千葉県・印旛郡栄町四谷地区に蝟集するハクチョウ類です。この箇所は本埜地区のねぐらから北報告3kmほどの、100haほどもある水田地帯です。本埜地区で十数年年以上越冬しているハクチョウ類の半数以上が毎年毎年ここの地域に渡来して採餌しています。
ご覧のようにこの地域では、今ではほとんど耕起しなくなっています。2番穂がたっぷりあって、しかもその多くは実入りです。農家の方々もいまは一切干渉をしません。写真は水田でも低地で水がたまった個所ではハクチョウ類は水と一緒に餌を取ります。餌が食べやすいこともあって、群れも横に長く帯状になって、一生懸命、2番穂を嘴でしごいてたべます。水の流れに沿って帯になって採餌中の風景です。
毎日朝にここに飛来して午後3時過ぎになると、逐次ファミリー単位で本埜地区のねぐらに戻ります。ちょっと数えて300羽以上をカウント。幼鳥比率は17%程度。
栄養状態も良いので、早期にシベリアへ北帰して、体力もありますから繁殖成功率も高く、幸せな群れといえます。
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