不評の「ギャラクシー街道」観てきました。平日の夜とはいえ、広い有楽町日劇の映画館には、観客は数えるほど。これじゃ、「ギャラクシー街道」ならぬ「ガラスキー街道」です(ウマイ!)東宝 フジテレビが大宣伝しているとは思えません。また、今までの三谷作品とは思えない不入りです。確かに映画自体、そんなに面白いものではありません。冒頭、三谷さんとは、ほぼ同世代の私からみると、子供のころにテレビで見た「宇宙家族」モノのようなシーンが出てきます。成程、この時代のモノを作りたいのかと思いましたが、ギャグまで、その時代のレベルでは、今の観客に受けるわけはありません。「キャプテンソックス」というヒーロー役の小栗旬が、いくつかギャグを見せるのですが、それもテンポが遅いので笑えません。私が、笑ったのは、梶原善の脱皮シーンとあと、2,3箇所ですが、ほかの客はクスリともしていませんでした。朝日新聞の三谷幸喜の連載で、この映画の意図について書いてありましたが、その狙いも、ちょっと無理があったように思います。ま、次回作に期待といったところでしょうか?