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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

ラッパ屋「ウェルカム•トゥ•ホーム」

2023-07-04 11:16:11 | 日記
紀伊國屋ホールで上演された
「ウェルカム•トゥ•ホーム」です。
「ラッパ屋」の作品。
今回は、上演時間が90分と、いつもより短いのですが
中身は、ぐっと詰まっていた感があります。

主人公は、小林希という50歳の女性。
起業家で、ついこの前まで、タワマンに住んでいたのですが
コロナで事業失敗。
「ホープ荘」というオンボロアパートに引っ越すはめに。
が、逞しい彼女。
住人たちに「引っ越しのご挨拶」と
3千円の商品券を配り、しっかり溶け込んでいく。

住人たちも多士済々。
パパ活に励む学生と、その母親。
昭和の売れっ子漫才師 二郎
生活保護だけは受け取れないと頑張る女性
彼らの結束は固い。
希が、ここでの生活に慣れてきた頃
大家から立ち退きの指令が来て•••
というお話。

貧乏だけど、前向きで明るい人々。
こういう人間描くと、鈴木聰さん上手いです。
主演の岩橋道子。
もう20年以上観ていますが、相変わらずの美形。
当たり前ですが、実生活でも五十路越えなんですね。
まだまだ、今回のようなパワフルな役柄で
楽しませていただきたいと思います。