千鶴おばさんのダイエット&日々の徒然日記 (過去の太極拳)

メタボ検診で黄信号「痩せなさい」先生より命令が出ました
幾多のダイエット繰り返してもままならないこの体何とかしなきゃ

だいこん

2008-02-14 20:12:07 | 歌舞伎・映画・落語など
今、時代小説・山本一力作「だいこん」を読んでいる。
時代小説といっても江戸下町の人情ものでトントンッと読めてしまう軽い物語で、
イメージとしては藤山直美さんを当てはめて読んだ。
腕の良い大工の長女として生まれ利発な少女として成長していく。
両親が働いているため料理を幼い頃から始めるがご飯の炊き方が大人顔負けに上手く周囲の大人を驚かせる。

母親の働く火の見番小屋で九歳から飯炊きとして頑張り給金を蓄えて将来自分で一膳飯屋を開業する心づもりでいる。
腕の良い大工ではあるがお酒好きで博打を覚えた父親の借金に悩まされたり、江戸の名物である火事に見舞われたり苦労を重ねながら十七歳で一膳飯屋「だいこん」を開店する。

此処と言うときに協力者が現れ助けられながら天才的なご飯とおかずを安く提供して下町の労働者から支持を受けていく・・・・・

こんな物語です。まるで藤山直美の舞台を見ているような読み手をそらさないテンポの良さで進んでいくんですから楽しいですね。
何方か興味の有る方は居られませんか。