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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「九州吹き戻し」「蒟蒻問答」 「立川談春独演会」

2018-07-06 10:29:16 | 日記
「横浜にぎわい座」での「立川談春独演会」です。
演目は「九州吹き戻し」「蒟蒻問答」の2席。落語終えた後は、「にぎわい座」の館長でもあった歌丸師匠の思い出なども語り 約2時間半の公演。充実していました。

「九州吹き戻し」は、談春の師匠•談志の得意ネタ。江戸に居られなくなり、九州まで流れてきた喜之助。もとは 大家の若旦那。習い覚えた芸で、九州で一儲け。江戸に戻ろうとするが、乗った船が嵐にあい・・・というお話。船の中で 喜之助が船頭に 日本諸国で「花魁」をどう言うのかと問いかける場面があるんですが、紀州では「幻妻」と書いて「げんさい」というのだそう。ドンファンにも教えてあげたかった^_^

休憩はさんで「蒟蒻問答」 多くの落語家さんが手がける演目ですが、今まで面白いと思ったことは あまりない。でも、昨夜の「蒟蒻問答」は笑いました。こちらも、江戸で不義理をした八五郎が、上州に流れつく話で、前の「九州吹き戻し」と、ちょっと似るんですが まあ、それはいいでしょう。俄か坊主になる八五郎と寺男の権助のやり取りが 抜群におかしい。田舎の貧乏寺のバカバカしさが出てました。