以前このブログで論じた下図の写真(新装普及版掲載)は、やはり大正6年撮影ではありえないことが、『芸術の無限感』初版本(1926年刊)の掲載写真との比較からも裏付けられることに気づいたので報告したい。
すなわち初版本では大正8年撮影となっていたのである。
もちろん、いつも初版本が正しいとは限らない。
むしろ後の研究の進展により、新しい本において、撮影年が訂正されたのかと思う人もいるだろう。
しかし、この場合明らかに推論の通りと言ってよいから、初版本の撮影年の方がより信頼できると考えていい。
今や多くの人は、この本については新装普及版で読んでいるだろうから、あらためてこの点について注意を喚起しておく。
もともとこの写真の撮影年に疑念を持たない人はそのまま信じてこの本を読んでいるだろう。
仮に初版本との異同に気づいても、どちらを信じてよいかは、そこに興味を持って、ある程度考察しなければわからないことだ。
なお、新装普及版では、初版本にない書簡が加えられたりしているので、もちろん良い面もある。
すなわち初版本では大正8年撮影となっていたのである。
もちろん、いつも初版本が正しいとは限らない。
むしろ後の研究の進展により、新しい本において、撮影年が訂正されたのかと思う人もいるだろう。
しかし、この場合明らかに推論の通りと言ってよいから、初版本の撮影年の方がより信頼できると考えていい。
今や多くの人は、この本については新装普及版で読んでいるだろうから、あらためてこの点について注意を喚起しておく。
もともとこの写真の撮影年に疑念を持たない人はそのまま信じてこの本を読んでいるだろう。
仮に初版本との異同に気づいても、どちらを信じてよいかは、そこに興味を持って、ある程度考察しなければわからないことだ。
なお、新装普及版では、初版本にない書簡が加えられたりしているので、もちろん良い面もある。