昨日の夜から雨が降り続いています。
雨降りの一日、今日は午前中に来客があり朝ご飯が遅くなりました。
その後、昼寝、のち読書の日となっています。
この前読み始めたペストは
借りた図書館から返却の催促がありましたので、一時停止。
同時にもう一冊興味を持った作品を
どこかの大きな図書館から借りることができました。
イタリアの作家、マンゾーニの「いいなづけ」という本です。
驚いたことに結構厚めの文庫本が上中下と三巻ありました。
私好みの長編だったのです。
さて読み切れるでしょうか?
お話は十七世紀初頭。
北イタリアのロンバルディア地方のお話です。
ボンバルディア地方と言えばイタリアの中でも
大きく感染が広がったことで有名ですよね。
よくよく振り返ってみると、
私ってあまりイタリアのことを知りませんでした。
このイタリアの作家はとても有名らしいけど私は全くその名を聞いたことがなかったし、
気がつけば今まで一冊としてイタリア人の書いた小説を読んだことがありませんでした。
フィレエンツェの話もサルディーニャの話も
イギリス人が書いたものを読みました。
思い出してもイタリア人の作家ってダンテ以外誰一人知りません。
今、マンゾーニと出会いましてよ。
イタリアの事、特にロンバルディア州のことをコロナ騒動のおかげで知るに至りましたが、
それまでホント、イタリアの事全然知りませんでした。
パスタとかジェラートとか、食べ物のことは少し分かるものの、
カルチャーに関しては無知でした。
レオナルド、ダ、ヴィンチの事は多少の知識はありますが、後は知らないな。
マンゾーニという作家はイタリアではかなり有名な人らしいので、彼の国に関して新しい発見があるかもしれません。
カミュが戻ってくるまで、
しばしイタリア文学に親しみましょう☆