昨日のことです。
何日か振りに桜の木を見に行きました。
夏の終わりに大風で倒れた山桜の木です。
いつからそこに立っていたのかわからなくらいの大木でしたが、
地上から1メートルくらいのところで枝分かれしていたようです。
草薮の中に立っているので、桜の花が咲く頃だけは
その花を愛でていたけれど木の立ち姿など気にかけたこともありませんでした。
ところが去年強風に引き裂かれた木を初めてまじまじと見ることになったのです。
冬になって下草が枯れ落ちると木の姿が顕になりました。
今まで真っ二つに裂かれたと思っていたのに実際は三方に引き裂かれており、
一方は畑に一方は東の桑の木の上方に、最後の一方は北向きに倒れています。
多分そういうふうに生えていたのでしょうね。
どれほどの力が幹をへし折ったのか知らないけれどきっとものすごい力だったのでしょう。
畑に飛び出した枝が一番太く、東に倒れたのが二番目の太さでした。
畑の邪魔になる枝は即刻カットされ今は太い切り口だけが山際わから突き出しています。
東へ倒れた枝は邪魔な部分だけは切ったものの後は放置してあったのです。
惨たらしく引き裂かれた枝はわずかな部分が本体とつながっています。
そのわずかな繋がりを通じて桜の精は放置された細枝に命の花をつけました。
厳しかった寒さが峠を越えて春のフキノトウを探している時、
何気なく地面に倒れた山桜の枝を見て驚きました。
細い枝のあちこちに
ピンク色をした蕾が膨らんでいたのです。
桜は生きていました。
倒れた枝はたくさんの細枝を持ちなんとその先には花の蕾がいっぱいついています。
時期が来れば開花して去年とはまた別の桜の景色が見られ流でしょう。
こんなことなら畑に飛び出し枝もそのままにしておけばよかった、と
今になってふとそう思います。
枝の先によく年の花芽がこんなにもいっぱい付いていると知っていたなら
放置して花見ができたのに・・・
美しい光景を一つ見逃した事になりますね。
仕方ない、畑も大事ですから・・・
何日か振りに桜の木を見に行きました。
夏の終わりに大風で倒れた山桜の木です。
いつからそこに立っていたのかわからなくらいの大木でしたが、
地上から1メートルくらいのところで枝分かれしていたようです。
草薮の中に立っているので、桜の花が咲く頃だけは
その花を愛でていたけれど木の立ち姿など気にかけたこともありませんでした。
ところが去年強風に引き裂かれた木を初めてまじまじと見ることになったのです。
冬になって下草が枯れ落ちると木の姿が顕になりました。
今まで真っ二つに裂かれたと思っていたのに実際は三方に引き裂かれており、
一方は畑に一方は東の桑の木の上方に、最後の一方は北向きに倒れています。
多分そういうふうに生えていたのでしょうね。
どれほどの力が幹をへし折ったのか知らないけれどきっとものすごい力だったのでしょう。
畑に飛び出した枝が一番太く、東に倒れたのが二番目の太さでした。
畑の邪魔になる枝は即刻カットされ今は太い切り口だけが山際わから突き出しています。
東へ倒れた枝は邪魔な部分だけは切ったものの後は放置してあったのです。
惨たらしく引き裂かれた枝はわずかな部分が本体とつながっています。
そのわずかな繋がりを通じて桜の精は放置された細枝に命の花をつけました。
厳しかった寒さが峠を越えて春のフキノトウを探している時、
何気なく地面に倒れた山桜の枝を見て驚きました。
細い枝のあちこちに
ピンク色をした蕾が膨らんでいたのです。
桜は生きていました。
倒れた枝はたくさんの細枝を持ちなんとその先には花の蕾がいっぱいついています。
時期が来れば開花して去年とはまた別の桜の景色が見られ流でしょう。
こんなことなら畑に飛び出し枝もそのままにしておけばよかった、と
今になってふとそう思います。
枝の先によく年の花芽がこんなにもいっぱい付いていると知っていたなら
放置して花見ができたのに・・・
美しい光景を一つ見逃した事になりますね。
仕方ない、畑も大事ですから・・・