天使の梯子の彼方へ

ママのひとり言
  天使の梯子の彼方のまいこへ。。

これでいい?これでいいんだよね・・

2012-02-21 15:40:02 | Weblog
自分が心穏やかに過ごせると、
どうしても思ってしまう。

私、何やってるんだろう・・って。
我が子を亡くした自分がそんなふうに過ごしてていいのだろうかって・・

だけど、
苦しくて悲しくてやり切れない日々を過ごしていると、
こんなことしてるとまいこが余計苦しむのではないか・・と思う。


いつも・・・

何かをはじめようとする時も・・
どこかに出かける時も、
何か楽しみがある時も、
いいのかな・・・いいんだよね・・・って必ず思う。


そういう感情は仕方がない事なんだよね。



わんちゃんが我が家にやってきて、2回目のワクチンも済ませて、
やっとお散歩にも行けるようになった。

仕事を終えて、お昼ご飯を食べて、午後のまだ早い時間に外に出る。
この時間に外に出るのは、気候のいい季節に花壇の手入れをするくらい・・だったけど・・

暖かな日差しの中、わんちゃんと外に出る。
田舎の静かな昼さがり、誰にも会うことなくのんびり散歩が出来る。

必要以外に出ることもなかったのに、携帯の歩数計は6014歩、走行距離3608メートル。
今までの平均が300歩~400歩(苦笑)
会社帰りに寄るスーパーで歩くくらいだもの・・

わんちゃんがいなきゃ・・昼間に外に出ることもなかったな・・・
まいこがいなくなって間がない頃・・・
1日ソファーに倒れこんで過ごしてた頃、
帰宅したパパがあの頃元気だったラブラドールを連れて散歩に誘いだしてくれた。
外の空気を吸わなきゃって・・少し身体を動かさなきゃって・・
それでも人に逢わない夜になってからだったな・・・


少し冷たい風・・・
ほっぺに感じる空気・・・
山の中で鳴く鳥の声・・
静かに流れる時間・・


穏やかな時間だな・・・と思うと同時にどうしても感じてしまう。
私何やってんだろう・・・って。

いいんだよね、これでいい。
いつも自分に言い聞かせる。


我が家に来たわんちゃんは・・
私が興味を示したことからパパが飼えばいいってすすめてくれたのだけど、
本当はパパはこのわんちゃんに大きな期待をかけていました。
アニマルセラピーとしての大きな期待を・・・

期待通り、わんちゃんは大きな役割を果たしてくれています。

ひきこもりで必要以外外にも出なかった私をいとも簡単に外にひっぱり出してくれるんですから・・

毎晩、『みるちゃん、今日もお散歩行ったの?よかったね~』と言うパパ。
言葉をひっくり返せば『今日も外に出られたんだね・・・よかったね。』と言うことなのでしょう。

それでも、やっぱり時期もあったのだろうと思う。
今までも抱っこできるワンちゃんでも飼うといいよと随分すすめられた。
だけど、その頃の私では可愛がる事さえ無理だったかもしれないと思う。
ここまで来たから・・今だから・・と言うこともあるんだろうな。

自由にしてあると鳴くこともない。吠えることもない。
そんな子が昨日はやたら仏間を見て吠えた。

もしかして・・・・まいこが来てるのかとカメラを向けた。
オーブが写った。


ワンちゃん、あなたの役目は大きい^^


まいちゃん・・
お母さん、いいんだよね、こうして静かに穏やかに生きてて・・・

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10 コメント

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Unknown (ななはは)
2012-02-21 19:10:32
これでいいの?
疑問を感じたり、穏やかに思えること
楽しいと思うこと
それ感じてはいけないと、思っていました
今でも、あると思います

みるちゃんの存在は、大きいですね
癒されるでしょうね
まいこさん、まいこママさんの
様子を見て、喜んでくれていると思いますよ

パパさんのお気持ちも、あたたかいですね
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Unknown (hana)
2012-02-21 21:49:24
全く同じ気持ちだよ。
そうですね、、ちょっと気持ちが穏やかな時ってあります。
そんな時はいつも思う。
命より大事な子供を亡くしたのにどうして穏やかな気持ちになったり笑えるんですか?って。。
自己嫌悪に落ちたり、これでもいいのかな、、。って思ったり。。
でも、自分では感情のコントロールなんて簡単に出来ませんし、感じたままで生きるのが自然なのでしょうね。。
穏やかな時を過ごせたと思ったら
数時間後には現実を見つめなおして真っ逆さまに落ちる。そんな毎日ですよ。、
ミルちゃん。来るべくして来た子ですよ。
良い時期に良い子が来た。
私はそう思うよ。
まゆさんが穏やかな時間を過ごせるようになった。
それだけで十分凄い存在だよ^^。
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Unknown (けいこりん)
2012-02-22 10:43:01
あの頃は、自分はもう一生笑えない、
いや、笑っちゃいけないと思ったよ。

