文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

本駒込富士神社の山開き 2009-7-1

2009-07-06 22:44:40 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2009-7-1
 東京都文京区本駒込にある、富士神社に家族3人で出かけました。
年々盛んなお祭りになってきていることを実感。
 何で、いまどきこんなに子供たちが多いのか。
それも驚きです。

 富士神社にお参りするためには、最後にとても急な20段くらいの階段があります。
今回は、あまりに込んでいるので、しばらく順番待ちをしました。
 ここの名物は江戸柄での落雁です。でも買いませんでした。

 文京区では、2~3年前まで学校閉鎖、学級減少を盛んに言っていましたが、ここぴたりと止まりました。忍ばず通りだけでも壁の如くたったマンションから、今になってどんどん子供たちが育って学区に入り出しているそうです。
 間もなく逆に足りなくなりそうだとの話も。何せ文京区だけで、近年8,000人も住民が増えたとのことです。
 マンションも賃貸も、目に見えて安くなってきています。




盛岡市から車で1時間(2)子供の森。日本の矛盾がそのまま

2009-07-06 22:43:00 | 東京の街角からモニタリングでわかること
5 中心施設にある、わんぱくランド
 まさに原体験型の施設であり、その峪にある着替えが次々とできる「お風呂」もユニークでした。子どもたちは、特にスタンプラリーに夢中でした。
 遊ぶことよりも10ヶ所のスタンプを探し出すことに夢中になってしまって、気がついたら施設を使った遊戯もほとんど使わずじまいで、次の機会にというになりました。

6 施設は、デイズニーランドも顔負けなくらい。でも入場無料となっています。
 こどものための施設としては、超一流であると認めます。所員の方々も元気いっぱいで
とても好感がもてました。
 会場内に保育園からの団体貸し切りバスが10台程度来ていましたが、ここh団体としてくるだろという意味もわかります。
 でもなぜこのような施設を都心部に作れないのか、というかどうしてこのような辺鄙なところしか作れないのかが疑問です。
 無料にしても、それでもどう見ても入場者不足で、大きな赤字を生み出しているだろうことは感じました。
 あたりまえです。ここへどのようにして最も大事なリピータを、何度も何度も来訪させられるでしょうか。
 盛岡から1時間というと、対象とする小さな子どもたちは飽きてしまってぐずります。
 親から言っても、車代だけで大変な出費です。
 銀河鉄道だって高いし、何よりも時刻表を見ましたが1日に数便しかありません。

 したがって物理的に利用不可能な場所にあるとしか言いようがありません。

7 なぜこのような場所に作ってしまったのか?
 それが疑問です。岩手県庁の方々のも今度聞いてみたいと思っています。



盛岡に行きました。「こどものもり」へ遊びにいきました

2009-07-06 19:50:22 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2009-7-6
 昨日、岩手県盛岡市の郊外にある「県民 こどもの森」に行ってきました。入場無料でした。駐車場には10台を超す県内の保育園のチャーターバスが並び、目立ちました。

1 盛岡は妻と1年ぶりの訪問となりました。
 嫁さんが3人目を秋に出産の予定です。その準備もあっての盛岡訪問でした。
 同時にJRで2人とも3日間12,000円という超安価な切符にも目が行ってしまいました。
 次男の孫(小1と保育園児の女の子)と、5人で盛岡駅前からちょうど1時間をかけて到着、山の上であり、隣にはスキー場が存在するような箇所。かなりといっていいくらい遠く、簡単には行けない。
 工事は山と谷をすべて掘り起こして組み立てなおした、まさに土建工事の独壇場。
土地代に回る部分を、すべて県内業者に工事を配分したという構図に見えます。 
 
2 最寄には盛岡から、「銀河鉄道とのセットクーポン」があって、便利だとのことです が、車でのフル山道の1時間はすごい。

3 「子供のもり」の設備ははいったいこれにどのくらい資金を投入したかがわからないほどすごい。 2人の孫も、一緒となった親子たちも夢中になって遊んでいて、
 盛岡郊外であれば、何度でも何度でもリピータとして参加してくるような、素晴らしいイベントも。東京や仙台市からも出かける人がいてもおかしくないねというところ。
 二男夫婦はここを過去5~6回使ったとのことで馴染みの場所。
 
4 なんで、このような僻地にこれだけ無尽蔵に金をかけた施設ができてしまったのか、 それがもったいないし、悲しい。
  確かに広大な土地がただ見たいに手に張ったからなおのでしょうが、土地が高いとい うことは価値があるということであり、盛岡みたいな環境産業がメインのような場所で
 ここの価値は計り知れないと思います。
 



トヨタのアキレス腱にもなりかねない、愛知県での里山問題(6)

