19日雨、21日雨、20日晴れでその日に燕岳に登ることができた幸運!!
7月19日、恒例の長野旅行(登山)に夫婦(64歳と61歳)で出かけた。
安曇野の有明温泉まで車で約600km。年々ここまで来るだけで疲労度合が強くなってくる。
梅雨が明けたはずなのに、連日の雨。
宿泊予定の有明温泉「有明荘」には当日燕岳に登った人たちでいっぱいであったが
雨と、風による寒さで多くの人が頂上をあきらめたようだ。
寒さで足が動かなくなり、ヘリに救助を求めた人もいたとか。
いやな雰囲気だったが、天気予報では晴れ。期待しながら就寝。
翌日7月20日は登山日和の晴れ!!
晴れ男の神通力か?。有明荘に車を置いて、登山口まで約20分ほど歩くと中房温泉の登山口。登り始めは7時丁度。
登り始めからの急登りであるが、第1ベンチ、台2ベンチ、第3ベンチ、富士見ベンチと
程よい所にベンチがあり、登りやすい。
富士見ベンチでは名前の通り、遠く富士山を望むことができた。
第3ベンチを過ぎたあたりから、木々の間から、大天井岳、大天荘を見ることができ、雪渓がくっきりと
浮かび上がる景色に急登の疲れも吹き飛ぶ
合戦小屋までの連続する急登を登り切ると、待っていたのは名物のスイカ。
天然水で冷やされたスイカの冷たさと甘さが、
水分の少なくなっている体に沁みわたる。(合戦小屋まで3時間20分)
合戦小屋を過ぎたあたりから、大天井岳の奥に槍ケ岳が見え隠れするようになる。
ますます気分はハイになってくる。
12時10分頃に燕山荘に到着。(登り始めて5時間10分)
見晴らし台から見た、燕山荘、その奥に燕岳。このロケーションは素晴らしい。
燕山荘の裏から、大天井岳への尾根と天にそびえる槍ヶ岳を間近に見ることができる
燕山荘前の広場からの北アルプス裏銀座パノラマ写真。穂高連峰、槍ヶ岳、双六岳
鷲羽、野口五郎岳などが連なっているのであろうが、穂高岳、槍ヶ岳ぐらいしか分からないのが残念
燕山荘に荷物を置いて、燕岳へ出かける。途中、雑誌で見る光景に出合って感激
(頂上での休憩を含めて往復1時間10分)
燕岳頂上から、北燕岳、その奥に立山、剣岳が。右側の山は餓鬼岳か?
同じく燕岳頂上から、燕山荘方向の大パノラマ
左に燕山荘~大天井岳~常念岳の尾根。穂高連峰、槍ケ岳~北アルプス裏銀座の連山を一望でき山荘へは戻りたくない気分。
澄んだ青空に、山荘の屋根の赤と緑、石の白、遠くに浮かぶ雲、それを突き刺すようにそびえる
槍ケ岳。ついつい山荘に戻る足取りも遅くなる
山荘前の広場へ戻って振り返ると、すでに稜線には雲が湧きあがり、風で飛ばされている景色が。
食事後、ブロッケン現象を見ることができた。太陽を背にすると、霧の中に自分の影が映る、珍しい現象だそうだ。
カメラを構えた影が霧の中に浮かぶ。
反対側でも珍しい現象が。左側の太陽の光が雲の中の水滴に反射してできる「幻日」。北アルプス裏通り
の山々の上に2つの太陽が現れたような、まさに幻の日。
「ブロッケン現象」、「幻日」と2つの珍しい現象を同時に見ることができるのは
これまた非常に珍しいことのようだ。
そして日没。
翌日は雨。雨と雨の間に挟まれたピンポイントの晴れの日に、素晴らしい景観、めずらしい現象を味わえたことは、何と幸運なことか。
下山後は毎年お決まりの、お気に入りのペンションで新穂高温泉にある「ペンションほのみ亭」でゆったり温泉気分を味わった。
ここは、家族露天風呂とオーナーの旨い料理が魅力
日の出を拝むことはできなかったが、今年は過去の長野旅行(登山)でも最高の日になった。
早速来年の計画を立てねば
7月19日、恒例の長野旅行(登山)に夫婦(64歳と61歳)で出かけた。
安曇野の有明温泉まで車で約600km。年々ここまで来るだけで疲労度合が強くなってくる。
梅雨が明けたはずなのに、連日の雨。
宿泊予定の有明温泉「有明荘」には当日燕岳に登った人たちでいっぱいであったが
雨と、風による寒さで多くの人が頂上をあきらめたようだ。
寒さで足が動かなくなり、ヘリに救助を求めた人もいたとか。
いやな雰囲気だったが、天気予報では晴れ。期待しながら就寝。
翌日7月20日は登山日和の晴れ!!
