ジャムの誕生日に何をしてあげようかと考えて、手っ取り早くシャンプー。実際のところ喜んでいるかどうか分からないし、飼い主の自己満足かもしれないけれど、毎日の点滴に不潔は大敵だから。シャンプーの後、ふわふわになったジャム。
シャンプー中に後ろ足の力が抜けて座り込んでしまった。些細な段差でコケる事が多いけれど、立っている姿勢も辛いとは。片手でジャムのお腹を支えながらシャンプーを終えたら、タオルドライの最中もずっと伏せの姿勢で大人しくしていた。シャンプーの後はご褒美（プレゼントその2）のバニラアイス。
良い笑顔。鼻先にスプーンを近づけると上手に食べる。もっともっとと欲しがるけれど、食事制限が功を奏しているし下痢は困るので、お楽しみ程度に。本当に具合が悪い時はバニラアイスも食べられなかった（2月頃の話）。節制とお楽しみの塩梅が難しいのだけれど、出来るだけ元気でいてくれれば良いなぁ。
老犬の余生は「ギフト」と聞いたことがある。しかし昨今は夜鳴きをする高齢犬の介護に疲れた飼い主の悲鳴がネット上で散見される。かくいう私もジャムが腎不全で体調が悪化した夜に夜鳴きが止まらず、一晩中お腹の上に乗せていた。翌日動物病院に駆け込んで投薬をして貰ったら夜鳴きは止まったので、相当苦しかったのだろうと思うけれど、もし翌日以降も続いてたら大変だった。なので大きな案件の山場を迎えたこの夏に、ジャムが穏やかに誕生日を迎えられたのは奇跡に思える。父にジャムの事をよくよくお願いしていたので、そのお礼を言って供えていた獺祭を下ろしたら、酷暑に常温保管していたのが悪かったのか、めっちゃ劣化（酸味が強くて辛い）していた。そうは言っても冷蔵庫にお供えは変だったし、父が楽しんだのだから良しとしようと（私や連れが飲むにはキツイ）料理酒にすることにした。父には獺祭に変えてキリン一番搾り。またお願いします。
15歳になったジャム。お誕生日おめでとう。
もしかしてお休みかと心配していたら、ちゃんとあった。左下から、ナスのフライ（ナスの間にハンバーグのタネが挟んであった）ブロッコリー、りんご、レタス、さつまいものかき揚げ、きんぴら、ニシンの煮付け、ご飯、昆布の佃煮、べったら漬け。きんぴらとニシンの煮付けが感動的に美味しかった。ナスは素揚げが好きなので（醤油味）ソース味のフライは…ごにょごにょ。つべこべ言いながらも完食、ご馳走様でした。
三山目が目前の三連休は引きこもってお家キャンプ。疲れ切って何もする気がしないけれど、キャンプ飯で英気を養おう。
当地は旧暦の七夕にお饅頭を食べる風習がある。和菓子店には七夕まんじゅうのコーナーができるし、スーパーにも並んでいる。
今日はおばあちゃんの七夕まんじゅうが売られていたので思わず買ってしまった。
デカいっ。ぎっしりと粒餡（甘さ控えめ）が入っていて、皮の塩味が強め。緑色の葉はシソのような味で、黒糖の味がしないから醤油かな？と色々考えながら完食した。ご馳走様でした〜（美味しいけれど面白い味だった）。
今日はジャムの通院日。15歳の誕生日を迎えられるのかと悲観した時期もあったけれど、いつもの処理（爪・耳・肛門腺）と点滴セットで終了。年齢的にも食欲が落ちたり足腰が弱るから「無理せずに」と先生に言われて「トイレが自立していて夜鳴きをしないので助かってます」と答えたら「老犬ホームができたって患者さんに聞いたよ」と。病気になったりボケてしまったり、寿命が伸びるってそういうことだよねぇ。外飼いが主流だった（犬の寿命も短かった昭和にはなかったよなぁ（遠い目）。小さい頃のジャムがめっちゃ可愛い。
老犬になったらもっと可愛い（親バカ）。目が悪くなって水皿に前足を突っ込んでしまったり飼い主に激突したりするし、耳が遠くなってジャムの名前を呼んでも無視されるけれど、いつも必ず視界の中にいる。日中はずっと一人で昼寝をしているのに、夜になったら一緒に寝るし。犬ガチャで大当たり引いたんだから、多少の不幸は受け入れよう（特に仕事関係w）。
今日のスイーツ。バスクチーズケーキとレモン塩シュー。夏はレモンが美味しい〜。バスクは明日のお楽しみ。来週の三山を越えれば、後は楽になる。ジャムと一緒にボチボチ頑張ろう。