2009-07-06 18:00:37 | トヨタカンバン方式と自動車産業の革新へ
2009-7-6
 
 トヨタの新社長は、自分でスポーツカーを運転することを無上の喜びとして感じ取りことのできる方と聞いています。それは、トヨタへの新たなロマンと、新たな企業文化をもたらすことになると思います。
 そのためには、新製品として白物家電のような自動車の製品であっても、社長自らがハンドルを握って車を実際に走らせて検証をすることによって、一味もふた味も奥行きのある、付加価値のついた新たな分野を切り開ける製品になると思います。
 
 その行為がトヨタによる尊敬される自動車文化を新たに創造する事になるのでしょう。それ故に、不便な北海道の奥地とは異なる身近な所でのテストコース構築が必要だとの認識は同意しますし、また、絶対に必要な事業だと理解しています

 現在、そのためもあってか、トヨタが愛知県の方々と相談しながら、本社工場から車で20分程度の場所に、広大な里山を全部破壊して、テストコースを造り上げようとしていることを、聞いています。
 すでに、90%もの土地を愛知県の担当者等が代行して、トヨタの代わりに土地の取得までがなされていると聞いてもいます。行政が一企業のためにここまでやることは異常ではないのでしょうか。まず第一の疑問点です。

 たしかに、北海度の奥地で専門のスタッフが新製品のテストを行っているのと比較して、本社工場のすぐ近くで、しかも中部国際空港に近く、近々できる第二名神(通称トヨタ道路)からも真近い箇所にできれば、社長が新製品等をテストするには最善でしょう。

 しかし、そのために、日本にとって貴重な660Haもの里山をつぶし、5,000人に及ぶ地域の方々を放り出してよいものか、そのようなことがトヨタという会社に、社会的な意味で、権利として与えられているのかを、改めてお考えいただけないかと提言しておきます。

 しかも丁度、生物多様性条約第10回締結国会議(CBD-COP10)が2010年10月に名古屋市で開催されます。
 日本国は、里山に着目し、日本からの提言として「Satoyamaイニシァテイブ」をも提唱もしています。
 その足元での貴重な里山の、超の字が付くほどの大規模な環境破壊は、国内的にも許容できることではなく、国際的には、厳しく指弾される可能性が高いと申し上げざるを得ません。→ なんと、面積だけで東京湾のデイズニーランドの丁度10個分です。
 現在、多くの生物多様性にかかわるほとんどの市民団体や、企業連合の方々からも、事実確認を要求され出しています。
 今後、各方面からの意見表明がなされていくと考えられています。
 
 なお、愛知県内には三河湾に向かっての、田原町に、膨大な埋立地の空き地が所在すると聞いています。こちらの活用のほうが、愛知県にとっても、トヨタにとっても最善策と
思えてなりませんが。

 トヨタにも、愛知県名古屋市が、この会議を招へいしたいきさつから、生物多様性の活性化に協力を果たしていくという流れをも、今後はいろいろと考慮をお願いしていけないか、と、まずご提言をしていきたいと考えています。

 この敷地内には、立派に圃場整備された現役の、また一連の優良田んぼも多数含まれています。
 立場を変えて、水田の無肥料無農薬によるふゆみずたんぼ+里山の組み合わせが、一次産業としての水田稲作を、生物多様性を最高度に高める農法として日本の全国で定着が始まっています。
 
 トヨタが広報活動として提供いただいている「宇宙船地球号」に乗って、この660haを、日本農業と里山の再生のための、また環境省が提唱している「Satoyamaイニシテイブ」実現の場として、協力し合えませんでしょうか。
 素晴らしい情報を「2010にCBDCOP10/名古屋」として、ご一緒に共同して発信できればとても幸いです。

 CSRの観点からも、ご検討をよろしくお願い申し上げます。

なお写真は、開発予定地の一例です。地域の方々は愛知県から、トヨタから言われて、かなり参っているようです。   


ハイブリットのトヨタか、ホンダか、電気自動車の日産か(5)

2009-07-06 17:03:24 | トヨタカンバン方式と自動車産業の革新へ
2009-7-6
 トヨタに限らず、自動車のハイブリット化、さらに電気自動車化が推進されていくと何が起こるでしょうか。
 ひとつは、ある段階から、特定の機種以外は徹底的に売れなくなる流れが世界的に起こってくる可能性が高いと思います。
 電気自動車かハイブリットか、購入する側も真剣に考えているからでしょう。

 世界中の多くの先進国を中心にして、その対策として、自動車を購入しようとする顧客への金融的な助成を強めると思われます。
 特に電気自動車への助成が大きく膨らむと考えられます。それはフル電気自動車は、現在の電気関連企業との縁形成が随所にできて簿もいもかけない新製品や使い方が発明され、発見されて一大ブームを呼び出す可能性が高いからです。

