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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

三越劇場で「春風亭小朝独演会」

2019-11-12 10:49:57 | 日記
昨日は、日本橋三越劇場で「春風亭小朝独演会」楽しみました。
例によって 演目。
「紀州」勢朝
「黄金餅」小朝
中入り
「竹の水仙」小朝
「篠笛」笛吹カナ
「鰍澤」小朝

今回の眼目は、「鰍澤」のネタおろし。
プログラムで、師匠が書いてらっしゃいましたが、
確かに この落語 あまり大劇場で演るには 適していない。
三越劇場くらいのキャバだと良いですね。
思い起こせば 学生時代 圓生師匠や彦六師匠で この演目聴いたのは、
国立小劇場での「落語研究会」でしたもんね。
小朝師匠の「鰍澤」初演とは思えない良い出来でした。
特に お熊 元吉原の女郎で、心中のし損ないで、身延に流れ着いた。
この女の哀しみ 凄み 
現在の落語家さんで ここまで出せる人は そうはいないと思います。

開口一番の勢朝師。
相変わらず 無類の面白さ。
寄席には欠かせないタイプです。

小朝師匠の「黄金餅」意外とサラッとした感じ。
「竹の水仙」 これだけ笑わせてくれる甚五郎モノは、そうは聴けない。
ゲストの「篠笛」普段は聴くことがないだけに、
「A列車で行こう」などのスタンダードナンバー楽しませていただきました。