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「白鳥守る」という観点で、第2回目のハクチョウ類の大移動予想のこと

2015-04-08 20:17:53 | 日本で越冬するガン・ハクチョウ類の生態

「白鳥守」の立場から、第2回目のハクチョウ類の大移動警報を発令します。この12月から週間単位で波状的に続いている寒波は、2005-2006年を上回る影響を野生動物にも、特に新潟平野に定着しているハクチョウ類に危機的状況をもたらしています。
 それは、白鳥の湖として知られる瓢湖周辺が最も厳しい。瓢湖周辺の個体数が激減している情報もあり、豪雪で餌場に田んぼが雪に覆われ、寒波で湖沼は凍結しキツネなど野獣に襲われる。ねぐらと餌場を同時に喪失する事態。体力のない幼鳥を伴う若夫婦がeサをねだる幼鳥たちの悲鳴に、一気にパニックになって、1家族単位でやみくもに移動を開始する。それが2005-2006年に生じたこと。今回はさらに厳しい。この年の学習経験で早々とすでに多くは関西方面に、関東方面に太平洋岸にと半々で移動を開始している。千葉県内でも記録破りの渡来数になっている。
 例年これから15日までが移動が最も生じる時期。ハクチョウ類への餌付けは不可だが、体力をつけるための救餌はお互いのために必須と思う。特に関東地方では救餌を考えてほしい。特にハクチョウ類の幼鳥は皮下脂肪の薄い、3~4日の絶食で体力が致命的に低下する。ことしは鳥インフルが全国的に蔓延している。健康な渡り鳥は何ともないことが分かってきている。


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