そんな私を最初に笑わせたのは、
昴太が大好きな大好きなケロロ軍曹のDVDを汐里が見ていた時。
思わず、ふっと笑ってた。

昴太を亡くして、
笑っちゃいけない、
美味しいものなんて食べちゃいけない、
生きてちゃいけない…
そう強く思った。

この5年2ヶ月の月日が、
まいこママを外に連れ出し、
綺麗な景色を綺麗だと思えるようにし、
私を汐里や友人たちとお喋りして笑えるようにし、
テレビを見て面白いと思えるようにした。

でも、常に心の中にはまいちゃんが、
昴太がいるもんね!
綺麗な空を見上げて(こうちゃん、綺麗やな)
って話しかけてるし、
いつもいつも一緒にいると思えるもんね。
寂しさに耐えきれなくなって、
どうにかなりそうな時だって今もある。
穏やかな時がこうして少しずつ増えていくのかな。
後ろめたい気持ちも正直感じる。

でも、きっとそんな母たちをまいちゃんも昴太も喜んでくれてるはずだから。
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ななははさん (まいこママ)
2012-02-22 15:46:15
無意識に楽しんだりすることももちろんあるんだけど、
ふと我に返った時に思うよね。
私、なにやってんだろうって。

どんなことも許せなかった時を思えば
随分自然に生きられるようになったけど、
またそれが無性に許せなかったりするよ。

そんなことのくり返し・・なんだろうね。

みるちゃんは癒しの存在です。
私に新しい空間をプレゼントしてくれた感じ・・
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hanaちゃん (まいこママ)
2012-02-22 15:57:36
何やってんだ・・とこれでいいんだ・・の繰り返し。

穏やかな時間は安らぎであり苦しみでもある。
いつも2つの思いを抱えてる・・感じかな。
この先も、同じ事のくり返しかな、、

そばに小さな子がいるだけで気持ちが癒されます。
憎まれ口を言わないのが何より(苦笑)

どんなことにも“時”っていうのがあるんだね。
そう思います。

今日もみるちゃんとお散歩を楽しみました。
自然の中を歩くのは悪くないですね。
身体に感じる風、匂い、音、目に映る風景・・
自然の中にいるのはいいですね。
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けいこりん (まいこママ)
2012-02-22 16:07:50
あの頃は確かに、
自分が生きてる事さえ許せなかったよね。
許せない事ばかりだった。

それが、、いろんな思いを抱えているけれど、
それでも、静かな穏やかな時間が現実に流れてる。
それでいいんだと思う。
うん、それでいいんだよね。

いつも、一緒にいるんだものね、
どんな時もいつも心の中で話しかける。
そうやって生きる道を見つけたんだものね。

穏やかな時を過ごしてれば喜んでくれるよね、子供たちも・・・
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Unknown (takumama)
2012-02-26 09:41:12
同じ気持ちです。
いつだって、これでいいの?って。
私普通にしていていいの?って。
たっ君がいないこの世界で、こうして時々笑ったりして何事もなかったかのように過ごしていいのかな?ってね。
でもきっとそれは卓も望むことと・・・。
これでいいのかもしれない…最近はそう思うようにしています。
辛いけど、きついけど・・・。
でもそれが生きている私たちの使命なのかもしれませんね。
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takumamaさん (まいこママ)
2012-02-27 07:24:36
いつだって2つの思いを抱えて生きてますよね。
いつもいつも自分に問いかける。
これでいいのか?これでいいんだよね、、って。

まいこの失われた未来を思うと、悲しんで生きてる事がいいのか、
明るく生きることがいいのか、、
思い悩みます。

でも、きっと、元気に明るく生きてる母を望んでいるはずと自分言い聞かす。
とはいえ、安心させられるほど元気にとはいかないんだけどね、、

遺された親がどう生きていくか・・難しい事だよね・・
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Unknown (みほまま)
2012-02-28 22:36:50
「これでいいんだよね。」

そうして、心に問いかけ、まいこちゃんに問
いかけ前に進んでいく、
とてもいい方法だと思います。

これじゃだめだとか、こうしなきゃいけない、
というこだわりから解放された証拠ですよ。
きっとね。私はそう思います。

まいこちゃんも一緒に笑顔で散歩してると思い
ます。いい感じですね。

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みほままさん (まいこママ)
2012-03-01 07:31:05
これでいいんだよね・・
穏やかな時間は安堵感といらだちと2つの感情が混ざる。
でもそれも仕方がないね。

こうしなきゃも、こんなことしてちゃもなく、
心のままに気持ち素直に流されるように生きていけばいよね。

いつもどんなときもまいこが一緒。
それが生きていく道だね。
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