チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「ルーヴル美術館展 愛を描く」国立新美術館

2023-04-26 20:00:00 | 2023 美術館 博物館
チビクロわ、出かけましたにゃ。
今日わ、地下鉄日比谷線六本木駅に
ある美術館へ行くですにゃ。

「ルーブル美術館展」新国立美術館

構成
プロローグ 愛の発明
Ⅰ愛の神のもとに 古代神話における欲望を描く
Ⅰ−1欲情 愛の眼差し
Ⅰ−2暴力と魔力 欲望の行為
Ⅰ−3死が二人を分かつまで 恋人たちの結末
Ⅱキリスト教の神のもとに
Ⅱ−1ローマの慈愛からキリスト教の慈愛へ
Ⅱ−2孝心・親子愛 聖家族にみる模範
Ⅱ−3犠牲に至る愛 キリストの犠牲と聖人の殉教
Ⅱ−4法悦に至る神への愛 マグダラのマリアの官能的・精神的な愛
Ⅲ人間のもとに 誘惑の時代
以下省略

会場わ、
いまだかつてないほどたくさんの天使と
ハダカの人の絵でいっぱいかもですにゃ。

天使たちわ、
ふわふわのむちむち?ですにゃ。

チビクロが気になった作品ですにゃ。
34.リオネッロ・スパーダ
放蕩息子の帰宅
父わ、息子を無償の愛で迎え、
息子わ、ごめんなさいという気持ちで
いっぱいの表情ですにゃ。
二人だけの構図に、暗い背景の中、
光があたり、
ドラマティックな演出ですにゃ。
放蕩息子わ、よく描かれるテーマなのだけど、今まで見た作品のなかでも息子が、若く美しい少年でしたにゃ。

35.サッソフェラート(本名ジョヴァンニ・バッティスタ・サルヴィ)
眠る幼子イエス
聖母子像わ、キリスト受難の暗示だそうですにゃ。金色に満ちた画面に青、白、赤の衣の表現が美しいですにゃ。
愛情に満ちたやさしげな母と子どもの絵という感じですにゃ。

こちらわ、撮影が許可された作品ですにゃ。
67.フランソワ・ジェラール
アモルとプシュケ または、
アモルの最初のキスを受けるプシュケ
写真でわよく見えないけど、足元に丁寧に描かれた草花が愛らしいですにゃ。

今回の作品展わ、裸体率が高くて
チビクロわ、目のやり場に困ったけど
素晴らしい作品との出会いに感謝ですにゃ。


今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。







「セレンディピティ日常のなかの予期せぬ素敵な発見」東京都写真美術館

2023-04-20 20:00:00 | 2023 美術館 博物館
東京都写真美術館にいるチビクロわ、
3つめの展覧会をみましたにゃ。

「TOPコレクション セレンディピティ 日常のなかの予期せぬ素敵な発見」

構成
しずかな視線、満たされる時間
窓外の風景、またはただそこにあるものを写すということ
ふたつの写真を編みなおす
作品にまつわるセレンディピティ

チラシによると、
セレンディピティとわ、
「偶然と才気によって、予期しない発見をすること」という意味らしいですにゃ。
今回、セレンディピティをテーマに、
日常の何気ない一瞬を撮影した
作品の中から、写真家たちに
訪れたささやかな心の機微を探るという
写真展ですにゃ。

チビクロが気になった作品ですにゃ。
吉野英理香


小さいポラロイドカメラでの撮影ですにゃ。インコがいますにゃ。




牛腸茂雄
中央に犬が、いますにゃ。

山崎博




同じ場所で撮っていますにゃ。

齋藤陽道
こどもカマキリが中央にいますにゃ。


石川直樹


本城直季



チビクロわ、美術館のショップで
ポストカードや写真集を見てた時
お店にかかっていた静かなピアノ曲に
外国からのお客さんの中国語が
重なって聴こえて、まるで映画の中の
一場面に入り込んだように
思えたですにゃ。

