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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

藤沢周平「闇の歯車」

2017-02-18 12:51:45 | 日記
久し振りに時代小説が読みたくなり、会社の帰り、三省堂書店に寄って買いました。いや、面白い。電車の中で読み耽り、家に帰っても、食事終えて、また読書。湯槽に浸かって読み、布団の中でも読み、翌日、会社へ向かう車中 お昼休みと読み続け、読了しました。
「酒亭おかめ」に集まる常連客 遊び人風の佐之助 浪人·伊黒清十郎 白髪の隠居·弥十 商家の若旦那·仙太郎 いずれも、ちょっと訳あり。その事情につけこむように、彼らを「押し込み強盗」へと誘う伊兵衛という盗賊。何度かのお務めを成功させた、この伊兵衛の誘いに乗る4人の男。そして、「押し込み」が成功するかと思った瞬間、ひとつの手違いが起こり、歯車が狂っていく。
上手い展開で、ケチのつけようがない。読み終わった感想は、「女は強い!」でした。


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