 エンターテイメントや、コンテンツビジネスとの連動が、早くもうわさされ出しています。また多数の企業が新たなビックビジネスの場へと参入を図る場となるでしょう。

 でも、取材すると日本の自動車メーカはすべて3年後以降は大丈夫だが、今年と来年が乗り切れるかを危惧していることがはっきりと分かります。

 典型がトヨタとは異なった課題で苦悩を抱え込んでいる日産でしょう。電気自動車に一気に投資を集中していきます。日本国内でトヨタとの競合は避けたいという思惑もあるかと思います。

 2010年度から一気に日本で5万台、米国政府から助成金を得て一気に何と10万台。
よほど自信があるのでしょう。
 日産は次年度、インドでの低コスト自動車機器製造にも参画して、ルノーとの
相互連携が、エスプリをもって進展していきそうです。韓国でも独自に。
 
 どちらが優位かは、自動車を白物家電と考えるか、生活を豊かにする移動区間と考えるか、家庭での電源提供をも包含するトータルな生活文化支援機機器と考えるか。
 とても興味深い、ある面ではわくわくする世界だと思っています。

 いずれにせよ電気製品がエンジンとなる時代には、「温暖化対応」もさらにさらに待ったなしとなって、内燃機関が徹底的に締め出されていくと考えることが正常でしょう。
と考えています。
 




でも、これからがトヨタの組織的な底力を感じます(4)

2009-07-06 16:24:53 | トヨタカンバン方式と自動車産業の革新へ
2009-7-6
 なぜ、このような無統制な状況に陥ってしまった様に外部から見られるのか?
それは謎ですが、ひとつは名古屋・愛知県のもつ、地政学的な特性があるのだと思ったりしています。
 それは、とても重要なことで、名古屋商法の典型的なパターンなのであるとしたら、すごいものです。

 いままで、大企業某的に、外部から見て第3者的には、よく分かっている問題点が、トヨタ内部では共有化出来にくい。あるいは出来ない。それは体質的な課題として理解されていても実行できない。

 しかし、いろいろな困難が集権して束になって、いやでも認識を迫られたときに初めて、経営者相互間で意見の一致をみられた時に、一点集中、全面展開という、兵法の極意を一気にしてのけられるのがトヨタです。

 自動車自体も、トヨタはマネタと揶揄されるごとく、他のメーカーの製品を徹底的に解析して、市場調査をしっかりと行い、一気に全部をものにしてしまう戦略を取ります。

 経営手法も同様にして、他のメーカが試行錯誤で到達した内容をシビアに解析しているはずです。それを、すでに乗り超える手法を十分に時間をかけて練り上げて、対応していくと思われます。
 その点は、人材も豊富だし、資金もあるし。

 しかし、前社長の時代は、サラリーマン出身社長の良いところ悪いところが一気に噴き出したものです。
 受注生産から見込み生産化にまで変化し、しかも気がついたら、グループ全体で3割以上のの過剰設備などを持つなど、結果として、本社のいけいけに、関係先がどんどん投資を重ねたという、相当部分は計算違いであったのでしょう。
トヨタの現経営層の、前経営者への冷えたスタンスで理解ができます。

 トヨタの再構築を、緊急にすすめるためには、大義としての意見統一を図らねばならないから、豊田家への「大政奉還」が必須となりました。

 次いで全店舗で一斉に売り出せる革新的な商品が必要です。それが新型「プリウス」であり、破壊的と揶揄される価格の設定にあります。

 プリウスの全店舗販売導入によって、既得権的になっていや「クラウンやマークツー」
ほか高額商品が半分程度しか売れなくなってしまい、圧倒的に、プリウスを買うことに集中されるような状況となり、さらに中古車の大暴落をも引き起こしてしまっています。

 さらに販売代理店間の優劣をきめて、一気に整理をしようとする点で、同一製品の販売による競争があります。トヨタチャンネル間での価格格差が露骨に出だしているとのことです。
 また、価格破壊によって、プリウスと対抗できる製品を製造できなければ、多くのトヨタ系組み立てメーカは撤退を勧告され、納得せざるをえない状況が形成されていくことでしょう。

 トヨタのあり方は、まさにかっての織田信長か、徳川家康か、興味のあるところですが
プリウスとは、革新的な火縄銃?

