チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

《聖プラクセディス》おめみえ新常設展 国立西洋美術館 @上野駅

2015-04-23 23:00:00 | 美術館 博物館
グエルチーノ展を見た
チビクロわ
国立西洋美術館の常設展にも
行ったのですにゃ。


フェルメール(帰属)
《聖プラクセディス》の預託を
受け入れ、
3月17日から見ることが
できるようになったのですにゃ。

帰属というのわ、
はっきりと分かっていないけど
フェルメールが描いたという説と
そうでわないという説が
あって、研究中ですということ
らしいですにゃ。

この絵わ、
イタリア人の画家
フェリーチェ・フィケレッリ
という人が描いた作品を
フェルメールが若い時
模写したのでわと、
言われているのですにゃ。

チビクロわ
この絵を見た時
初めわ、
えー、これフェルメールなの?と
思ったのですが
そう言われると
服の布地の表現や
壺の光のあたった感じとかが
あ!そうかも!と思ったですにゃ。

この絵を買ってくれた
個人収集家の方
セイビに寄託して
チビクロに
見る機会をくださいまして
ありがとうございますにゃ。

どんな人なのですにゃ?
他にわどんな絵がお好きですかにゃ?
絵を見るのって
楽しいですにゃ。

美しい空の色にわ
高価なラピスラズリが
使われていますにゃ。

キリスト教の
聖人と言われる
尊い方の絵なのだけれど
やはり
チビクロわ
背景で
お亡くなりになっている
殉教者の
あたまと
どうたいがはなれているのと
おびただしいちがながされたと
おもうと
ちょっとこわいのですにゃ。
このまえに
ちゅとうであった
できごとが
うかんでくるのですにゃ。
かみさまをしんじることって
大変なことなのですにゃ。

今回の常設展示で
気になった作品ですにゃ。




聖人ヒエロニムスさん。
たくさん描かれていますにゃ。
目もとがりりしい
ヒエロニムスさん。
片隅の植物の描写が
好きですにゃ。

チビクロ
このくらいの時代の
板に描かれた油彩画を
見ると、胸が高鳴るですにゃ。
もしや、恋?病気?



チビクロ
この絵が好きなので
もっとよく見たいのですが
小さいのですにゃ。
トクベツな道具
を導入したいですにゃ。
右下に描かれた
かれんな草花と
背景の建築をよく見たいですにゃ。




明暗の描写にひかれた
作品ですにゃ。
そして、髪飾りの真珠が
キレイですにゃ。



この方にご挨拶するのわ
欠かせませんですにゃ。
展示の場所変わりましたね。



昔の、外国の暮らしが
描かれていて、
楽しいですにゃ。



この画家さんわ、
スペインの方みたいですにゃ。
ぐぐってみたけれど
あまり情報がないのですにゃ。
画像わ見ることができて
好きな感じなので
これからもっと見てみたい
ですにゃ。



サロメのお話ですにゃ。
ひとつのモチーフも
画家さんの解釈によって
ひろがっていくのですにゃ。

西美の常設展わ
本当に見ごたえがあるし、
建物もカッコイイし、
広々としていて
おすすめですにゃ。

今日もステキ時間
過ごすことが
できて、
ありがとうございますにゃ。


この後
トーハクに行ったことわ
また次に書きますにゃ。


本日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。

















「グエルチーノ展」国立西洋美術館@上野駅

2015-04-22 21:00:00 | 美術館 博物館
チビクロわ
上野に来ていますにゃ。



「グエルチーノ展」
国立西洋美術館

チラシより引用しますにゃ。
「グエルチーノ(1591-1666)は、
イタリア・バロック美術を
代表する画家として
知られます。
カラヴァッジョやカラッチ一族に
よって幕が開けられた
バロック美術を発展させました。
一方、彼はアカデミックな画法の
基礎を築いたひとりでもあり、
かつては、イタリア美術史に
おける最も著名な画家に数えられました。
19世紀半ば、美術が新たな価値観を表現しはじめると、否定され、
忘れられてしまいましたが、
20世紀半ば以降、再評価の試みが
続けられており、
特に近年では、イタリアを中心に
大きな展覧会がいくつも
開催されています。
国立西洋美術館も
グエルチーノの油彩画を
一点所蔵していますが
今回は、この知られざる画家の
全貌を44点の油彩画によって
お見せします。
わが国初のグエルチーノ展です。」



