文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

第3回里山シンポジウム no.16「里山と田んぼ」勉強会開催 

2006-06-04 22:35:37 | 里山シンポジウム実行委員会のこれから
06/06/03 午後6時より~9時まで、 千葉県佐倉市、京成佐倉駅隣接「ミレニアムセンター佐倉にて開催されました。
 今回は、勉強会と言うことで、以下の観点に添ってパネラーの皆様にお話しをお願い致しました。
■いま、危機的な状況にある千葉県の農業、特に里山と田んぼと言う観点から、また「里山とゴミ」という共通のテーマをもあわせて、どのように評価し、これからどうあるべきかという視点でいろいろな考え方をお聞かせ頂く場と位置付けします。
「里山と田んぼ」と言いましても、 随所で、残土・産廃とか野生動物の跋扈とか、5年~10年以上にわたって、その対策と、場合にはいのちの危険性を張ってまで戦わざるを得ない状況もあります。また、 里山では、まともな所得が得られない状況も生まれています。なまじ里山や谷津田を所有しているが為に、何も手を打たなくても実質的な赤字が累積していく現状とも聞いています。 地域を、食と農をキーワードとして、どのように掴み直していけば良いのか。……
 里山と田んぼとは、食と農とこれからという命題で、パネラーの皆様には、自由闊達に、日頃思っていることをお話を下さいますようよろしくお願いいたします。

○日本雁を保護する会会長 呉地正行「ふゆみずたんぼの現状とこれから、伊豆沼温泉反対運動」
○作家 金丸弘美「食があぶない! スローフードの現状とこれから」
○NPO法人ソフトインダストリー理事長 白石嘉宏「千葉県小見川町ローハス・ホビー村」立上げ計画
○千葉県県立茂原茂原樟陽高校教諭 渡邉英二氏「田んぼの生き物調査現場から見る千葉の農業」
○里山シンポジウム実行委員会会長 金親博榮氏「食と農と里山、現状とこれから」
○桜宮自然公園をつくる会会長 所 英亮氏「桜宮自然公園の成立ちと現状とこれから」
 この勉強会での統括報告は、千葉県立中央博物館副館長の中村俊彦様にお願い致しました
 



第3回里山シンポジウム no.15「谷津守人」分科会開催 

2006-06-04 22:23:24 | 里山シンポジウム実行委員会のこれから
 06/06/03 午前10時より~午後1時まで、我孫子市のこもれび会館にて、no.15「谷津守人」分科会が開催されました。
 参加者は60名以上に達し、盛況でした。
 我孫子市にある里山では、「おかぼっと」は著名です。そこで、日本アカガエルの卵塊が、この春に異常なほど急に増加した事が、詳細な調査によって判明し、その原因について、皆で考え、現地も観察してみようとの趣旨で、我孫子市の「谷津守人」之代表者の話では、昨年から今年にかけて、池を新たにつくったり、ヨシを切り落としたり、いろいろなことを行った結果、何故かよく分からないが、といいつつ、いくつもの仮説を提示され、何故だろうという謎解きの話しあいごとき感じ
でした。ユニークな集いという印象です
 シンポジウム+現地観察会の形式でした。

 

「ラムサール条例湿地を増やす市民の会」発足しました

2006-06-04 22:12:05 | Ramnet-J.日本の湿地保全に統合的対応
 本日、6月4日(日)午後1時30分より、都内千代田区、秋葉原駅近くの「ちよだパークサイドプラザ」の会議室で設立発起人集会が開かれました。
 まず、任意団体として、全国各地のラムサール加盟を目指す、地域の皆さま方に参加を呼びかけます。なるべく柔軟な組織形態を目指すことなどを確認しあいました。
 沖縄や四国、九州など全国から、関係者が集まり、共同代表として6人、事務局長、事務局次長の体制で本日付け、正式の発足となりました。
 全国のブロックごとを目処に共同代表を目指します。NPO法人藤前干潟守る会の辻 淳夫様/日本雁を保護する会会長の呉地正行様/千葉県の干潟を守る会の牛野くみ子様など、まず6人体制でスタートすることになりました。
なお、事務局長として、日本湿地ネットワークの浅野正冨氏が就任することとなりました。
 最短時間で立ち上がれるように、準備を進めることになりました。