 これからの、難解で多面的な課題を抱え込んだ組織の事例として、トヨタの経営革新手法に、どのような手を打っていくつもりなのか、関心の的であるのでしょう。 

トヨタ自動車の構造改善とは、どのような(3)

2009-07-06 16:10:39 | トヨタカンバン方式と自動車産業の革新へ
2009-7-6
 トヨタの企業組織としては、自動車産業を見てみても、どの会社よりも一回り以上遅れた組織といってよいと思います。
 日産よりも、マツダよりも、三菱自動車よりも決定的に立ち遅れていると思います。
大企業病も重病で、ここまでというくらい時代遅れの現状の部分があると見えます。

 何よりも、自動車の組み立てラインに、一体何社がかかわっているのでしょうか。
関東自動車、トヨタ車体から初めて、… 
 販売チャンネルがいくつできているのでしょうか。トヨタ、トヨペット、カローラ、ビッツ、そしてレクサス 現在、国内メーカで複数の販売チャネルを最後の段階で一つに集約し用と頑張っています。
 製造子会社もホンダが八千代を吸収しようとしている、その最終段階です。

 トヨペット系が、クラウンではだめで、マジェスタラインを、どう見てもレクサス対抗で立ち上げたばかりですか。

 ばらばらにあらゆる面で分散化し、どう見ても多数の子会社が勝手に動き回ってしまって言うことをきかない駄々っ子の如く。そう見えて仕方がありません。

 本社を含めて、各チャネルに供給する派生品が膨大になって、それぞれの製品を統制しながら作り上げていくということは、開発や試作品を作り出す部門への過酷な要求となって、管理職のうつが増えて、自殺者のうわさも
 
 昨年の秋葉原殺傷事件がトヨタ系の会社の派遣工であったこと。その問題点が若者のBLOG上で沸騰したことがあること。昨年12月の派遣切りが、年度末に宿舎まで追い出してという最悪のイメージを若者たちに強烈に与えたことも一つ

 トヨタがここまでできるのだからと、製造業の経営者たちが遠慮会釈なく派遣切り。
若者たちは、生活を切りつめて、すべての余剰金を老後のために貯蓄に回す時代へ。

 これが、3割もの過剰な設備を抱えたことを認識したトヨタ首脳が直面したほんの一部の問題だと思います。
 結果として、自動車がさらに売れなくなってしまって。

 

トヨタ自動車のイメージとは(2)

2009-07-06 15:58:43 | トヨタカンバン方式と自動車産業の革新へ
20009-7-6
 かって何度か指摘してきたこと

1 トヨタ本体が作る車は、保守的で面白くもおかしくもない、白物家電品という評価

2 小型車作りは、自分の分野だと「ダイハツ」と呼ばれる軽自動車メーカが元気

3 プラットフオームをアイデアでちょっと変えただけの、各種派生品組立てメーカ達

4 GMとそっくりの、社会的ランクに合わせて作られた各種ブランド製品を売りまくる
 一応自律した販売代理店

5 モータ技術、トランスミッション系などに分かれた周辺装置メーカ。

 などが、トヨタモンロー主義に沿って、分業というか、垣根を何となくうまく制御して機能してきたわけですが、3割もの強烈な過剰能力、そして管理不在で高コスト体質に堕してしまった工場群を、これからどのように制御して、急速に脱GMを果たしていけるか

 何といっても、トヨタグループ全体が、どのような成功があっても、最短の時間で体質改善を図る。組織の再構築をせねばならないところに追い詰められているということは紛れもない事実です。

 

久しぶりにトヨタの現状の一つのとらえ方と今後の課題(1)

2009-07-06 15:41:03 | トヨタカンバン方式と自動車産業の革新へ
2009-7-6
 トヨタ自動車の動向は、たった半年でここまで変わるかという感慨が生じます。典型的なサラリーマン社長(何も分かっていないという意味で)から、なんと懐かしい言葉、大政奉還によって、豊田家の御曹司の専務が昇格して社長になりました。
 先日、トヨタの問題で日曜日朝10時の番組で、トヨタの下請け部品会社の社長が言ってのけました。「ここ数年増産増産で、要求に追い付けなくて臨時工を入れて戦力にしてくた、トヨタのシンボルかもしれないが、かんばん方式はとっくに忘れた!」、それよりもいまは、どうやって人を円満に辞めさせられるか、頭はそれで一杯。
 いま、わかったことはここ数年、特にGMを追い越せとの掛け声で、設備増産に走る段階で、今までの個別受注生産までをも捨てて、多くが見込み生産でもの作りに走った、挙句気がついたら世界的に3割を超す過剰生産能力を作ってしまい、しかもとても生産コストが割高になってしまった、豊田らしからぬトヨタの姿です。
 この下請けさんの一言で、多くの疑問点が氷解しました。また、多くのマスコミまでが
トヨタはGMと、同じ穴の狢とまで揶揄する意味も理解できます。