てつまろの気儘な日常

日常生活での出来事や趣味のことなど気儘に書いております。
09年に開設、22年6月にこちらへ引っ越しました。

屋久島山旅~下山~

2015-10-10 21:04:00 | 山歩き
屋久島山旅の最終日。早朝、まだ暗いなか、縄文杉へ向かうハイカーを見送ってから朝食として、白谷山荘にメインザックをデポって太鼓岩へダッシュ。
なんとか日の出に間に合った。


宮之浦岳を主峰とする奥岳も朝陽に照らされた。

早起きした甲斐があったね。

やがて宮之浦岳にガスが掛かり始めたので、ザックを回収するために再び山荘へ。
道すがら、苔に覆われた森を撮影

早朝だけあって静かである。

ザックを回収したあとは、川沿いに白谷雲水峡へ下る。

白谷雲水峡に降りてみれば・・・

すごい人出にびっくり!

ここからはバスで宮之浦の街に下ります。
まずはコインランドリーで衣類を洗濯したあと、中心街でお昼に。
祝日なので臨時休業のお店もあり、11時半にお店が開くまでにちょっと時間があったので。

益救(やく)神社にお参り。好天の山行に感謝しました。

帰りもフェリー。船内の洗い場でさっぱりとして、潮風に吹かれ旅の余韻に浸ります。

やがて開聞岳が見えて錦江湾へ。


桜島フェリーと

奄美航路のフェリーに出迎えられて

鹿児島本港へ定刻に着岸して、屋久島山旅は終わりました。

屋久島山旅~大杉の森を下る~

2015-10-04 18:50:00 | 山歩き
3日目も5:30過ぎには出発。今日は距離はあるものの、基本下りベースなので比較的楽なはず。
樹間から空を見上げれば青空。快晴が期待できそうだ。

程なく、朝陽が巨樹を紅く染める。

1時間ほど歩いて縄文杉に到着。もう少し早ければ紅く染まった縄文杉が見られたかも。

展望デッキは閑散としていて、ゆっくり撮影できた。

予定よりも長く滞在してしまったので、やや急ぎ足で下る。
でないと、麓から上がってくるハイキング客と登山道でスライドすることになるから。

けれど・・・

こんな爽やかな光景にみとれてしまって、なかなか進まない。

とうとう、ウィルソン株でハイキング客の団体が姿を現した。
なんとか株の中をサクッとみてからトロッコ道を目指す。


翁杉の株跡。縄文杉に次ぐ太さだったそうだ。

トロッコ道まであとわずか。なのにどやどやハイキング客が登ってきて、スムースに下れない。

それでもなんとかトロッコ道まで降りた。連休だけあってすごい人出である。

ここからは撮り鉄モードで荒川登山口まで下ります。登山口ヤードで見かけた車輌は既出のとおり。
トロッコ道沿いにはかつて屋久杉搬出に携わった人たちの集落”小杉谷”がありました。

記念碑の廻りの柵は古レール。

荒川登山口からは街に出るバスしかありません。今宵も山小屋泊まりなので、再びトロッコ道を登っていきます。

1時間半ほどで分岐に到着。

峠を一つ越え、苔むす森を下ります。

緑一杯の森に囲まれた白谷小屋に到着。15時過ぎでしたが一番乗りでした。

この日の歩行距離は水平距離で約18km。疲れた~。


屋久島山旅~宮之浦岳登頂~

2015-10-02 20:39:00 | 山歩き
初日は淀川小屋に泊まり、翌朝は5:45に出発。この日は宮之浦岳を越えて新高塚小屋まで。
天気予報では晴れだけれど、稜線沿いはガスぎみ。

高盤岳展望台。高盤岳はどこ?

やがて時折ガスが晴れるようになり、高層湿原の小花之江河に到着

日本庭園みたいです。


ガスが晴れるとこんな風景が広がります。

宮島の弥山や大野の経小屋山みたいな感じ。
初めてなのに既視感ありあり。

小さなピークを越えて一息つくと、宮之浦岳前衛の栗生岳が見えてきました。

宮之浦岳はこの峰に隠れて見えないようです。

で、あっさりと栗生岳に到着

山頂大岩の中に祠がありました。

70mほど登って宮之浦岳山頂に到着

廻りは絶景!のはずが360°ガスのなか

お昼を食べながらガスが晴れるのを待ちますが、スカッと晴れる気配はなし。
仕方なく出発しました。

一瞬晴れてもこの程度

尖った峰は永田岳でしょうか。

こんな天気なので、景色に見とれることもなく、日差しを浴びて汗だくになることもなく、快調に稜線を歩きます。

再び樹林帯を歩き、2日目の宿泊地、新高塚小屋に到着。
この日は水平距離で約10kmを7時間ほどで歩きました。