てつまろの気儘な日常

日常生活での出来事や趣味のことなど気儘に書いております。
09年に開設、22年6月にこちらへ引っ越しました。

世界文化遺産の道を歩く-2-

2019-05-18 20:56:00 | 山歩き
金剛峯寺でNさんと合流し、今回のメインである小辺路へ向かいます。
が、その前に腹ごしらえ。

食堂で早めのランチ・・・とお店を探していたら、一本裏の路地に”コロッケ”の幟を発見!
行ってみたら、”吉田屋”というお肉屋さんでした。お弁当もあって、店頭で食べることができるんで、お昼はこれに決定!

高野山で牛めしってどうよって感じですが、まぁ良しとしましょう。
エネルギを補充します。

お腹を満たしてから、いざ小辺路へ。

入口にはこんな立派な私製看板がありました。

最初は舗装路、やがて未舗装の道に変わり、

薄峠を通過。

高野槙の森を抜ける道を進み、大滝集落への急坂を下り、更に登り返して、

大滝の休憩所に到着。
初日の幕営地候補ですが、まだ行けそうなんで先に進みます。

集落の外れから杉林を進み、自動車の音が聞こえてくると、

高野龍神スカイラインに合流。小辺路はこの道に潰されています。

歩道がなく、辛い舗装路の路肩を歩きます。
やっぱり土の地面のほうが脚へのダメージが少ないですね。
疲れて駐車帯で休憩していたら、

バスが通過していきました。カメラを向けたら手を振ってくれました。
さすが関西、ノリがいいね。

空は曇っていますが、視程はいいです。

東に見える峰々は、吉野から熊野本宮への奥駆道。あちらも世界文化遺産ですが小辺路よりももっとハードな道です。

舗装路にうんざりしたころ、水ヶ峰の分岐にきました

やっと舗装路から開放されると思ったら、

今度は林道に合流。ここも小辺路の大半が潰されています。

クルマがまったく走らない分、スカイラインよりマシですね。
15時を回って、とうとう雨が振り始めてしまいました。

大股への集落の手前で、熊野古道が再び姿を現します。

奥の道がオリジナルっぽいのですが、今は手前を通ります。


大正時代に彫られたお地蔵さんが行き交う人を見守っていました。

雨に打たれて大股の集落に到着。

高野山を出て初めての自販機(笑)がありました。
トイレもあるので、給水を兼ねて長めの休憩をとります。
集落のバス転回場に2張りのテントが。

集落をあとにして

急坂のつづら折りを登っていきます。
天気のせいもありますが、17時を過ぎて暗くなってきました。

今宵の宿泊地、萱小屋跡に到着。雨で荒れそうなんでテント泊は避けたいところです。

小さな私設の無人小屋があり、空きがあるかと覗いてみれば、ちょうど二人分の空きがありました。
先客は群馬からのソロの男性が一人。薪ストーブに火を入れてくださっていたのでレインウェアを乾かします。

今宵の晩ごはんは、宿の宿泊プランについてきた柿の葉寿司とFDけんちん汁。

夜半になって風雨が強くなってきましたが、小屋に入れたおかげで熟睡できました。
この日の歩行距離はSIM抜きのスマホのGPSによれば、行程最長の38.6km!
流石に疲れました。

世界文化遺産の道を歩く-1-

2019-05-18 14:00:00 | 山歩き
遥か熊野那智大社へ向けて歩き出します。宿の主人に断って、街が起き出す前の午前4時に出発。
慈尊院の山門をくぐり、丹生官省符神社への石段を登った先には179丁の町石が立っています。