今回見た写真のセレンディピティわ、
作家さんのもの、チビクロも自分の
セレンディピティに出会おうと思いましたにゃ。

今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。



「深瀬昌久 1961-1991レトロスペクティブ」東京都写真美術館

2023-04-18 20:00:00 | 2023 美術館 博物館
チビクロわ、恵比寿駅にある東京都写真美術館にいますにゃ。今日わ、3つの展覧会を見る予定で、2つ目わ、こちらですにゃ。

「深瀬昌久 1961-1991レトロスペクティブ」 東京都写真美術館

チラシによると、
深瀬昌久さんわ、1934年生まれ、
自身の私生活を見つめる視点で、1960年代以降の日本の写真史の中で独自のポジションだったそうですにゃ。後にその写真わ、「私写真」と呼ばれますにゃ。
深瀬わ、妻や家族など身近な存在にカメラを向け、自身のプライベートを晒しながら、自己の内面に潜む狂気を表していき、その狂気わ、被写体に対する愛ある眼差しと、ユーモラスな軽やさがあり、作品を特別で唯一無二なものにしているといいますにゃ。

作品「洋子」
こちらわ、奥さんの出勤姿を撮ったもの。たくさん被写体にしたので、写真を撮るために一緒にいるのか、分からなくなって別れてしまったそうですにゃ。

主要作品『遊戯』『洋子』『烏(鴉)』『家族』

狂気を感じさせる作品群を残した写真家わ、晩年わ、老人ホームで穏やかに暮らしたといいますにゃ。それわ、自己から解放された安楽の日々だったのかもしれないと勝手に思ったですにゃ。

チビクロわ不勉強だから、会場で初めてみた写真家さんでしたにゃ。
たくさんの作品が展示されていて、
ひたすらに見ていきましたにゃ。
実験的な、とても私的な作品わ、すべての人に受け入れられるとわ、思わないけど、なぜか惹かれるところがありましたにゃ。

レトロスペクティブとわ、回顧という意味ですにゃ。

今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。

追記
2023パスポートを購入したので再訪した時にポストカードを買ってしまいましたにゃ。

サスケシリーズですにゃ。




「土門拳の古寺巡礼」東京都写真美術館

2023-04-13 20:00:00 | 2023 美術館 博物館
チビクロわ、恵比寿駅にいますにゃ。
今日わ、東京都写真美術館で、
展覧会を見るのですにゃ。

「土門拳の古寺巡礼」
東京都写真美術館

土門拳さんわ、写真賞に名をつけられる
くらいに、えらい写真家さんなのに、
チビクロわ不勉強だから、
どんな写真を撮っていたのか、
知らなくて、
今回展覧会を見にきたですにゃ。
でも、作品を見ているうちに、なんか
見たことある感じがしてきましたにゃ。
展覧会のチラシにわ、このように書いてありましたにゃ。
略「自らの眼で選んだ古寺や仏像を徹底し凝視し撮影。建築の細部や仏像の手や足、口元などをクローズアップで捉える独自の作品を発表しました。」
そっか、知らずに見ていたし、多くの写真家のお手本だったのだと、思いましたにゃ。まるで美しい女性の肖像画のように感じた構図のお写真もありましたにゃ。完璧な美しさですにゃ。

「絶対非演出の絶対スナップ」という
主義でリアリズムの手法で被写体に接していたらしいですにゃ。
現代で演出しない写真って
、逆に難しそうですにゃ。
必ず映えを考えるし、撮られるほうも
キメ顔する世の中ですにゃ。

土門拳さんの活躍の映像を
展示会場で見たけど、まさに
「写真の鬼」、そして
写真へのあふれる情熱を感じましたにゃ。
土門拳さんわ、昭和の日本を代表する
写真家ですにゃ。


ボクわ、最近落ちていて、
なんにもできなかったですにゃ。
本も読めない。図書館が遠く感じる。
もともとヘタレのぬいぐるみだから、
打たれ弱くて、気分転換もままならないほどだったから、とにかく
見るということを思い起こさせてくれた
展覧会でしたにゃ。
やっぱり、ココロの充電わ大切ですゃ。

今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。