千鶴おばさんのダイエット&日々の徒然日記 (過去の太極拳)

メタボ検診で黄信号「痩せなさい」先生より命令が出ました
幾多のダイエット繰り返してもままならないこの体何とかしなきゃ

12年度 日本芸能史・中世

2012-04-10 10:07:25 | 造形芸術大学講義
長い休みがありましたが(3か月)いよいよ新講座が始まりました。
今季第一回は中世日本の精神革命と題しておなじみ学習院大学名誉教授の諏訪先生の総論です。





造形大学近くに満開の桜がありしばし鑑賞して学内に春秋座に入ると先生がお出迎えされていました。
「前の方に座ってね」おっしゃる通り前から2番目に席を取りじっくり聞かせてただきました。

907年遣唐使廃止以来対外渡航は禁止され鎖国状態となっていたが「宋」と日本は密貿易などで、
優れた文化が入ってきておりました。

絵画・陶磁器などもその一つですがそれらから多くを学び発展させて来た日本に比べ中国ではあまり発展しなかったのはなぜか。
他民族との争い、戦争によってそれまでの文化はすべて破壊され侵略した国の文化に塗り替えられることが多かった。
そんな侵略を経験しなかった日本ではより深く極めていく事が出来た。

錦絵なども日本の技術は素晴らしく発展しています。
滲みなどの技術はずば抜けて美しく工夫が重ねられてきています。

また絵画において遠近法も中国から入ってきましたが日本独自に近くを大きく遠くを小さく仕上げますが強調したいものは
間に雲を描く技術を編み出しています。
そういえば襖絵の洛中洛外図などでも見かけた記憶があります。

これから1年色々なテーマに沿って学んでいけるのがすごく楽しみです。

帰宅してニュース番組で東寺の夜桜が映し出されていました。
あまりのも美しいのでアップしました。