天使の梯子の彼方へ

ママのひとり言
  天使の梯子の彼方のまいこへ。。

そして今  18年目へ

2023-12-15 10:33:22 | Weblog
今年もこの日が来た。
何年経っても命日症候群に襲われる。
進歩ないな、、

でも今年は病気療養中で
あまり外にでないので
秋の空や、空気感や、
暖冬のおかげでいつも感じる
12月に続く季節感を感じず
気持ちが穏やかだったような…

あの日…
物言わぬ姿で布団に横たわるまいこに
「まあちゃん、ねんね」と
片言で喋っていた1才半だった孫が
春には大学生になる。
そして今、振り袖選びに奔走している。
17年の年月。

まいちゃんが使ってた
CHANELのトート欲しいな。
まいちゃん、教科書詰め込んで
通学に使ってたたんやろ、、
ママが言ってたよ、
私も使いたい。

そんな事を言う。


あの小さかった孫が大学生。
そう思うと17年の歳月の長さを感じる。

ねぇ、おかーさん
そう呼んでくれる孫の姿が
一瞬まいことダブルことがある。

そうか…17年か、、
よく生きてきたなと思う。

まいこは先日36才になった。
お仏壇の前でハッピバースディを
歌う孫たちの姿に
微笑ましく、切なく…



まいこを失くしてから
苦しみや悲しみや虚しさや
たくさんの感情の中で生きてきた。
それでも、
幼かった次男が独り立ちするまで
頑張ろうと
それだけを思い夫婦で踏ん張ってきた。
その次男も親の心配もよそに
運命の人に出会い、
さっさと結婚して独立し
一児の父になった。

私たち夫婦は
子供に迷惑を掛けないように
余生を過ごすことを目標に
断捨離をしたり
終活を始めた。

折に触れ子供たち家族が集う。
長女家族、長男家族、次男家族
3組の夫婦に孫6人。
それはそれは賑やかで

でも、本来ならそこに
まいこの家族もいたはずで
それを思うと心がざわつく。

夫の持論は、
まいこを失くしたことは
大きな悲しみで
不幸でしかない。
でも、
だからといって自分が不幸かといったら
決してそうではない。
まいこのことを覗けば
幸せじゃないか、、

そうなのだろう。
決して私も不幸ではなく
幸せなんでしょう。

今でも、まいこの代わりに
おかあさんと
そう呼んで慕ってくれる
まいこの友達がたくさんいる。
この命日を前に連絡をくれる
友達がたくさんいる。
それも、幸せなこと。

たくさんの
まいこに関わってくれた人達が
私に関わってくれる。
有り難いと感謝しています。

いつ自分の命が終わってもいいと
そう思って生きている。

私の経験がまいこの経験になる。
私の感動がまいこの感動になる。
私の幸せがまいこの幸せになる。

そう言ってくれた友がいる。
だから、
私は日々を能天気に生きる。
小さな楽しみ見つけて行動する。
今の私には
凄い~も素敵~も
楽しい~も何でもあり。
私は
たくさんの思い出を抱えて
まいこの所に行きたい。

そして出来ることなら、
「おかーさん、がんばったやん」
まいこに言ってもらいたい。

今はそう思ってる。

私の1年が終わる。
また新たな1年が始まる。
何年経っても私にとっては
1年の括りはまいこの命日。



たくさんの方に寄り添って頂き
ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。

私なりの18年目を生きていきます。


まいこママ


17回目の命日に。



3月10日

2023-03-10 09:30:10 | Weblog
3月10日砂糖の日。

娘は佐藤さん。
9年前の3月10日に砂糖に絡めた名前の
小さなcafé &bakaryをopenさせました。

その頃の私は
まだまだ日々生きるのがやっとで
それでも
お母さん、手伝ってねという娘に
自信がないなかでも
娘の役に立ちたいと必死になった。

ちらしもまかず、宣伝もせず
ひっそりopenしたお店は
今ではたくさんのお客様に恵まれ
コロナでcafé は休眠中、
お店のopenも第3子出産で
月に何度かのopenと形を変えましたが
いい感じでお店をやっています。

私はこのお店のおかげで
本来の自分を取り戻したというか…
自分の子供は
まいこだけじゃないことを思い出したというか…
とにかく、私にとって大きな転機になりました。



















