深夜ですが、
なんとなく眠るきっかけを失いました。
いろいろYouTubeなど見ていたら、
水の問題に関する動画を見つけました。
それは長崎県諫早市の小さな集落で起きた事です。
村では山から流れ出ていた川が突然枯れてしまったのです。
集落の人は田んぼから生活用水全般、その川の水に頼って生きていました。
先祖代々枯れたことのなかった水だったのです。
それがなぜ急に、
調べてみるとなんと
高速道路のトンネルを掘って川の水脈を断ち切ってしまった事が
原因でした。
またもう一つ、
水脈が枯れた動画があります。
こちらの集落は新幹線のトンネルを掘って水脈が枯れたようです。
これはひどい話ですよね。
リニアの問題で、
利権を持っている人はその権利を行使しようと
工事が止まる原因になっている静岡県の知事を悪者にしようとしているようです。
静岡県の知事が何を問題にしようとしているのか
誰も真剣に捉えようとしていないように見えます。
リニアありき。
リニアが開通することこそが正義、という思い込みを国民にすり込み、
静岡県という悪者まで作り上げた無理やりにもリニアを通そうという魂胆です。
先般静岡県知事とJRの人との話し合いの時に、
知事がおっしゃっていたことは誠に今の世の中に合ったお考えだと思いました。
水はもちろん死活問題ですが、
それより何より
都市から都市へ、瞬時に移動。
あっちへ行ったりこっちへ行ったり、忙しいあなたの為に通勤時間短縮。
田舎に住んで都会で仕事。
完全密なトンネルばかり走行のリニアカーが、
コロナウイルスが蔓延するいまの世界とこれからの世界に
本当に必要なのか?
と問題を提起されていましたよね。
それに今回のような事が一度起きればたちまち乗客が居なくなると、
新幹線事業で証明されたでしょう。
リニアが発案されたときって、まだバブルの頃だったんじゃ無いでしょうか。
計画からもう結構な時間が過ぎ
山を崩してリニアカーなんて、もう時代にそぐわないんじゃ無いでしょうか。
止めるなら今です。
Go Toキャンペーンも
今やらなければダメなんです、と言っているホテルの人が居たけれど、
リニアに関しても、大事なのは今。
宿屋の女将に同じ言葉を返したい。
今止めなければダメなんです。
静岡県知事が頑張ってくれているので、
リニア反対派としてはちょっと嬉しい。
水問題は本当に大変な事。
あとで井戸掘って埋め合わせ、なんてことは到底納得できません。
林業から農業、漁業まで、
その上静岡県民の生活用水までもが失われてしまうかもしれないのです。
他県の皆さんも、
リニアの駅で商売繁盛なんて
お金のことばかり考えてないでさ。
持続可能で自然に優しい方法で経済を回せる世の中に
変えて行くしか無いのです。
これまでの様にこれからも、、、って
ソレもう、無理なのです。
新しい生活様式を受け入れるには
新しい考え方を身につける必要がありますよね。
ひどい人はね、
静岡空港へ行く為に新幹線の駅でも作ってあげたらどうだろう、
何ていうのです。
この意味わかる?
リニアで儲けが出ないからゴネている、みたいな受け取り方ですよね。
ひどい話ですよね。
考える事が下司。
あと静岡県を迂回して行けばいいじゃん、みたいな話もある様です。
南アルプスの山々に県境の線があるわけじゃ無いのです。
山は繋がっているのだし、
水脈の問題は非常に繊細なものなんです。
といいのも、その水の源がどこに在り、どこを流れてどこへ行くのか
誰にもわからないからなのです。高速道路のために、
新幹線のために命の水を奪われてきた人が
実際に居るのです。
静岡県知事の立場やその思いを
もっと理解する人に増えてほしいです。