ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。
チビクロわ、読書しましたにゃ。
「犬はどこだ」米澤穂信 東京創元社
この前に読んだ「巴里マカロンの謎」
つながりで、米澤穂信さんの本を
読んでみたですにゃ。
米澤穂信さんわ、1978年生まれ、
青春小説としての魅力と
謎解きの面白さを兼ね備えた作風で
注目されている人気作家さんですにゃ。
小説風味多めのミステリですにゃ。
なかなか自分の中で
あらすじが組みたてていけず、
前から順に読んだり、
後ろから読んだり、
真ん中に戻って読んだり
しましたにゃ。
最近わ、SF的小説をスピード感重視で
読むことが多かったので、
全体像をつかむのに
なかなか翻弄されてしまいましたにゃ。
事実わ、主人公の、推測である
語りでしか、明らかにされてないし、
ミステリの主題の他に、
文章の描き方にもトリックが
仕掛けられていて、
もやもやしちゃったチビクロですにゃ。
平易な言葉で、表されてるし、
のんびりした雰囲気が漂っているけど、
人の暗闇を描いた作品ですにゃ。
「犬捜しだったらよかったのに。」
カバー装丁と写真が
カッコイイですにゃ。
岩郷重力+WONDER WORKZ。
今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。
チビクロわ、読書しましたにゃ。
「巴里マカロンの謎」米澤穂信
東京創元社
小市民を目指す訳ありの高校生二人が
主人公ですにゃ。心穏やかで
無害で易きに流れる小市民を
目指すということわ、
小市民でわないということで
それについてわ、
今までのシリーズを読んでみないと
わからないみたいなのですにゃ。
小佐内さんと小鳩君わ、
恋人でわないし、もしかすると
友達でもないのかもしれないけど
まっとうな小市民になるために
一緒に行動しているらしいのですにゃ。
食べ物が主題になってるので
お腹が空いてしまいしまう
キケンな本ですにゃ。
目次
巴里マカロンの謎
紐育チーズケーキの謎
伯林あげぱんの謎
花府シュークリームの謎
あぁ、マカロン食べたいですにゃ。
彼らの生活の中で起こる謎を
解き明かし、解決していくのですにゃ。
チビクロわ、シャーロック・ホームズ
シリーズを読んだり、
名探偵ポアロというテレビシリーズを
見たりしていて、
古典のミステリーわ、
知っていたつもりだけど、
高校生が主人公という設定の
現代のミステリわ、
読んだことがないのに、
いまさら気がついたですにゃ。
ミステリといえば、刑事、殺人、薬物、
軍の秘密機関、武器、がでてくるのが
当たり前だと思っていたけど
この認識わ、誤りであったのですにゃ。
新しい発見をしたですにゃ。
SF系のギミックもないから、
真に文章と登場人物、物語に
向き合う読書わ、
意外と難しく感じたチビクロですにゃ。
でも、チビクロわ、
この主人公たちが気に入ったし、
なにより、スィーツがでてきて
楽しめるから、他のシリーズも
読んでみようと思ったですにゃ。
今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。