今日はopen記念日。
忙しい1日になりそうです。




今年もよろしくお願いします

2023-01-08 16:04:06 | Weblog
新しい年になってすでに今日は8日ですね。
どうか今年もよろしくお願いします。

大晦日まで仕事をして、
(今年はお昼までの営業でした。)
終了時間ギリギリまで洗車のお客様が続き
ありがたいなぁと感謝しながら営業を終えました。

帰宅して慌ただしく掃除して
お夕飯の用意して
おせちの用意して
夜には長男家族、次男家族がやって来て
最後の最後まで賑やかでした。

次男家族は除夜の鐘つきに出掛け
お泊まりでした。
元旦は、
長女家族が風邪をひいたと来れなくなり
またしても長男家族、次男家族と新年の食事会。

2日は夫とふたりで旅行に。
旅行といっでも普段なら日帰りコースの伊勢志摩へ。
とにかくゆっくりしようと決めた旅行で
伊勢神宮、二見ケ浦へ参り
パールロードをドライブして景色を楽しみ
早々に宿に入りました。
旅行にいくと目一杯観光をするのが常ですが
今回はほんとまったりゆっくりと。

子供は受け入れなしの露天風呂つきのお部屋。
シックな佇まいに落ち着いた雰囲気の部屋、
食べきれないくらいのお料理。
同じフロアーに大浴場もあり
貸し切り状態で楽しみ、
朝はお部屋の露天風呂から
日の出を楽しみました。


2日目は帰路につくだけ。
スカイラインをドライブして
展望台からの景色を楽しみました。




ドライブとS.A巡りの旅行でした。

夜は元気になった長女家族が来るというので
買い出しをして、
長男家族、次男家族も誘い
もう一度全員参加のお正月の宴になりました。


はぁ、、疲れた。
なんてお正月だと
ぶつぶつ言う。

夫は
賑やかと書いて楽しいと読む。
煩いと書いて幸せと読む。

静かすぎると嘆くよりはいいと
自分に言い聞かす。
お金がぶっ飛んだお正月。

当たり前に5日から日常が始まり
月初め請求書の整理に没頭し
日曜日だ~と喜べば孫のお守りを頼まれ
今日もなんだよ、、の日曜日を過ごしています。


私が生まれて来た時に与えられた使命は
~家族のために生きる~と聞いた。
そういうことかと府に落ちた。

子供や孫たちに囲まれる日々はやはり幸せ。

ここにまいこがいたら
何も言うことがないのにと
やはりぐちぐちと言いたくなるのが悪い癖。

今年もまだ静かな生活には程遠く
忙しくて過ごすことになりそうです。
なかなかblogも更新出来ませんが
どうぞよろしくお願いします。


まいこママ

そして今…17年目が始まる。

2022-12-15 20:43:50 | Weblog
あの日から丸16年が経った。
今年は17回忌の節目の年だった。

まいこがいなくなってから
何度も法要をつとめたが
今回は
私たち夫婦、
長女家族
長男家族、
次男家族の身内だけでの法要にした。

それでも総勢14人。
狭い仏間で窮屈だった。



僧侶の読経を聞きながら
おちびさんたちが賑やかにあそぷ。



普段は忘れてる感情が
これでもかと溢れ出す。
なぜ?
どうして?
私が何をした?
何年たっても同じことを思う。

仕事もバリバリするようになった。
お孫ちゃんたちを預かって
賑やかに過ごす時間も宝物だ。
今年はふたりも孫が増えて
6人の孫のおばあちゃんになった。
本当ならここにまいこの家族も多分いて、
まいこの子供もいたんだろう。
思いは尽きない。

まいちゃん、逢いたいよ。
まいちゃん、この手で抱き締めたいよ。
いつ願いは叶うんだろう。
もういつでもいいのよ、、
迎えにきてくれても…

今日は泣き言だらけだな

でもまた明日から頑張るよ。
まいこに逢える日まで。

ここまで頑張ってきたお母さんに
花丸つけてね、まいちゃん。

また私の新しい1年が始まる。
ふわり、ゆるりと生きていくね。





ざわざわ…

2022-11-15 08:51:53 | Weblog
毎年恒例…
この季節なざわざわ感。

超忙しい日々。
現実の生活が忙しすぎて
秋の空を眺める暇もなく
空気を感じる暇もなく
ただただ日常に振り回される日々。

これは私の望む生活じゃないと
不満を言いながらも

夫の会社の仕事はやりがいも感じ
お孫ちゃんたちの預かりも
疲れるがたくさんの幸せがあり。

孫たちに囲まれる日々の中で
本当ならここにまいこやまいこの子供が
いたはずなのにと思う。

でも、そうそう気持ちを押し込んで
今ある現実を生きる。

命日まで1ヶ月。
あの年は
あり得ないほどまいこと密な時間を過ごした。
今思っても幸せな時間だった。

あれから、16年。
我が子の法要の準備をしないといけない。
やっぱり理不尽でしかない。

この1ヶ月を通り越せば
少しは気持ちが楽になるんだろうか…

毎年この季節になると
ぐずぐずと泣き言を繰り返す。
進歩がないな私。