晴れ男の神通力か?。有明荘に車を置いて、登山口まで約20分ほど歩くと中房温泉の登山口。登り始めは7時丁度。
登り始めからの急登りであるが、第1ベンチ、台2ベンチ、第3ベンチ、富士見ベンチと
程よい所にベンチがあり、登りやすい。
富士見ベンチでは名前の通り、遠く富士山を望むことができた。
第3ベンチを過ぎたあたりから、木々の間から、大天井岳、大天荘を見ることができ、雪渓がくっきりと
浮かび上がる景色に急登の疲れも吹き飛ぶ
合戦小屋までの連続する急登を登り切ると、待っていたのは名物のスイカ。
天然水で冷やされたスイカの冷たさと甘さが、
水分の少なくなっている体に沁みわたる。(合戦小屋まで3時間20分)
合戦小屋を過ぎたあたりから、大天井岳の奥に槍ケ岳が見え隠れするようになる。
ますます気分はハイになってくる。
12時10分頃に燕山荘に到着。(登り始めて5時間10分)
見晴らし台から見た、燕山荘、その奥に燕岳。このロケーションは素晴らしい。
燕山荘の裏から、大天井岳への尾根と天にそびえる槍ヶ岳を間近に見ることができる
燕山荘前の広場からの北アルプス裏銀座パノラマ写真。穂高連峰、槍ヶ岳、双六岳
鷲羽、野口五郎岳などが連なっているのであろうが、穂高岳、槍ヶ岳ぐらいしか分からないのが残念
燕山荘に荷物を置いて、燕岳へ出かける。途中、雑誌で見る光景に出合って感激
(頂上での休憩を含めて往復1時間10分)
燕岳頂上から、北燕岳、その奥に立山、剣岳が。右側の山は餓鬼岳か?
同じく燕岳頂上から、燕山荘方向の大パノラマ
左に燕山荘~大天井岳~常念岳の尾根。穂高連峰、槍ケ岳~北アルプス裏銀座の連山を一望でき山荘へは戻りたくない気分。
澄んだ青空に、山荘の屋根の赤と緑、石の白、遠くに浮かぶ雲、それを突き刺すようにそびえる
槍ケ岳。ついつい山荘に戻る足取りも遅くなる
山荘前の広場へ戻って振り返ると、すでに稜線には雲が湧きあがり、風で飛ばされている景色が。
食事後、ブロッケン現象を見ることができた。太陽を背にすると、霧の中に自分の影が映る、珍しい現象だそうだ。
カメラを構えた影が霧の中に浮かぶ。
反対側でも珍しい現象が。左側の太陽の光が雲の中の水滴に反射してできる「幻日」。北アルプス裏通り
の山々の上に2つの太陽が現れたような、まさに幻の日。
「ブロッケン現象」、「幻日」と2つの珍しい現象を同時に見ることができるのは
これまた非常に珍しいことのようだ。
そして日没。
翌日は雨。雨と雨の間に挟まれたピンポイントの晴れの日に、素晴らしい景観、めずらしい現象を味わえたことは、何と幸運なことか。
下山後は毎年お決まりの、お気に入りのペンションで新穂高温泉にある「ペンションほのみ亭」でゆったり温泉気分を味わった。
ここは、家族露天風呂とオーナーの旨い料理が魅力
日の出を拝むことはできなかったが、今年は過去の長野旅行(登山)でも最高の日になった。
早速来年の計画を立てねば