会場に入ると感じましたにゃ。
美術館というよりも
お寺や教会にきた時みたいですにゃ。
神聖な雰囲気ですにゃ。

薄暗い照明の中
神さまや聖人の人
キリスト教で有名な場面が
描かれていますにゃ。

作品は、どれも大きくて
びっくりですにゃ。

チビクロ
気になった作品ですにゃ。
「聖カルロ・ボッロメーオの
奇跡」
薄暗い中で起こる奇跡。
光がドラマチックですにゃ。
右下にいるのわ、
猫さんですにゃ。

「聖母子と雀」
光が効果的に使われていますにゃ。
いつか見たラ・トゥール展を
思い出すにゃ。
同じバロック時代だったですにゃ。

「キリストから鍵を受け取る
聖ペテロ」
天使の翼に触ってみたくなるですにゃ。
アトリュビュートが鍵の
ペテロさんですにゃ。
聖☆お兄さんでも
おなじみのあの人ですにゃ。

「聖フランチェスコの法悦」
きっと映像で見るより
劇的な感じで伝わってきます
ですにゃ。
絵の持つ力ってスゴいですにゃ。

「聖母被昇天」
天井につけられていた
本来わまじかでわ
見ることができない絵ですにゃ。

「放蕩息子の帰還」
繰り返し西洋絵画で
描かれる場面ですにゃ。
おかえりなさい!と喜ぶ
犬くんの表情がうれしいですにゃ。

「狩人ディアナ」
「エンデュミオン」
物語がありますにゃ。
しかもそのおはなしわ
ロマンティックですにゃ。
しかもふだんわ
別々のところにいて
美術展の今だけ一緒に
いられるのですにゃ。
美しい女神さまですにゃ。



このグエルチーノ展で
初めて
グエルチーノさんの作品を
見ることができて
ありがとうございますですにゃ。

バロック時代作品
ほかにもぜひ
見てみたいですにゃ。

地震の被害を
乗り越えて
また以前のように
絵が飾られるように
なることを
お祈りしますにゃ。



本日もお読みくださいまして
ありがとうございますにゃ。









「果実園 のズコットとフルーツパンケーキ」

2015-04-20 21:00:00 | グルメ

チビクロわ
今日わ
美術館へ行く前に
おいしいもの
食べておこうと
思ったですにゃ。

果物がおいしい
「果実園」さんの魔法に
かかっている
チビクロわ
三週連続して
来てしまいましたにゃ。
今日わ、
「あまおう
ブルーベリーレアチーズ
ズコット」にしましたにゃ。


この美しい断面を
ご覧くださいですにゃ。

おいしさのヒミツわ
果物8:生クリーム2の
黄金比だそうですにゃ。

普段わ
カスタードクリーム派
なんだけど、
果物と、チームを組んでいる
生クリームは、
手強くて
やっぱり派閥争いわ
よくないし、
無党派層への切り込みも
必至なのでわないでしょうか
ですにゃ。

朝とお昼を食べてなかった
チビクロわ
調子にのって
もう一品注文することに
しましたにゃ。

フルーツパンケーキ ミックス
ですにゃ。

はじめわ、フルーツのお味を
確かめるですにゃ。

かわいく、美しい
果実たちですにゃ。



こんなにたくさんの種類の
フルーツが一堂に会することわ
なかなかないですにゃ。
全国フルーツ会議
開催中ですにゃ。
議長パンケーキさまですにゃ。
なんと
フルーツの中に
もう一枚パンケーキさまが
いらしたのに、
びっくりしましたですにゃ。

そして、
パンケーキさまに
シロップをかけて
頂きますにゃ。

さすがに
これだけたべると
苦しいですにゃ。

お店の人に
人間の男性でもなかなかと
言われ、
スゴくはずかしかったけど
おいしくて
キレイなフルーツで
満たされてるから
とても
チビクロわ
幸せでしたにゃ。

おいしいフルーツとスィーツ
ごちそうさまでしたにゃ。

こちらのお店わ
朝はやくからやっていて、
フルーツの
モーニングメニューもあるので
行ってみたいですにゃ。

この後
チビクロわ
上野へ
行ったことわ
次に書きますですにゃ。




本日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。


「果実園の フルーツパフェ」@東京駅

2015-04-18 21:00:00 | グルメ

ステキな絵を見たチビクロわ、
先週も行ったけど
また、東京駅にでて
果実園 に行ったのですにゃ。
フルーツの魔法にかかって
しまったですにゃ。



今日わ
フルーツパフェ ですにゃ。

バナナ、メロン、
パイナップル、スイカ
イチゴ、オレンジ
パパイヤ、リンゴ、
グレープフルーツ
まさに、フルーツバスケット!



