先日から試作を重ねている香炉人形。
試に香をたいた時の写真がこちら。
煙が分かりやすいように上から撮ったので、ずんぐりした感じですが、
本物はもう少しスリム。
作りながら煙の通り具合を確認するので、お香の良い香りを楽しみながらの作業となっています。
先日から試作を重ねている香炉人形。
試に香をたいた時の写真がこちら。
煙が分かりやすいように上から撮ったので、ずんぐりした感じですが、
本物はもう少しスリム。
作りながら煙の通り具合を確認するので、お香の良い香りを楽しみながらの作業となっています。
夏の工房は暑い
そんな中でも、真剣に轆轤に向かう二人。
ここのところ、来年の作品展に向けての作品作りが続いていた二人ですが、
一段落したところで、久しぶりに轆轤に向かっています。
二人の集中力は、暑さも吹き飛ばす・・・・・かな?
工房手土手では、酸化焼成で作品を焼くことが多くなっています。
温度は1230度。
少し温度を上げて焼いてみたこともあるのですが、同じ釉薬でもぴっかぴっかに焼きあがり、
ちょっと好みの感じにはなりませんでした。
絵具も、そのくらいの温度が良いような気がしています。
そして時々、ガスバーナーを使った還元焼成を行っています。
酸化とは違う落ち着いた色合い。釉薬の微妙な変化を楽しんでいます。
今回の還元焼成でも微妙な色合いが出ました。
3つの釉薬を使っていますが、それぞれの重なり具合で7~8色くらい出ているみたいです。
真夏の間は還元焼成はお休み。次回は9月の終わりくらいかな。
還元希望のメンバーの皆さん、それまでに作品を作りためてね。
今日は窯出し。
今回は、下半分はさやに入れた炭化焼成。その上は還元焼成。
今回のさやの中は、こんな感じ。
中の作品は、とても良い感じにあがりました。
黒・青・エンジ・グレーなど、微妙な色合いが出ています。
蓋をあけると・・・
中もおもしろい色になりました。
貝の目あとも出ています。
工房の隅に放置されていた小さな花器。いい具合です。
少し灰を降りかけたところが景色になりました。
炭化焼成では、初めからそのつもりで用意した作品だけでなく、
一度焼いたものの気に入らなかった作品や、ちょっとほったらかしになっていた物などが
蘇る面白さもあります。
次回はどんな作品に会えるかなぁ・・・・・