目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

ペスト

2020-04-24 | お題

ペストを読み始めました。

フランスのカミュの作品です。

アルジェリアのある街にペストの感染が広がります。

医師のリウーが主人公の一人です。

まだ読み始めたばかりですが、

とても興味深い話なのでゆっくり読書する時間が欲しいです。

でもなかなか叶いません。

今月中にすませておきたいことがたくさんあります。

一つずつ片付けて早く読書の時間をとりたいな。

今まで読んだ部分でもなかなか気になる指摘がたくさんありました。

ペストについてはネズミが媒体となって広がる感染症という認識でした。

でもそれ以上には想像もしたことがなかったので

今回本を読んでそれがネズミに寄生したノミが原因であることが判り、納得しました。

ウイルスはノミの中に住んでいたのです。

物語の始まりはかの医師がひどく苦しんで死んでいくネズミを見つけたところから始まります。

ネズミの変死体があちこちで発見されるようになって

しばらくすると人間がひどい病にかかるようになってきました。

ネズミを殺したのはノミでした。

ノミは寄宿するネズミがいなくなると今度は人間に寄生するようになったのです。

そうか、ノミか、それは知りませんでした。

 

 

それとペストは地球の歴史の中で何度も起こっていた病気であるらしい、

三十回くらいは起きているそうです。

まあ、そうなんですね。

血清もあるって言う話もしりませんでした。 

 

ペストと魔女信仰の因果関係について知っていたのはこんな事。

簡単に述べれば

中世ヨーロッパではある時期魔女を信仰する人々が多く現れた時代がありました。

魔女と一口に行っても何を持って魔女とするかは議論のあるところですが、

それはさておいて、

実際、ドイツなどでは魔女狩りや魔女裁判なども行われて、

嫌いな女性を魔女として無実の罪に陥れたり、陰惨なこともあったようです。

が、それも置いといて、

その時代、猫は魔女のメッセンジャー的な噂が一般に広まり、人々が猫を見ると虐殺した時代があったそうです。

こうして猫がいなくなったことでネズミが増え、

それでペストが広がった。

それが私の微々とした知識の中で「ペストとネズミと魔女裁判」として記憶している事でした。

本を読んで本質はノミがキャリアーだったことがわかりました。

 

人間の歴史上、菌=ウイルスが何度も何度も人類を襲ってきているようですね。

それはもう天災なんだと、カミュは言っています。

そして

天災は自由を奪う物なんだ、と断言しています。

世界中の多くの国で人々は言います。

私は自由だ、自由を尊重するべきだ、自由にさせてくれ、

そう主張する皆さんに

この本の言葉を捧げたい。

天災は自由を奪う。 

 

人類は今、天災を受けていると思いますよ。

これはアメリカやヨーロッパやアジア個別の問題ではないのです。

人類の頭上に微生物の攻撃が一斉に降りかかっています。

それこそ国境を超えた宇宙防衛軍のような意味合いを持った組織が必要とされているのです。

天災は自由を奪う物。

 

しばしの不自由を本当に自由の本当の意味を考える時間にするべきです。

誰もが好き勝手にする事が自由ではないと知るのに

良い機会が訪れました。

 

活用しましょう。

 

本の話に戻りましょう。

ただ今、本の中ではこの奇妙な病気をペストと認めるか否かと

議論が繰り広げられています。

それを見ると緊急事態宣言を出すべきか否か、と騒いでいた頃のこの国と似ているような気もします。

 

物語はどう展開していくのか、

先が楽しみです☆

 

 

 

 

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原油マイナス価格ってどう言うこと

2020-04-22 | 時事

皆さんの中には経済に詳しい方もおられる事と思いますが、

はっきり言って私は全く知りません。

まして原油の話などまるっきり興味の無いことでした。

で、す、が

昨日ある動画を見て一つの事実を突きつけられ、

愕然としました。

その瞬間に初めて油田とは何か思い知ったのです。

それは湧き出る温泉と同じでした。

私は全くの無知でした。

それにしても驚くのは世界の変化の速さです。

一月に中国で始まった騒ぎがあっと言う間に世界に広がって

およそ四ヶ月、アチコチで都市封鎖が行われてからわずか二ヶ月が過ぎたところです。

たった二ヶ月ですよ。

 

