金剛峯寺でNさんと合流し、今回のメインである小辺路へ向かいます。
が、その前に腹ごしらえ。
食堂で早めのランチ・・・とお店を探していたら、一本裏の路地に”コロッケ”の幟を発見!
行ってみたら、”吉田屋”というお肉屋さんでした。お弁当もあって、店頭で食べることができるんで、お昼はこれに決定!
高野山で牛めしってどうよって感じですが、まぁ良しとしましょう。
エネルギを補充します。
お腹を満たしてから、いざ小辺路へ。
入口にはこんな立派な私製看板がありました。
最初は舗装路、やがて未舗装の道に変わり、
薄峠を通過。
高野槙の森を抜ける道を進み、大滝集落への急坂を下り、更に登り返して、
大滝の休憩所に到着。
初日の幕営地候補ですが、まだ行けそうなんで先に進みます。
集落の外れから杉林を進み、自動車の音が聞こえてくると、
高野龍神スカイラインに合流。小辺路はこの道に潰されています。
歩道がなく、辛い舗装路の路肩を歩きます。
やっぱり土の地面のほうが脚へのダメージが少ないですね。
疲れて駐車帯で休憩していたら、
バスが通過していきました。カメラを向けたら手を振ってくれました。
さすが関西、ノリがいいね。
空は曇っていますが、視程はいいです。
東に見える峰々は、吉野から熊野本宮への奥駆道。あちらも世界文化遺産ですが小辺路よりももっとハードな道です。
舗装路にうんざりしたころ、水ヶ峰の分岐にきました
やっと舗装路から開放されると思ったら、
今度は林道に合流。ここも小辺路の大半が潰されています。
クルマがまったく走らない分、スカイラインよりマシですね。
15時を回って、とうとう雨が振り始めてしまいました。
大股への集落の手前で、熊野古道が再び姿を現します。
奥の道がオリジナルっぽいのですが、今は手前を通ります。
大正時代に彫られたお地蔵さんが行き交う人を見守っていました。
雨に打たれて大股の集落に到着。
高野山を出て初めての自販機(笑)がありました。
トイレもあるので、給水を兼ねて長めの休憩をとります。
集落のバス転回場に2張りのテントが。
集落をあとにして
急坂のつづら折りを登っていきます。
天気のせいもありますが、17時を過ぎて暗くなってきました。
今宵の宿泊地、萱小屋跡に到着。雨で荒れそうなんでテント泊は避けたいところです。
小さな私設の無人小屋があり、空きがあるかと覗いてみれば、ちょうど二人分の空きがありました。
先客は群馬からのソロの男性が一人。薪ストーブに火を入れてくださっていたのでレインウェアを乾かします。
今宵の晩ごはんは、宿の宿泊プランについてきた柿の葉寿司とFDけんちん汁。
夜半になって風雨が強くなってきましたが、小屋に入れたおかげで熟睡できました。
この日の歩行距離はSIM抜きのスマホのGPSによれば、行程最長の38.6km!
流石に疲れました。