高野山の町石は1丁。まずはそこを目指して出発。

柿の果樹園の道を進んでいくと、空が明るくなってきました。
いろいろな野鳥たちのさえずりで賑やかです。
ふと振り返れば、麓の町並みが眼下に広がります。


道はやがて林の中へ。とても緩やかな登りで歩きやすい。
道沿いに立つ丁石。

オリジナルが補修され、脇には後世に建てられたものも。

古峠を過ぎたところに展望台があって一休み。

山桜がまだ咲いていました。
ちょっと進むと、

二ツ鳥居。なんでこんな建て方をしたのか判らん。

やがて西側が明るくなってくると、紀伊高原CCが見えてきます。
流石にこの時間にプレーしている方はいませんでした。

笠木峠からはほぼ下り、時折フランジ音が聞こえてきますが、残念ながら姿は見えず。
矢立で国道370号に一旦合流。

お茶屋がありますが、開店前で焼き餅は買えず。

この先は国道370号に沿う区間が多く、自動車の音が響き雰囲気はイマイチ。

国道に吸収されてしまったところがあるようです。


鏡石なるものがありました。真言は唱えず。

倒木が目立ちます。

昨年の台風で倒れたんでしょうね。

やっとこさ高野山入口の大門に到着。

ここまで6時間半ちょっと。いいペースです。

この先の行動食をファミリーマートで仕入れ、壇上伽藍へ向かって歩くと、

1丁石がありました。
金剛峯寺でNさんと待ち合わせ、小辺路へ進みます。

世界文化遺産の道を歩く-プロローグ-

2019-05-12 20:40:00 | 山歩き
史上最長?となった2019年の連休、折角なんで長期休暇でないとできないことを実行することにしました。
高野山麓の九度山から町石道をあるいて高野山、さらに熊野古道・小辺路を通って熊野本宮を通り、那智大社まで歩き通すプランです。昨年末に道中の宿を探したら空きが無かったんでテントを担いて行くことにしました。

前日に九度山まで移動することにして、新大阪まで新幹線、そこからは新規開業のおおさか東線に乗車。

207系かと思いましたが、大阪環状線から移ってきた?201系でした。久々のチョッパ音を聞きました。
久宝寺から王子、高田までは221系で移動、ここからは和歌山線に乗車。
227系1000代が来るかと期待しましたが、やってくるのはすべて105系

五条にて。対面に留置されているTcの台車はブレーキが両抱のDT21T、紀の川沿いの下りで止めるのがしんどそう。


戸袋窓を埋めていない編成も居ます。かつての常磐線緩行みたいです。

予定では高野口から歩いて九度山の街へ行くはずでしたが、橋本で南海のホームを見れば、

お、”天空”やないですか。
当然ながら座れるはずもなく、後部の一般車に乗車。

九度山駅に到着。雰囲気のいい駅舎です。

さて、宿のチェックインまでには少々時間がありますんで、荷物を旅館に預けて近所を散策。

5月の休日らしい風景


明朝歩く、高野山への町石道終点?の慈尊院にお参りしました。
翌日は訳あって早朝出発です。

足腰強化の日

2019-01-14 20:45:00 | 山歩き
2019年の5月連休は例年になく長いので、熊野古道を一気に歩き通そうかと計画中。
まずは足腰の強化から・・・というわけで、祇園から八幡まで山歩き。
とってもいい天気でした。

大茶臼山山頂直下の展望岩からの眺め。

広島市街方面

こちらは鈴ヶ峰方面。

とんどの煙が盛大に上がっていました。

大茶臼山にかつてあったという、作業用索道?の跡は判りませんでした。

ずっと縦走して、鈴ヶ峰西峰から暮れゆく厳島を眺めます。


日没ギリギリで下山し、バス&JRで帰宅しました。

途中の横川駅には227系の試運転列車が停車中

上り方から、S34+A62+A60の8連でした。
数日中にはまた115系が引退するのでしょうね。個人的には3連の増結用にまわしてほしいところですが。

2016年振り返り-山歩きとか-

2016-12-31 17:04:00 | 山歩き
2016年の山歩きを振り返ってみると・・・

1月は倉橋の岳浦山、2月は大野の経小屋山
3月はお休みで、ログ取り用にSIMフリー(ホントにSIMが入っていない)スマホを購入。
4月に白木山と寂地山へ。
5月連休は、四国剣山系へ2泊3日の縦走

好天に恵まれました。

5月には三瓶山、6月には大山・三鈷峰へ。
7月に中野冠山を歩いて脚を鍛えて?から、月末に南アルプス(のはじっこ)へ。

甲斐駒ヶ岳や北岳、仙丈ヶ岳を眺めながらの縦走。
これまた好天に恵まれました。夜叉神からの下山バスの混雑には参りましたが。

8月、家のネット接続をADSLからモバイル回線へ切り替え。
速度より量を重視した使い方だったので、ADSLのほうが安くて良かった。
設備の老朽化とあらば仕方ないね。

秋になると週末の天気が悪くてなかなか山行はできず、10月に厳島・弥山と、
テント担いでの比婆山連峰周回

なぜかテント泊の縦走をすると、雨にたたられます。

11月に近所の牛田山、12月の頭に武田山にちょいとハイクして山行は終了。
後半はやや物足りないまま終了となりました。
秋には大山の烏ヶ山を狙っていたのですが、鳥取の地震で山頂部が崩落して登山禁止に。今年、先の鳥取県西部地震以来の自粛が解けたのに残念です。解けるのは何年先になることやら。


広島県の最高峰は恐羅漢山ですが、その名を冠した食堂「おそらかん」
12月28日に閉店しました。

美味しいオムレツともお別れです。

年明けの5月連休頃から、吉和のもみのき森林公園入口ちかくで食堂を開店するそう。
西中国山地縦走後のお楽しみが増える・・・かな?