天皇陛下の靖国神社御親拝を希望する会会長

日本人の歴史認識は間違っています。皇紀2675年こんなに続いた国は世界の何処を探しても日本しかありません。

南出 喜久治塾長

2017-05-15 17:23:52 | 時事


南出 喜久治塾長は國體護持塾の塾長である。
学校教育法第11条(体罰の禁止と懲戒権規定)廃止を主張し、「体罰の会」副理事長と聞くと、
男塾 塾長を想わせる。



しかし如何にも優しそうな出立ちで弁護士と聞けば保守として応援、賛同される方は少なくない。

戸塚ヨットスクールの支持者でもあり、訴訟代理人を務めた。在日朝鮮人である会津小鉄会会長の高山登久太郎の弁護を担当したこともある。との経歴からはやはり男塾塾長か、と眉をひそめる方もいるだろう。

私も当初チャンネル桜などで見かけ國體護持、日本国憲法無効論に心動かされることもあった。
街宣右翼の決まり文句であり、街宣車にもデカデカと書かれている印象が頭を離れないが、当初は國體をこれからも護持していくぞ、だと思っていたが、ホームページには震災の被災地の復興や領土問題、憲法問題などがメインで皇室、皇統、お言葉に関する記事は見当たらない。

それもそのはず南出氏は日本国憲法無効論や新無効論を主張し、知の巨人と言われ最近亡くなった渡部昇一氏との共著 「日本国憲法無効宣言」なる著書も出版されている。

彼の主張は帝国憲法の第73条の改正の限界を越えているので改正されたものではないとの立場から
日本国憲法は大日本帝国憲法の改正限界を超えている。
GHQが原文を作成しGHQの監督下の国会で行われた憲法の改正は、ハーグ陸戦条約に違反している。など保守派にとってはどれも頷ける論拠である。

南出氏に異論を唱える谷田川氏は一見南出氏を批判しているように感じるか、南出氏自身が批判されていると捉えているようであるが、谷田川氏は憲法学、法学の観点から警鐘を鳴らしているのである。

つまり左翼憲法学者の仕掛けた土俵で戦うなと警告している訳だ。

日本国憲法は無効の論拠に國體が護持されていないとする主権の移譲が行われたとした時点で8月革命説を認めることとなり、これによって一番実害を皇統が受けることとなる。

これに対して國體は護持されているとするだけで帝国憲法からの改正であり、連続性が担保でき、万世一系、男系継承が守れるのである。

國體護持塾ともあろう者が憲法無効を主張することの落とし穴を指摘されているにもかかわらず、谷田川氏を左翼呼ばわりする者や自分の論以外は認めずに議論で対決姿勢を示す塾長は悲しいかな男塾の世界である。

橋下が小林をバカ 3(終)

2017-05-15 10:55:24 | 時事

BLOGOS➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
維新の会は権力に媚びるバカである
小林よしのり
2017年05月14日 08:47


『最近の「報道ステーション」は「共謀罪」に力を入れてて、大変良い。
ジャーナリズムの責任を果たしている。

維新の会が提案する「取り調べの可視化」を「付則」で入れても、意味がないことがよく分かった。

「任意同行」で取り調べられるときに自白に追い込まれたら、その後、逮捕されて「可視化」された中で自白を裏付ける証言をさせられるだけ。
しかも「付則」で入れた文言なんか、守られるかどうかも、怪しいということらしい。

一般国民は警察をなめている。
「一般人は関係ない」という政府の嘘に騙されてはいけない。
「一般人」とは何か?
権力に逆らわない者のことだ。

権力は永遠に自民党が維持するのではない。
民進党にも、共産党にも、代わるかもしれない。
自民党の中で、政権交代が起こり、異常なまでの親中派の権力が生まれるかもしれない。
その権力に抵抗したら、「一般人」じゃなくなって、「共謀罪」で監視され、捕まるかもしれない。
そのくらいの想像力もないのだろうか?

「維新の会」は安倍政権に擦り寄りたいのだろうが、明確に間違いを犯した。
自民党と同様に、やはり「保守」ではない。

「共謀罪」が成立したら、日本の言論空間、民主主義は、「内心の自由」を失うのだから、いきなり北朝鮮や中国ほどではなくても、韓国やロシア並みには狭まる方向に進むだろう。

TOC条約はテロ対策の条約ではない。
共謀罪もテロ対策ではない。
ただ、刑法の常識をひっくり返して、犯罪を計画しただけで、監視され、準備したら逮捕され、裁かれるだけ。
実行に至らなかったかもしれない犯罪も、裁かれるだけ。

権力を強化しすぎると、暴力装置が国民に向いてくる危険を高めるだけである。
「自由は要らない、安全ならば」と安易に思い込んでいると、その安全は権力によって粉砕されるだろう。』➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖


