時間通りにバスがやってきて乗り込む。
来た道を引き返すのでテンションは低め。
蔦温泉で小休止し、傘松峠を越える。
酸ヶ湯温泉の休憩で温泉饅頭を買ったが、宿の自家製ではなく麓の業者が作ったのを暖めただけ。これは残念。
行きに比べて天候が回復しており、遠くまで見渡せた。
八甲田ロープウェイは運行を終了しており、スタッフが帰り支度中であった。
萱野ノ原からみた八甲田連峰
青森市内で渋滞に巻き込まれることもなく、定刻に到着。
コインロッカーから預け荷物を回収し、夕飯となるお弁当を買ってホームへ急ぐ。
こんな列車も撮れた。
この日の「あけぼの」牽引機は連結器廻りが賑やかな136号機
取った寝台はB個室(ソロ)上段、進行方向右手。車番はオハネ24 551。
定刻にショックもなく静かに発車。やっぱりいいね、機関車牽引列車は。
暮れゆく津軽平野を快調に走る。水を張った田んぼに映る夕焼け空が美しい。
岩木山も山頂がちょこっと見えた。
途中駅ではぱらぱらと乗客があり、それなりの利用者がいると判る。
結構な運動だったので、秋田を出た辺りで就寝。ジョイント音が心地よい。
夜中、ふっと目が覚めて外を見れば、丁度笹川流れのあたり。
沖には漁火が幾つか見えた。こんな景色が見られるのも夜行列車の良さである。
定刻に上野に到着。
上越線の牽引機はEF64 1053
朝ラッシュを間一髪で避けて帰宅するつもりが、京浜東北線で人身事故。
人が増えた中、品川からKQで帰宅した。
AirBusで青森へ「あけぼの」で帰ってきたAAAな旅はこれにて終了。
復興支援ではないけれど、パスを使って弘南鉄道と十和田観光電鉄は乗りに行きたいところだ。