チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「没後190年 木米」サントリー美術館

2023-03-23 20:00:00 | 2023 美術館 博物館
チビクロわ、出かけましたにゃ。

「没後190年 木米」
サントリー美術館 3月1日訪問。
木米(もくべい)わ(1767〜1833)、
江戸時代後期の京都で活躍した陶工で、
絵も描く文人ですにゃ。文人ていうのわ、
江戸から明治にかけて、中国の詩書画など学問や芸術に憧れ、中国的教養を身につけたひとらしいですにゃ。風流なのですにゃ。

木米さんわ、古今東西いろいろなスタイルを元にして、自分らしい作品を作ったそうですにゃ。
「理屈っぽくて凝り性。強烈な個性。」
学芸員さん談。

こちらわ、撮影が許可されている
展示作品のバナーですにゃ。
作品を拡大したものですにゃ。
香炉?メモが見つかりませんにゃ。

気になった作品
16?木米32歳の作。黒の濃淡により
雨に濡れた山肌や、木々を表す。
橋上の人物の被る笠が雨を暗示しているそうですにゃ。

19?重陽の節句の菊を描いた作品ですにゃ。繊細な花びらの表現に木米独自の表現があるそうですにゃ。


木米の作品わ、他の展覧会で見たことが
あって気になっていたですにゃ。
素晴らしい作品との出会いに感謝ですにゃ。

新国立美術館で行われている
ルーブル美術館展とコラボの
装飾ですにゃ。


六本木ミッドタウン内にある
アンティコカフェアルアビスですにゃ。
大きいエクレアわ、食べごたえがあって、また食べてみたいですにゃ。


今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。








「ポーラミュージアムアネックス展2023」

2023-03-13 20:00:00 | 2023 ギャラリー
新橋駅から銀座方面に移動したチビクロわ、ギャラリーを見学しましたにゃ。

この展示わ、終了していますにゃ。
「ポーラミュージアムアネックス展2023
自立と統合 vol.1:星野薫・國川裕美・吉濱翔」

チビクロわ、いんたねっとで、
美術の情報を探していて、國川裕美さんの彫刻のお写真を見て、実物をとても
見たくなって、銀座に来たですにゃ。



この遺跡から発掘されたの?って感じのおもむき、色、質感が好きな感じですにゃ。

お分かり頂けただろうか?
側面に描かれているのわ、
ハシビロコウであるのだですにゃ。



今回モチーフわ、三点とも
ハシビロコウという鳥ですにゃ。




國川裕美さんわ、1988年東京生まれだそうですにゃ。藝大吉で勉強したあと、
イタリアに留学したそうですにゃ。

ステキ横顔ですにゃ。

ネットで調べたところ、
エトルリア文化の死生観を勉強して
その表現を探るといった研究もしているそうですにゃ。



今回モチーフわ、ハシビロコウだけだったけど、他の動物も制作していて
すごくいい感じだったので、もしまた
今度展覧会の機会があったら、
ぜひ見に行きたいと思いましたにゃ。
もしかして、ハシビロコウ専門なのかと
考えていましたにゃ。



石の存在感がすごいし、
時間を超越した感じがしますにゃ。
そこはかとなく、イタリアのフンイキが
するような気がしますにゃ。



ずっと眺めていたくなる作品ですにゃ。

素晴らしい作品との出会いに
感謝ですにゃ。


今日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。

「新橋キムラヤのプリンアラモード」

2023-03-08 20:00:00 | 2023 グルメ
チビクロわ出かけましたにゃ。
ネットの記事で取り上げられていた
昭和の雰囲気の喫茶店ですにゃ。

新橋駅前ビル1号館B1F
「パーラーキムラヤ」



生きてる昭和の化石ですにゃ。
ショーケースを見てると
ウキウキしますにゃ。


チビクロが注文したのわ、
プリンアラモードですにゃ。


プリンわ固めのタイプでしたにゃ。
ごちそうさまでしたにゃ。

今日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。



「江戸絵画の華 京都画壇と江戸琳派」出光美術館

2023-03-02 20:00:00 | 2023 美術館 博物館
チビクロわ、原宿駅から有楽町駅に
移動しましたにゃ。
今度わ、日本画の美術展覧会に行きますにゃ。
先日も訪れた美術展の第二部が始まりましたにゃ。

「江戸絵画の華
第二部京都画壇と江戸琳派」
出光美術館

アメリカの
プライスコレクションが里帰りして
公開ですにゃ。

構成
1.深遠な自然へ‐円山応挙とその周辺
2.京中、皆一手‐円山派の画家たち
3.粋の系譜‐酒井抱一と鈴木其一

今回の展示わ、ほんとチビクロのお気に入りの作品ばかりですにゃ。
自然の風景、植物、動物などに
息を詰めて見つめましたにゃ。

チビクロ気になった作品
1.懸崖飛泉図屏風 円山応挙
四枚折りと八枚折りの屏風で組になっている珍しい形式だそうですにゃ。

すぅーっと流れ落ちる瀧の勢いの見事さに、画面に引き込まれましたにゃ。
おぼろげに表された山容、流れ落ちる瀧、渓流、曲がりくねる松、二頭の鹿、
大きな岩などが描かれていて、遠近感や立体感を表す構築的表現が素晴らしいらしいですにゃ。えと、あと空白というか余白の存在感がすごくあるなと思ったですにゃ。

3.夏冬白鷺図屏風 山口素絢(そけん)
銀箔を貼った銀地に墨で描かれた作品ですにゃ。右にわ、夏の景色、左にわ、冬の景色ですにゃ。古びた輝きわ、夏の日光を涼しげな水辺に見せ、雪景色は、柳に積もる雪で表し、凍てつく空気を伝えているのですにゃ。
銀箔の冷え錆びた輝きわ、なんとも
印象的でいつまでも見つめてしまったですにゃ。
応挙の優れた弟子だそうですにゃ。

4.松に鶴図屏風 源琦
彩色が未完成で幕府に召し出されたそうですにゃ。
未完の彩色がかえって幻想的にみえるらしいですにゃ。
左隻


100面相態というとこだけど、
1300羽以上描かれているそうですにゃ。
絵師の執念を感じましたにゃ。

右隻


この松のうろこみたいのも
すごいですにゃ。

円山派の画家たちが描いた虎図🐅わ、
どれももふもふで、怖いけどカワイイで
よいお顔ばかりでしたにゃ。

酒井抱一、鈴木其一とその伝えたお弟子さんたちわ、江戸琳派と呼ばれ、
古典をもとに美しい色を使った草花わ
とても愛らしかったですにゃ。

チビクロわ植物、葉っぱとか花とか眺めるのが好きなので、今回のそういう作品がたくさんあって堪能致しましたにゃ。

素晴らしい作品との出会いに
感謝ですにゃ。

今日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。