朝日新聞 2006/6/27朝刊に掲載された記事は注目です(一部分転載)
「倒産が怖い、システム開発を」
安倍官房長官の私的諮問機関「公文書等の適切な管理、保存及び利用に関する懇談会」が公文書の保存に関する報告書をまとめ、電子データ化した公文書を長期活用するために新システムを開発するように提言した。
電子データ化した公文書の多くは市販ソフトを使っており、ソフトを作る企業が倒産したら文書の閲覧が出来なくなる恐れがある。
技術の進歩で旧式のフアイルが使えない可能性もあり、「私企業のソフトに依存していればそのフアイルを何十年先でも見られるかどうかは分からない」(内閣府幹部)と判断した。
「法律を閣議にかける」などの決裁文書は、30年間保存することになっている。しかし、殆どが「現物保存」となっているため、政府は電子データ化を進めている。
ここからコメント:
電子機器の機能の一部を切り出して、民生品を創り出すことを日本の製造メーカはおしなべて得意です。東芝さんが「日本語ワードプロセサ」を市場に出してからの専用WPの爆発的な普及はある面では驚異的でした。が、同時に日本国民にとても不幸な経験と、迷惑をかけてきたのも事実です。
それは、
(1)その専用WPが現在は殆ど市場から姿を消してしまったこと。
(2)その専用WPで作成された一時期の保存文書であるべき文書が、専用WP等を介したために利用出来ないで消滅さえも起こっていること。データを一部分でも取り出せないトラブルが続いていること
(3)何よりも、専用WPしか利用できない世代。パソコンに移れない多くの中高年者を産み出してしまった弊害に直面しています。
詳細文書は、以下から閲覧出来ます
ご意見をお聞かせください
XML・DB開発/WEB対応GIS/運用支援業務
株式会社 トータルメディア研究所
荒尾 稔 tmlarao@tml.co.jp
「倒産が怖い、システム開発を」
安倍官房長官の私的諮問機関「公文書等の適切な管理、保存及び利用に関する懇談会」が公文書の保存に関する報告書をまとめ、電子データ化した公文書を長期活用するために新システムを開発するように提言した。
電子データ化した公文書の多くは市販ソフトを使っており、ソフトを作る企業が倒産したら文書の閲覧が出来なくなる恐れがある。
技術の進歩で旧式のフアイルが使えない可能性もあり、「私企業のソフトに依存していればそのフアイルを何十年先でも見られるかどうかは分からない」(内閣府幹部)と判断した。
「法律を閣議にかける」などの決裁文書は、30年間保存することになっている。しかし、殆どが「現物保存」となっているため、政府は電子データ化を進めている。
ここからコメント:
電子機器の機能の一部を切り出して、民生品を創り出すことを日本の製造メーカはおしなべて得意です。東芝さんが「日本語ワードプロセサ」を市場に出してからの専用WPの爆発的な普及はある面では驚異的でした。が、同時に日本国民にとても不幸な経験と、迷惑をかけてきたのも事実です。
それは、
(1)その専用WPが現在は殆ど市場から姿を消してしまったこと。
(2)その専用WPで作成された一時期の保存文書であるべき文書が、専用WP等を介したために利用出来ないで消滅さえも起こっていること。データを一部分でも取り出せないトラブルが続いていること
(3)何よりも、専用WPしか利用できない世代。パソコンに移れない多くの中高年者を産み出してしまった弊害に直面しています。
詳細文書は、以下から閲覧出来ます
ご意見をお聞かせください
XML・DB開発/WEB対応GIS/運用支援業務
株式会社 トータルメディア研究所
荒尾 稔 tmlarao@tml.co.jp