天使の梯子の彼方へ

ママのひとり言
  天使の梯子の彼方のまいこへ。。

トラウマ

2013-07-18 09:56:53 | Weblog
先日伯母が亡くなった。

体調も悪い時だったので、ご無礼しようかと思ったが、
子供の頃可愛がってもらったことや、
長男が生まれた時に大喜びしてくれた事、
(伯母は4人目で男の子を生んでたから・・)
まいこが亡くなった時も、
どうしてやることも出来ないけど・・って、わざわざ電話くれたこと・・

いろんな事を思いだして主人に送ってもらって
お別れをしてきた。


もう一人の伯母夫婦に主人が私の状態を話していてくれたこともあって、
静かにお別れをさせてもらえた。


何度経験してもお通夜や葬儀のあの空気は駄目だ。

まいこを送った後からは、
ご近所さんのお通夜葬儀でさえ夫婦一緒にお参りする。
それはただ、一人でいけないからだ。
主人も気持ちは同じようだ。

誰かが亡くなったと聞くと、、、
気持ちが一気にあの日に引き戻されてしまうのは仕方のない事なのか、、


もう1つ私の大きなトラウマは病院だ。

まいこが運ばれたのは大きな大学病院だった。
命がすでに終わっていたことも知らず、
お母さんがどんなことをしてでも助けてあげるから
待ってて・・・と祈りながら走った病院。

大きな病院の駐車場を走った。
大きな病院の中を走った。

そしてまいこの死を告げられた。

あれから・・
病院にはいけない。
どこの病院でもいけない。

やっと、地元の総合病院にだけは一人でいけるようになったけれど、
今でも他の病院には一人ではいけない。

ご近所さんや身内が入院したと聞いても、一人ではお見舞いにもいけないので、
不義理をしてご自宅の方にお見舞いを届けることが多い。

義父が入院していた時も、数えるほどしか病院には行っていない。

あれから、何度か入院した私だが、救急車の音でパニックを起してしまうほどだ。
病院だから、救急車の音だけは我慢してね、、
何度先生や看護婦さんに言われただろう。

救急車も私のトラウマの1つだ。


伯母のお通夜の時、母が入院していることを知った。
もちろん、聞いたとて、母が入院していても病院には行けない。

あの日、大学病院の救急搬送のロビーで、、
連絡が入れてあった母が到着した時にまいこの死を告げた。


不思議な事に、、
いや、あの場所に一緒にいた母だから
わたしにとって病院という場所が大きなトラウマになってる事をよく理解していて、、
病院には来なくていいからと言った。

外出許可をもらってお通夜にお参りしていた母。
帰る時に、主人がまゆみの調子が悪くてお母さんの面倒も見られないてとあやまってくれたらしい。


心を閉ざして背を向けた娘。
それでも母は、私があの子の面倒を見てやらないといけないのに、
それさえ出来なくて申しわけないと主人にあやまったらしい。

70歳になっても、50に近い娘の心配をしなきゃならぬとは因果なものだ。


大きなトラウマ、

お通夜葬儀、病院、救急車、、、

いつになったら克服出来るんだろう。