たった二ヶ月でイタリアのヴェネチアの水路の水が透明になり、

あれだけ難題だったCo2 問題がいとも簡単に解決され、大気汚染は大幅に改善されています。

隣国から飛んでくるPM2,5も無い日本では花粉症がいつもより軽いと言う人が多いらしい。

もしくは今年は花粉症の症状が出ていないと言う人もいました。

あの酷い花粉症の症状も原因は花粉だけではなかったようです。

化学物質と花粉で有害物質が生まれたのです。

その因果関係がはっきりと、眼に見えているんじゃないでしょうか。

 

もっと驚いたのは振動に関するニュースでした。

世界の主要産業国が活動をやめると、

世の中から騒音がなくなりました。

車の走行が世界レベルで止まり、道行く人や全ての交通機関が著しく減少された現在、

人間が地球に与える振動が激減したおかげで

地震の発生数が地球規模で減少していることがわかったそうです。

人間がグローバリズムとか、勝手に銘打って地球を揺らし続けていたから、

それが大きな地震の起きる原因の一つだと言うことがわかった事になりますよね。

 

そよりももっと驚いたことは、

わずか二ヶ月ほどの間飛行機が飛ばなくなり、船舶も工場も乗り物も減って

あっという間に油の消費が下がり原油が売れなくなったのです。

産油国は大慌て。

どんどん値を下げましたが売れません。

 

素人考えなら売れなきゃしまっておけば良い、腐る物じゃないんだからと思うけど、

油はね、止めることができないのだそうです。

どんどん溜まってその保存経費が物凄いらしい。

どういう事?

つまりは油田を掘り当てるって言うことは温泉と同じだと言うことです。

温泉は地中の熱い湯の層に穴を開けて筒を通して湯を出しますが、

もともと熱いお湯が泉のように湧き出しているところもあるわけです。

そう言うのって出っ放し状態ですよね。

それと同じで地中の油の層に穴を開けてそれが吹き出す状態にしてあるわけで、

おいそれと止めることはできないらしいのです。

と言うことは、

誰も買わなくても油はどんどん増えていきます。

すると今度は採掘した油を保存する場所が必要となってくるのです。

タンカーやコンビナートがその入れ物となりますが、

わずか二ヶ月でその入れ物が満杯になってきていると言うのです。

産油国はつまりタダでもいいから油を引き取ってと言う立場になってしまい

 

今では買ってくれればお金を払うと言い出しました。

 

それがマイナス価格という事です。

 

今や原油を買えばお金がもらえると言うことなんですが、

需要がないのに買っても今度は国内で貯蔵するのに場所もお金も必要となるので

安い時に買っておく、と言うこともできないみたいです。

ちょっと信じられない話ですよね。

 

先ず油の産出を止められないって、どうよ。

そんなこと考えてもみませんでした。

 

それに二ヶ月だけガソリンや重油の使用を止めただけで

油の取引が逆転するなんて

これまで世界中で使ってきた油の量って本当に膨大な物だったとわかります。

思えばコロナのおかげで

人々の行動がどれほど地球を痛めつけていたかよくわかってきました。

 

もしもコロナが収束したら地球に優しい社会を作りたい物です。

 

今までと同じ価値観で今までと同じ経済社会を作れば

また次のウイルスの攻撃を受けるでしょう。

 

コレまでの経済の仕組み、人々の価値観を変えてまず地球に優しい、人に優しい

 

自分に優しい暮らしを理想とする意識革命を起こさなければなりません。

コロナがそのきっかけになってくれればいいと思っています。

 

 

 

 