いよいよ第3弾だがこのブログに関するコメントが皆無なのでそろそろこの辺でこの騒動の総評をしたいと思う。

とうとう小林氏が本性を剥き出しにしてきた。日本で保守と呼べるのは儂だけ、と豪語していた小林氏が橋下にバカ呼ばわりされ、番組にはもう出ないと反撃し、遂に維新の提案に牙を剥き維新を権力に媚びるバカと朝日のパノプティコン同様にテレビ朝日報道ステーションをあからさまに擁護し始めた。

これは一体どういうことだろうか、問題となった橋下羽鳥の番組もテレビ朝日である。

つまり、同じ局の他番組の中で起きた橋下vs小林
の騒動は今に始まった訳ではなく、府知事時代に山口二郎が主催したシンポジウムで平松邦夫や香山リカ、等が橋下を批判し、高橋哲哉は「知事を天皇にした天皇制ともいえる府政を作ろうとしている」と痛烈に批判していた。

橋下も「これらのハシズムとか言っている大学教授や有識者の話を聴いても、『なるほど』という意見は何一つない」と答えている。

維新の法律政策顧問となってからテレビ朝日の番組を持つようになってからはマスメディア側の反応を見る為の橋下氏の起用、つまりは起用によって中立観を演出したいとの狙いを感じる。

番組の殆どをカットして小林氏をバカ呼ばわりすることで炎上具合を見ていたのだろう。

この小林氏の維新批判は局の代弁にも近く、維新は「権力に媚びている」と橋下ではなく、維新を貶めたいのである。

要するに小林氏を使ってもそれ程炎上しなかったことで結果だけはわかった。



維新パノプティコン足立、丸山穂高議員、自民和田政宗議員がメインの報道特注(右)というネット番組の配信当日に10万人が閲覧するという快挙を達成し、平均すると30万人近くの視聴数を獲得し、朝日の捏造だけを伝えるものもあった。

5月には百田直樹氏が登場し、注目度は益々うなぎ登りである。

恐らくはこのネット番組の報復として小林氏はテレ朝、朝日新聞を擁護したかったのであろうが、いかに地上波のニュース番組、バラエティ番組であってもこのネットの即効性には敵わず、局内の内輪揉め観、マッチポンプ観が透けて見えてしまったようだ。

谷田川惣氏の天皇論

2017-05-15 06:09:44 | 時事




あえてわかりやすく天皇論と書いたが、谷田川氏の著書に天皇論などと銘打った書籍はない。
あくまでも小林よしのりの天皇論を検証批判されてきたイメージからだが、通常「皇統」や「皇室」であろう。『天皇論』では無礼と思うからである。

然し乍ら私的な感想として天皇論を書く資格を持っている方だと思う数少ない一人であるので敢えて使わせてもらった。

谷田川氏の皇室、憲法関連のツイートで批判されている人は所謂ゴリゴリの左翼ではない。寧ろ保守を標榜する小林よしのり氏や南出 喜久治氏などの批判が多い為右派からの絡みも多い。

最近の谷田川氏のツイートで核心を突いたものをいくつか抜粋し、次にあげる。


『安倍政権の存在が都合の悪い勢力にとってやるべきことは何か。相手勢力の分断。これは誰もが知ってる孫子の兵法。保守派の中に安倍政権を批判する勢力をつくる。落ち着いて周りを見渡してください。何かが見えてくるはず。日本が一番とか言ってる政党とか、女系天皇論を述べる右翼漫画家とか。』



『八月革命説でもっとも実害を受けるのが皇統。現行憲法は明治の憲法と関係がないとなると、現行憲法で定める「皇位の世襲」には女系も含むとなる。一方で明治の憲法との連続性を前提にすれば皇位の世襲は当然これまでにならった継承方法となる。護憲派の左翼を黙らせ、簡単に皇統を守ることができる。』



『皇統さえ守れば後のことはだいたい何とかなる。日本は大丈夫だ。ということは皇統さえ崩せば日本は簡単に壊すことができる。左翼はそこを狙ってくる。それなのに尊皇と語りながら女系天皇論を主張する馬鹿がいる。馬鹿につける薬はない。』



如何だろうか、桜井氏や西村氏支持層から反発されていて、リツイートも少ない、これ自体分断のネタになりそうであるが、革新右翼、街宣右翼、保守の一部に全く皇室への尊崇が欠けるか、文字だけを車に貼るだけで二の次になって、排外主義が主になっているもの達が目に余る。

朝鮮人を追い出す事にかまけて国防の観念が欠落しているのだ。自衛隊だけで国が護れるとでも思っているのだろうか。

谷田川氏の言う通り日本を守る事は皇室、皇統を護る事。