そして、
ぴかぴか美しい果物を
さらに!
美しく見せる
カッティング技術の
冴えですにゃ。



どうぞぐるりと
ご覧くださいませですにゃ。



果実って
植物さんたちが
種残すぞ、と
がんばってるところを
人間が利用して
いただいちゃってるんだなーと
思うと、なんかビミョーだけど
植物イノチのキラメキ
フルーツパフェ
おいしく
頂きましたですにゃ。
ごちそうさまでしたにゃ。
また食べたいですにゃ。




本日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。



「花と鳥の万華鏡」 山種美術館@恵比寿駅

2015-04-17 21:00:00 | 美術館 博物館

チビクロわ
出かけましたにゃ。


この美術展わ、
もう終了していますですにゃ。

「花と鳥の万華鏡
-春草・御舟の花、栖凰・
松篁の鳥-」
山種美術館



山種美術館わ
恵比寿駅を出て
ゆるやかな坂を登ったところに
あるですにゃ。
その途中で見た桜が
キレイだったので
チビクロわ
お写真を撮りましたにゃ。



違うと思うけど、
桜って
見ればみるほど
遠くなるような気がする
お花ですにゃ。

チビクロが気になった作品
ですにゃ。

竹垣紅白梅椿図
重要美術品 作者不詳
17世紀
残念ながらお写真わ
ないですにゃ。
出会えたのが
奇跡の作品ですにゃ。
屏風絵なのですにゃ。
トーハクにあっても
いいくらいの作品だと
思いますにゃ。
解説を引用しますにゃ。
「右隻に白梅と紅椿。
左隻に紅梅と白椿を
取り合わせる。
常緑樹で寒い時期に花を
咲かせる椿は、
梅と同じく吉祥の花木に
数えられる。
小鳥は、各所に配され、
飛ぶ、鳴く、宿る、食べる、の
4態を意識して、書きわけている
点が注目される。
竹を弓状に曲げて用いる竹垣は、
関西に多いタイプと考えられ、
また17世紀には、
京都で椿の栽培が
流行していたから、
京都近辺で制作された可能性が
指摘できる。」

葉の先が枯れている笹の葉の
描写にきゅんとした
チビクロですにゃ。

美しいのですが
素朴な感じもあり
いい感じの作品ですにゃ。
またいつか
会える日がくるといいですにゃ。

鈴木其一
四季花鳥図

見たいと思っていた作品。
右端は、春の花、
菜の花や桜草が見えますにゃ。
左にいくにつれて季節が
移り変わっていきますにゃ。
カキツバタ、ヒマワリ、朝顔。
ワレモコウやキキョウ
菊の花。
日本画でこんな大きなひまわり
見ることができてうれしいですにゃ。

今尾景年
松楓啄木鳥図
松有紅葉小禽図
チビクロ大好きな
木島桜谷の先生ですにゃ。

渡辺省亭
牡丹に蝶図

菊池芳文
花鳥十二ヶ月

菱田春草
白牡丹
青みがかった色で描写された
葉や幹。
左上に蝶がいますにゃ。

速水御舟
翠苔緑芝


とても美しい屏風絵ですにゃ。
いつまでも見ていましたにゃ。
大きな瞳の黒猫さん。
美しい緑の幹の青桐に
対比するかのように
茶色のビワの木。
ビワの実の色が少しづつ違い
まるで宝石のようですにゃ。
効果的に配された
芝の島。

アジサイを描くために
トクベツな技法がつかわれている
そうですにゃ。
すこし離れて見ると
その技法の素晴らしさが
わかりますにゃ。
右隻の黒猫さんに
呼応するようなウサギさん。
しぐさにきゅんとしますにゃ。

瑞々しい五月、六月の季節が
表されていて
見ることができて
うれしいですにゃ。

荒木十畝
四季花鳥






結構大きな作品で
しかも四点並んで
展示されていて、
とても美しいですにゃ。
大きく全体の美しさを楽しんでも
いいし、
細部の愛らしさを
みてもいい、
大きいけれど
大味にならない素晴らしさ
ですにゃ。

横山大観
はは鳥(字が呼び出せなかったですにゃ。)

根性ありそうな目をした鳥ですにゃ。
調べたら
中国の瑞鳥ですにゃ。
東山御物展を見にいった時
にも、いたですにゃ。
この作品の素晴らしいのは、
鳥さんがとまっている
イチジクの木と
その葉ですにゃ。
なんともいえない
モスグリーンで
イチジクの実もまだ若い実の
感じがよくでているような気が
するですにゃ。

余白も美しいし、
絵の具のにじみもいいのですにゃ。
大観わ
紙にもこだわったって
きいたことがあるから
トクベツな紙なのかにゃ。

この展覧会わ
もう終わってしまったけれど
山種美術館わ
日本画の美術館で
いつも気になる企画展が
あるので、
チェックしているですにゃ。

じつわ、
ずーっと前に
違う場所にあった時にも
行ったことがあるですにゃ。



ステキな日本画を
みることが
できて、
うれしいチビクロですにゃ。
ありがとうございますにゃ。



本日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。