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オダマキは春の花

2020-04-22 | 仕事

おはようございます😃

空が晴れてきました。

昨日はとんだ失敗をやらかしました。

教わったことをちゃんと覚えているかわかりませんが、

ゆっくりと思い出しながら布団を作ってみたいです。

まずは縫ってある布団の側を洗ってから綿を入れることにしました。

布団にしたらもう洗うことはできませからね。

なんとおかねもちの花嫁さんが持っていくような絹の布団です。

 

さあてうまく出来るかな。

 

冬の間に片付けて置きたかったことまだいくつか残っているので今月中には

終わらせたいと張り切っています。

 

オダマキが咲き始めています。

春の花って知りませんでした☆

 

 

 

 

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八十一歳※布団を作る

2020-04-21 | 日記

こんばんは。

今日はね、布団作りの見学に行ってきました。

二月ほど前に布団を作り替える話を記事にしたのを

覚えている方が有るかも知れませんね。

すっかりそのつもりで布団の側は出来上がっていたのですが、

二月の初めに交通事故を起こし、その後始末に追われたり、

コロナが流行ってそちらに気を取られていたりで

布団の話が少しも進んでいませんでした。

それでも三月の終わりには綿の打ち直しを頼みに行ってます。

十日くらいで出来ると言う話でしたが、

私の方で布団を作るのを見学したいと要望したので、

タイミングの合う日に連絡がくることになっていたのです。

待っていても連絡がなかったので昨日こちらから電話してみました。

すると今日の午後ならいいと言うのでさっそく行ってきたわけです。

その布団屋さんでは二階の仕事部屋で一人のご婦人が布団を作っています。

四、五年前に見せて貰った時もその人の仕事でした。

実際に布団を作るところを見せてもらうと、

忘れていた綿の扱いの細部が思い出されて、

やっぱりお願いして見せてもらってよかったと思いました。

あっと言う間にシングルの布団を作り上げた後、

お礼を言ってその人の歳を尋ねると

なんと八十一歳でした。

素晴らしい。

是非ともあやかって自分も八十一で布団を作りたい物ですわ。

 

そしたら今、この瞬間に自分の失策に気がつきました。

ヒエー

どうしてこんなドジを踏んだのでしょう。

私は彼女の仕事を逐一カメラに収めておかなければなりませんでした。

なのに、ああそれなのに私ときたら

そのことをすっかり忘れていたのです。

そんなのアリ⁉️

 

この大馬鹿もの!

 

でした。

はあ、情けない。

とりあえず明日は布団作り。

写真で記録を残します。

トホホの夜。

くやしくてねむれない☆

 

 

 

 

 

 

 

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街での楽しみ

2020-04-21 | 日記

こんにちは😃

昨日は雨、今日は曇りの山里です。

今から用事があって街に出かけます。

ついでに買い物もして来よう。

以前は月に一回くらい街に出かけていました。

その時の楽しみは食べ歩きでした。

ほとんど外食することのない暮らしなので、

たまの外食はそれなりの私の楽しみになっていました。

それなのに今はそれも控えた方がよさそうです。

お買い物の間に菓子パンを食べたりすることもありましたが、

それもダメ。

 

出掛けた時のちょっとしたお楽しみが無くなり

生活がちょっとつまらなくなっています。

仕事帰りにお茶飲みに寄ったおじさんも最近顔を見せません。

 

人と会えない社会になってしまいましたね。

コレが一番寂しいです。

今一緒にいる人としかしばらくは会えないわけですから

お互いを大事にするしかありません。

 

帰ったらしっかり手洗いするように意識を持って行動しましょう。

何度も自分に言い聞かせるのに

忘れることが多くて情けないです。

 

今読んでいる小説「ペスト」、市民が次から次へと変死して

そのスピードの速さに驚いています。

NYもこんな感じだったのかしら?

 

この病気をペストと認めるか否かで

役所の考え方などまるで現政府の困惑を見ているみたい。

 

人間っていつの世も変わらぬ愚か者なんだと思い知らされます。

 

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