腸がんと診断された時に追加切除をしなかったのだけれど、その件を先生に聞いてみたら「しなくても良いと思いますよ」と言われたので、思わず「誰もそう言ってくれませんでした〜」と私が返答したらニコニコしていた。虚血性大腸炎の退院直後に本屋に行ったら、先生の著書が平積みになっていたので思わず購入した。

一気に読み終えて心が震えた。一体いつ本を書く時間があったんだろう。その後すぐに退院後の診察があったので、診察終了後にサインをして貰った(ど厚かましいかな?と思って心臓バクバクだった)。診察自体は特に問題もなく終診(何となく残念)。

その後、神様のカルテシリーズを読破して(図書館を利用)夏川先生は日本酒が好きなんだなぁと思い、純米大吟醸の獺祭を贈ったらめっちゃ喜ばれた。連れが先生に受診することになった時も(一緒に診察室に入って)磨き三割九分獺祭をお渡しした(主治医ではなく作家にファンが贈り物をお渡ししているので問題ないと信じている)。困った笑顔を浮かべていたので「夏川先生になって頂かないと筆が進みませんよね?」と屁理屈をこねて「まだ上がある(二割三分)ので大丈夫です」と畳こんだら、無事に受け取ってくれた。連れも終診となったので、それ以来先生との縁は切れてしまっていたけれど、偶然先生が3月末で退職されることを知った。迷う事なく獺祭を入手して(私の行動範囲に獺祭を取り扱う酒屋がある)その翌日先生のところに突撃してきた。「一番高い獺祭持ってきました」と言ったら先生は満面の笑みで「いやぁ何よりのものを」と喜んでくれた。無事に大腸がんのフォローアップが終わった事を伝えて「安心して過ごせたのは先生のお陰です」と言ったら「お体大切に」と言われて泣きそうになってしまった(感涙)。「先生もお体大切にしてください、応援しています」と言って早々に退散した。言い足りない事が山とあったが悔いはない。

今日近所のスーパーでスパーリングの獺祭を見かけたので即買い。何本入荷したんだろう(ラスイチ)。

早速飲んでみたら、あ〜こういう感じ〜という緩い感想。獺祭に飽きた人が飲めばいいかも。まだまだ大吟醸が好きだし、等外でも問題ない。

道明寺の桜餅。桜餅はこれが好き。ジャムの体調もすっかり安定して(体重はがっつり減ったけれど…)良い春である。

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