文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

国民総生産(GDP)信仰の行き着く先。 トヨタの看板方式とも シリーズ(2)

2005-07-11 00:53:52 | トヨタカンバン方式と自動車産業の革新へ
 なぜ、今の日本で森林再生へと、資金が回らないか考えてみます。
 いまGDP信仰がのさばっていますが、杉50年物が、丸太にして130円。これは大手コンビニでおにぎり1ヶ150円と対比します。おにぎりは大手工場で、女性が1日300ヶは簡単に握れます。最終売り上げ45,000円。1ヶ月90万円。年間1,200万円とします。×50年として6億円。一方が50年間で130円ですから、1:4,500,000の対比となります。これでは誰も投資出来ないわけです。文字通りの意味です。
 もう一つ別の意味で言えば、おにぎりは大手コンビニ店で販売すれば、コンビニ店、おにぎり製造会社、お米の販売会社、運搬、パッケージを作る会社など、あらゆる角度で、GDPに換算され、結果として国への税収増加となります。これが中小のお総菜店だと、係わる人が減ってGDPは大きく減ります。家庭の主婦がおにぎりを作ってはいけません。税収に反映しないからです。
 お総菜も、ぼた餅も同じです。大手が独占して大量生産すべき、と言う理論になります。
中小商店、職人が不要となり、生鮮食料以外は、1/10で出来る中国等で、ものつくりをすることも
、GDP=税収増加という図式で理解出来ます。
   

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