海と山と

釣りと近場の山歩きを趣味とするリタイヤおじーのひとりごと

ほのかな恋心

2025-01-31 15:13:34 | 昔の思い出
私の住んでいた中央区日本橋浜町3丁目には前にも書いた力道山の他に藤本二三代も
住んでいた。藤本二三代がまだ売り出す前か売り出し直後の頃で私は12歳前後。
友達の家の隣が藤本二三代の家で友達の家に遊びに行ったときに、よく家の前の
生垣に水を撒いていたのを覚えている。夏になると短パン姿ですらっと伸びた足が
まぶしく感じた。その時代女性の短パンが珍しい時代でもあったので、余計に感じた
と思う。
やさしいお姉さんで、出会うと必ず声を掛けてくれてそのたびに胸が高鳴り自分で
顔が赤くなるのを感じた記憶がある。
後に「夢見る乙女」をヒットさせ紅白歌合戦にも何度か出場している。
この時代藤本二三代よりその母親の藤本二三吉の方が有名だったと思う。「祇園小唄」
とか「かっぽれ」などを唄っていた。後から知ったことだが「東京音頭」の
元唄の「丸の内音頭」も歌っていた人だ。家から三味線の音が聞こえてきていた
良き時代の思い出である。

冬の終わりに咲くと言うスイセンも咲き始め、立春も明後日と言うことで春はそこ
まで来ていると暦上は言えるが、これから数年に一度の寒波が訪れるという。
春はまだまだ。
コメント
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