山歩きの疲れもあって、夕食後は早くに就寝。
何故か午前3時前に目が覚めた。後で知ったが、地震があったようです。
再び寝て、起きたのは5時
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折角なので、天然掛け流しの朝風呂へ。
さっぱりしてから、朝ご飯とします。
朝ご飯を食べていると、放送で切符販売の案内が。
ザックを宿に預け、出張所へ船の切符を買いに出掛けます。
乗船名簿に名前を記入し、職員さんに「昨日、御岳に登りました。最高の展望でしたよ。」と言うと、
職員さんは「実は御岳への登山は制限しているんです。今は工事が一段落してて、危険はないんですが。」と。
確かに舗装路は何カ所か土石流や土砂崩れを仮復旧したところがあったな。
更に職員さん、「次の工事は4ー5月に予定しているので、そのときは登れません。」と。
いやぁ、運が良かった。って、事前に登れるかは村役場に確認したのですが。
島の真ん中は台地状になっていて、牧場や資料館があるので、行ってみることに。
当然、歩きです。
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台地は放牧地になっています。
トカラ馬の牧場に着いたので、柵に近づいてカメラを構えると・・・
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みんな寄ってきました。小柄なので恐怖感はあまりないですが、蹴られたらタダじゃ済まないかも。
牧場の向かいには資料館が。
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”開館”の札が出ていましたが、灯りはついておらず無人。
しばらく待っていたら、管理人さんが軽トラで来て入館できました。
この資料館、吐噶喇列島全体の資料が揃っています。
自然や歴史、暮らしの資料は揃っていますが、産業については殆どなし。
硫黄採掘の状況って、どんなだったのか気になりました。
応対してくれた管理人さんによると、かつての中之島にはもっと沢山の人が住んでいたそう。
縄文時代の土器も出土しているので、この島では細く長く、人の営みが続いているのです。
帰りのフェリーの運航状況は放送で伝えられます。予定通りなら諏訪之瀬島を出てるはずですが・・・
放送を聞きそびれたか?と港へ急ぎます。乗り遅れたら、つぎは3日後。
海側への坂を下っていると、放送が。「平島を出ました。」と。
なんと1時間以上遅れていたのでした。
再び坂を登る気にもなれず、港でノンビリ過ごします。
潮が引いた港内を見てみれば・・・
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正真正銘の天然温泉。
お昼前、港に島の方々が集まってきました。
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突如、マーケットが出現。農産品や手芸品を買うことができます。
ただ、よく見るとサツマイモなんかも売っていて、これは島内限定流通品ですね。
晩に鹿児島で学生時分にお世話になった方と夕食をご一緒することにしているので、お土産にタンカンと島らっきょうを買いました。
汽笛が聞こえて・・・
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フェリーが入ってきました。
島の男性陣が荷役作業を行うなか、岸壁では物々交換が。1m超の鰆が軽トラに載せられていきました。
やがて出港。岸壁に集まった皆が手を振ります。
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子供達は岸壁の端っこまできて、手を振ってくれました。
たった一泊だったけど、なんかジーンとしてしまいます。
次の口之島を出港して、吐噶喇列島にお別れ。
トカラ富士がだんだんと小さくなっていきました。