今回のレポは、削除してしまったファイルを復活させるフリーソフト。
DataRecovery(http://www.forest.impress.co.jp/lib/sys/file/delundel/datarecovery.html)は、HDD、リムーバブルディスクで誤って削除してしまったファイルを復活させるソフトです。
ゴミ箱からの復活は、システムに付属してますが、そのごみ箱を空(削除)にしてしまった場合など、削除したファイルを復活することができる。
窓の杜からソフトをDL。
DLしたファイルは、アーカイブファイル(過去記事<2010.2.16/20>:アーカイブ(その1、2)を参照)なので、適当な場所で、解凍を行う。
このソフトは、面倒なインストールが不要で、圧縮されているファイルを解凍すれば、即時実行することができる。
(ただし、もし今すぐ復活させたいファイルがある場合は、対象となるドライブ以外にDLを行った方がよいのかも)
解凍したフォルダの中には、6つのファイルがある。
解凍フォルダ.jpg->
DataRecoveryの実行時の起動画面。
起動画面.jpg->
ドライブを選択して、「スキャン」実行画面
スキャン.jpg->
スキャン確認.jpg->
復活対象は、ファイル名を指定して検索もできる。
また、フォルダ単位での復活にも対応しているようだ。
仕様によると、復元可能なファイルシステムは、 NTFSとFAT12/16/32となっている。
画面左側のドライブ一覧から復元したいファイルがあるドライブを選択して、「スキャン」をクリックするとスキャン(検索)が実行され、削除済みのファイルが画面の右側に一覧表示される。
復活したいファイルを選択して、「リカバリ」をクリックすればOK。
但し、ここで注意することがある。
復活させるファイルを同じドライブに復活させると、ドライブのディスク上のデータが上書きされてしまいファイルを正しく復活できないことがあるので、別ドライブや、USBメモリなどに復活させるようにした方がよい。
必要な復活ファイルがすべて取り出された後に、ドライブに戻せばOK.。
(誤って削除してしまった直後に、すぐこのソフトで復活させる動作を行なうと、復活率が非常に高いが、いろいろな操作により、削除エリアが使用されてしまうと復活できなくなるので注意)
あと、初回の起動終了時にツールのインストール確認が表示されるので、不必要であれば、チェックを外して終了させればよい。
ツール確認.jpg->
これは、USBメモリに入れておけば、いつでもどこでも使用することができるので、便利といえば便利。
もっとも、誤って削除しないことがいいのだが・・・