チビクロわ、読書しましたにゃ。
「銀河の片隅で科学世話」
全卓樹 朝日出版社
「物理学者が語る、すばらしく
不思議で美しいこの世界の小さな驚異」
扉を開くと
この挿絵があらわれましたにゃ。
正確にわ、木版画だけども。
チビクロわ、銅版画、木版画の作品が
好きだから、にゃんとも
引き込まれましたにゃ。
そして、次のページを開くと
書いてあるですにゃ。
「われわれが生きるのは
ただ美を発見するがためであり、
他のすべては一種の待機である。
ハリル・ジブラン」
カッコイイですにゃ。
短いエッセイ風に
22話で
構成されていますにゃ。
天空編
原子編
数理社会編
倫理編
生命編と
5つにテーマが分かれていますにゃ。
語り口わ、平易だけど
やっぱり
ぬいぐるみのチビクロにわ
難しいけど、それでいいのだ。
この世にわ、
不思議でびっくりするもの、
美しいことがある、ということが
わかっただけでもいいのですにゃ。
チビクロが好きなお話ですにゃ。
天空編
第4夜
ファースト・ラグランジュ・ホテル
やっぱり、宇宙。
ラグランジュ・ポイントといえば、
ガンダムですにゃ。
原子編
第8夜エヴェレット博士の
無限分岐宇宙
「〜絶えず分岐して数を増やす小道」
「分岐し増殖する小道は、世界そのものと一体がしてしまうのだ。」
著者わ、量子力学の本を書いているから
今度読んでみようと思うですにゃ。
数理社会編
第10夜ペイジランク-多数決と世評
これわ、何度読んでも
よくわからないやつなんだけど。
グーグル検索のことですにゃ。
倫理編
第16夜トロッコ問題の射程
哲学の問題がデータサイエンスへと
変化するにゃ。
生命編
第21夜銀河を渡る蝶
中国SF小説「3体」で初めて
知ったカルダシェフ。
知らないことがいっぱいあって
なんか逆に安心したですにゃ。
そうだ、この世の中わ
チビクロなんかの手に負えない
大きくて、広くて
難しいことだらけですにゃ。
だから、チビクロが
ちっぽけなのわ、当たり前ですにゃ。
ちっぽけバンザイ。
1つの話に1つ添えられる図版が
センス良いですにゃ。
素敵な本との出会い
ありがとうございますにゃ。
今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。