プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

年に一度のお楽しみ「人志松本のすべらない話」

2018-01-21 10:51:14 | 日記
昨夜は、「人志松本のすべらない話」楽しみました。1年ぶりの放送とのこと。実に久しぶり。相変わらずの面白さなので、次回は、もっと間を空けずに見たいものです。
今回も、最初の方のかまいたち•山内の「下着泥棒」の話から、ラスト近くの「MVS」獲った せいやの「女王様」まで、万遍なく楽しめました。
私が一番笑ったのは、写真付きのジュニアの「はとバスツアー」いかにも、今の時代らしい世知辛さと、真逆の長閑さが混在して笑えました。しかし、60過ぎた熟年夫婦 可愛いらしくていいですね。
あと、チャンス大城の「埋められて•••」も、笑える話ではないけど、印象深かった。大阪の不良は怖い! 私、関東の人間で良かった^_^
改めて 今回の放送振り返ると、大輔の「深夜のトイレ」 や小籔の「オーベルジーヌ」など、ちょっと気味悪い話が目立ちました。でも、すべらなさは健在!でした。

心洗われる「素晴らしき哉、人生」

2018-01-20 10:56:53 | 日記
この年になると、年末年始 見たいテレビが年々減っていきます。出かけるのも初詣くらいだし、となると、本読んだり、ツタヤでDVD借りたり、ということが、どうしても多くなる。な訳で、ここからチョイチョイ年末年始に観た映画 読んだ本のお話を書いていきますので、よろしくお願いします。
まずは「素晴らしき哉、人生」 この映画 私、子供の頃 テレビで観て すっかり観たつもりになっていました。ジェームズ•スチュアート演じる主人公が、クリスマスイブの夜 人生に絶望して自殺を図る。が、自分の生まれていない世の中を見て、自分の人生は無駄じゃなかったと知り、改めて生きていこうと決意する。大雑把に言ってしまえば、そんな感じの映画だと思ってました。
で、実際観てみると、かなりドロドロした部分もある映画でした。主人公も、決して聖人君子ではない。もっと人間臭い人でした。敵役も、きちんといる。私の子供の頃で言えば、上田吉二郎の役どころでしょうか(我ながら古い!) さらに、主人公の足を引っ張る役に立たない味方 そして、あくまで主人公を支え続ける家族 さらにさらに、自棄になった主人公に 自分の人生を考え直させる役割の天使まで•••良い脚本の見本のように、役者が揃っている映画でした。そして、洒落たセリフの数々。皆が納得するハッピーエンド。なるほど、アメリカのクリスマスシーズンに、毎年流れる理由が分かります。
私も、いつかクリスマス の一日 アメリカでこの映画 楽しみたいものです。出来れば、隣には金髪美女が^_^

中井貴一&佐々木蔵之介 「嘘八百」

2018-01-19 10:31:39 | 日記
中井貴一が古物商 佐々木蔵之介が陶芸家に扮し、共に かつて苦い思いをさせられた 近藤正臣演じる大御所鑑定士を騙そうというお話。
こういうプロットだと、かつての名作「スティング」思い出す方も多いと思います。私も、そんな期待しながら観に行ったんですが、さすがに そこまでの爽快感はありませんでした。
小池(中井)は、目利きなんですが、人が良く 騙されやすい古物商。一方、野田(佐々木)は、以前は、将来を嘱望された陶芸家だったんですが、今は贋作専門。2人が恨みを持つのが、棚橋(近藤)という大御所鑑定士。ひょんなことから知り合った2人。力を合わせて「利休の茶器」の贋物を作り、棚橋を騙そうとします。さて、2人の計画は成功するでしょうか? というお話。
舞台は堺。野田の行きつけの飲み屋「土竜」が、贋作仲間の集まる根城になっているんですが、坂田利夫 木下ほうから、いかにも胡散臭そうなメンツが集まっているのが、関西らしく面白い。棚橋を みんなが寄ってたかって騙そうとするシーンも、ちょっと緊張感も漂い、よく出来ています。で、無事リベンジ成功するんですが、この映画 そこから もう一捻り加えている。どうだろう? いるのかな? 私は蛇足だと思いましたが•••

「待ってました! 高麗屋!」 「寿初春大歌舞伎」

2018-01-18 10:49:42 | 日記
大分 お正月気分も抜けてきましたが やはり 場所によっては まだまだ「初春」気分が感じられるところもあります。昨夜は 都内で一番 そんな気分が残っていそうな歌舞伎座へ行ってまいりました。37年ぶりの「高麗屋三代襲名」実におめでたい!
やはり、「襲名興行」となれば、「口上」は聞き逃せない。で、「夜の部」を観てきました。幕開けは「双蝶々曲輪日記」から「角力場」芝翫 七之助 愛之助らの出演 両国の熱戦に負けじと熱演。そして「口上」 新白鸚 新幸四郎 新染五郎のお三方を真ん中に ずらっと幹部俳優が居並ぶ形は まさに壮観! 落語の襲名披露とは違い あまりくだけた挨拶はありませんが、ときおり「とてもここでは言えませんが・・・」とか、新幸四郎の旧悪を暴露(?)するような発言もあり、笑わせてくれました。
そして いよいよお目当て「勧進帳」新幸四郎 2度目の弁慶役。義経が 子息の新染五郎 富樫が 叔父の吉右衛門 これぞ「THE 歌舞伎」ですね。私 歌舞伎 あまり観ないので よくわかりませんが、前回観た弁慶よりも、やはり貫禄はついたように思います。そして、最後の「飛び六方」の躍動感は、やはり若さ故でしょうか。美しかった。
ここで、お腹いっぱいになって、最後の「踊り」は観ないで 帰ってしまいました。来月は 新白鸚の「大石内蔵助」観るため また、足を運ぶつもりです。

「買い物ブギ」「徂徠豆腐」「志の輔らくご GINZA MODE」

2018-01-17 10:37:43 | 日記
銀座 観世能楽堂での「志の輔らくご GINZA MODE」です。お正月の志の輔師と言えば、PARCO劇場での公演ですが、休館中の今年は、昨年、杮落とし公演を行なった銀座能楽堂での開催。お正月の風物詩が戻ってきたのは、有難い限りです。
ゲストは、これまた PARCOの「志の輔らくご」のゲストと言えば、この人。毎回 華麗な撥さばきを披露してくれる三味線の松永鉄九郎さん 。今回は、仲間と共に長唄を披露してくれました。
志の輔師の演目は「買い物ブギ」と「徂徠豆腐」自作の新作落語で爆笑を取り、後半は人情噺をじっくり聞かせてくれるというのも、PARCO劇場で、お馴染みのパターン。
「買い物ブギ」 何度も聞いてますが やはり面白い。薬屋さんが舞台。あまりに頓珍漢なアルバイトのお兄ちゃんの言葉に「そんなバカな奴いるわけないだろ!」と怒る店長。そこに すかさず「いるよ!」と入ってくる客の間が絶妙。毎回 大笑いしてしまうシーンです。
「徂徠豆腐」 十八番の演目ですが、聞くのは久しぶり。「親切ではないように見えるが親切」という豆腐屋の上総屋が、やっぱり素敵!荻生徂徠を感心させる「生きた学問」確かに 最近こういう人が少なくなりました。
「落語は やっぱりためになる!」