チビクロわ、読書しましたにゃ。
「爆発物処理班の遭遇したスピン」
佐藤究 講談社 2022年刊行
この作品にわ、暴力的描写があるので
ご注意くださいですにゃ。
表題作「爆発物処理班の遭遇したスピン」わ、量子力学をモチーフにした作品ですにゃ。導入がキレのある警察小説でカッコイイのだ。だけど、現場の警察官が、人命よりも優先される軍、国家の威信という大きな権力に圧せられるのですにゃ。佐藤究さんの国家権力への考え方わ、前作に共通してほうちこっかの民主主義とわ真逆の方向で描かれていると思うにゃ。CIAとか、ペンタゴンとかわくわくしますにゃ。量子力学わ興味深いし、難しいけどここでわうまく説明されてチビクロにも小説を楽しむにわ十分にりかいさせてくれていますにゃ。蝶のはばたきに浮遊感でしたにゃ。
8つの作品の短編集ですにゃ。
小説を読んでいるはずなのにふとまるで現実のように感じて、せんりつしてしまう一瞬がありますにゃ。
佐藤究さんわ、前作「QJKJQ」で
江戸川乱歩賞を受賞していまスにゃ。
今日もチビクロのブログをお読み頂き
ありがとうございますにゃ。
備忘録
量子エンタングルメント
EPRペア
やっぱ九州男児が書くものは力強いんですかね💎⤴
(全然関係ないけど、うちのチットの昔の知り合いに「佐藤究」さんがいまして。「まさか作家になってたとか!?」とあせって調べたけど別人でした。←勝手にちょっとがっかりしてましたね⤵)
作品中に大学の教授がでてきて説明してくれるシチュエーションですにゃ。佐藤究作品わ少々ぼうりょくてき表現があるから、チビクロって、ヤバいやつなノット思われそうで心配ですにゃ。中毒性があるのかにゃ。ネットでググると同姓同名って結構ありますネ💨