プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「対峙」

2023-02-22 09:21:45 | 日記
日比谷シャンテで上映中の「対峙」です。
アメリカのハイスクールで、 時おり起こる
銃乱射事件。
2018年に、フロリダで起きた事件のニュースを聞いて
今作の監督は、映画化を思い立ったということです。

舞台は、教会。
2組の男女が、ほぼ同時刻にやってくる。
最初に到着したのは、ジェイとゲイル。
緊張が隠せない。
続いて到着したのが、リチャードとリンダ。
リンダの思い詰めたような表情が印象的。

「会ってくださり感謝します」とジェイ。
段々と、この4人の関係性が明らかになってくる。
ジェイの息子が、リチャードの息子の凶弾に斃れたのだ。
銃乱射の末、リチャードの息子も自殺している。
ぎこちない会話が続く。
どこで爆発するか分からない。
「息子さんについて話してください」とゲイル。
思わず「なぜ?」とリチャードが尋ねると
「息子を殺したからよ」
ジェイが「詰問してはいけない」
とクールダウンさせる。

約2時間緊張感極まる会話が続く。
1度は、席を立ったリチャードたち。
が、リンダが戻ってきて、ある告白をする。
「あなたを赦します」とゲイル。
エンドマーク。

緊張感溢れる映画でした。