新国立中劇場で上演された「三十郎大活劇」です。
ラッパ屋の鈴木聡さんの若き日の作品。
ご本人曰く「青臭い時代」の作品とのこと。
サイレントからトーキーに変わる時代の映画界を描いた作品ということで
観に行きました。
演出は、ラサール石井 主演は青柳翔。
私、主演の方は、全く存じ上げませんでしたが
劇団EXILEの方だそうです。
大部屋役者の紅三十郎。
おりしも、サイレントからトーキーに変わる時代の波に乗って
一気にスター俳優の座に着く。
が、日本は戦争に突入し、三十郎の映画は時代に合わなくなってしまう。
国策映画を撮ろうとする三十郎たちだが•••
サイレント時代のスター•阪東春之介 大部屋仲間の岩さん(小倉久寛)
映画嫌いの新劇俳優•岡田 三十郎が思いを寄せるおやつ(横山由依)
周囲の人間に助けられ 翻弄されながら三十郎は生きていくのですが
2時間45分の上演時間には、いささか内容てんこ盛り。
また、仕方ないことですが、今の時期的に戦闘シーンを見せられるのは
いささかシンドイ気もしました。