近在の町にある由緒あるお寺で執り行われる節分会に行ってきました。
曇りがちの空に北風が冷たい日でしたが
それなりに楽しく福豆を頂いて帰りました。
朝ネットでチェックすると午後二時からとあったので
近所のおじさんに連絡して一緒に出かけたのです。
でも勘違いしていました。
それはご祈祷が始まる時間だったのです。
豆をもらうのが目的だったので豆まきのことしか頭になかったのよね。
ご祈祷のことは忘れていました。
バカね、何のための節分会でしょう。
駐車場に車を止めてのんびりしていると
駐車係のおじさんが
「ご祈祷に間に合わないよ」と声をかけてきました。
私としてはご祈祷はあまり興味ないのですが。
やっぱりご祈祷にも参加しないとご利益ないのかしら?
おじさんは私のこのつぶやきにこう応えました。
そんなことないよ、
ご祈祷をしてもらった豆をもらうのだから
豆をもらえば福が来るってものでしょ。
そう、そう、そうよね。
ご祈祷に遅れたって豆はお経を聞いているのだもの
豆がもらえればいいわよね。
などと笑いながら歩いて行きました。
お寺に行ってみるとやっぱり二時からご祈祷でした。
せっかくご祈祷の時間に間に合ったのでお坊さんの読むお経をしばらく聞き、
それから恒例のお戒壇巡りをしました。
本堂の地下に真っ暗な道が作ってあって肝試しのように真っ暗な通路を通り向けることで
もう一度胎内に戻った経験をするなどとも言われています。
長野の善光寺にあるのが有名です。
境内には可愛い水子地蔵が二体、静かに物思いにふけっていました。
お戒壇巡りは、
真っ暗な通路を歩く道です。
真ん中あたりに錠前がありそれを触ったら運が開く
などと言われています。
右手はずっと手すりを伝っているので安心です。
私の前には若い人が歩いていて
錠前が見つからない触れないと云って騒いでいました。
が、私は声を聞いたすぐ後に手が錠前に触れ、
ジャラジャラと金属が触れ合う音が暗闇に響きました。
私が触ったすぐ後にまた音が聞こえました。
私はてっきり連れが鳴らしたとばかり思っていたのですが、
暗闇から出ると彼が今回は錠前にさわれなかったというのです。
じゃあ、あの音は他の人だったのね。
おじさんは残念でしたね。
それにしても私にはあの錠前を見逃すなんて信じられませんわ。
本堂に戻るとちょうどご祈祷が終わったところでした。
いよいよ豆まきです。
裃姿の男性が大きな升を抱えて私たちの前に進み出てきました。
今年も私の目の前です。
去年は大きな声で投げてと叫び、気を引いて自分の方にたくさん投げてもらったのよね。
ふふ、恥ずかしげもなくよくやるわ。
思い出すと急に恥ずかしくなって、今年はやめようと自分を戒めました。
毎年大声をあげて豆をねだるなんてちょっとはしたない気がしたのです。
でも、豆まきが始まるとやはり興奮して
裃のおじさんに向かってこっち、お願いと小さく声をかけてしまいました。
言われるとおじさんは素直ですね。
投げてくれるのです。
おかげで今年も福豆ガッポガッポでしたわ。
ほんの数分のイベントですが、後半は遠慮してあまり手を出さずにいました。
福がみんなに行き渡るようにね。
おかげで今年も楽しい節分会を過ごすことができました。
やっぱり外に出るとびっくりすることやら楽しいことがありますね。
たまの外出も必要かもしれません。
明日は立春。
それなのにさらに厳しい寒気がやってきそうです。
春が恋しいですね。
曇りがちの空に北風が冷たい日でしたが
それなりに楽しく福豆を頂いて帰りました。
朝ネットでチェックすると午後二時からとあったので
近所のおじさんに連絡して一緒に出かけたのです。
でも勘違いしていました。
それはご祈祷が始まる時間だったのです。
豆をもらうのが目的だったので豆まきのことしか頭になかったのよね。
ご祈祷のことは忘れていました。
バカね、何のための節分会でしょう。
駐車場に車を止めてのんびりしていると
駐車係のおじさんが
「ご祈祷に間に合わないよ」と声をかけてきました。
私としてはご祈祷はあまり興味ないのですが。
やっぱりご祈祷にも参加しないとご利益ないのかしら?
おじさんは私のこのつぶやきにこう応えました。
そんなことないよ、
ご祈祷をしてもらった豆をもらうのだから
豆をもらえば福が来るってものでしょ。
そう、そう、そうよね。
ご祈祷に遅れたって豆はお経を聞いているのだもの
豆がもらえればいいわよね。
などと笑いながら歩いて行きました。
お寺に行ってみるとやっぱり二時からご祈祷でした。
せっかくご祈祷の時間に間に合ったのでお坊さんの読むお経をしばらく聞き、
それから恒例のお戒壇巡りをしました。
本堂の地下に真っ暗な道が作ってあって肝試しのように真っ暗な通路を通り向けることで
もう一度胎内に戻った経験をするなどとも言われています。
長野の善光寺にあるのが有名です。
境内には可愛い水子地蔵が二体、静かに物思いにふけっていました。
お戒壇巡りは、
真っ暗な通路を歩く道です。
真ん中あたりに錠前がありそれを触ったら運が開く
などと言われています。
右手はずっと手すりを伝っているので安心です。
私の前には若い人が歩いていて
錠前が見つからない触れないと云って騒いでいました。
が、私は声を聞いたすぐ後に手が錠前に触れ、
ジャラジャラと金属が触れ合う音が暗闇に響きました。
私が触ったすぐ後にまた音が聞こえました。
私はてっきり連れが鳴らしたとばかり思っていたのですが、
暗闇から出ると彼が今回は錠前にさわれなかったというのです。
じゃあ、あの音は他の人だったのね。
おじさんは残念でしたね。
それにしても私にはあの錠前を見逃すなんて信じられませんわ。
本堂に戻るとちょうどご祈祷が終わったところでした。
いよいよ豆まきです。
裃姿の男性が大きな升を抱えて私たちの前に進み出てきました。
今年も私の目の前です。
去年は大きな声で投げてと叫び、気を引いて自分の方にたくさん投げてもらったのよね。
ふふ、恥ずかしげもなくよくやるわ。
思い出すと急に恥ずかしくなって、今年はやめようと自分を戒めました。
毎年大声をあげて豆をねだるなんてちょっとはしたない気がしたのです。
でも、豆まきが始まるとやはり興奮して
裃のおじさんに向かってこっち、お願いと小さく声をかけてしまいました。
言われるとおじさんは素直ですね。
投げてくれるのです。
おかげで今年も福豆ガッポガッポでしたわ。
ほんの数分のイベントですが、後半は遠慮してあまり手を出さずにいました。
福がみんなに行き渡るようにね。
おかげで今年も楽しい節分会を過ごすことができました。
やっぱり外に出るとびっくりすることやら楽しいことがありますね。
たまの外出も必要かもしれません。
明日は立春。
それなのにさらに厳しい寒気がやってきそうです。
春が恋しいですね。