プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「五月大歌舞伎 團菊祭」&「大相撲夏場所」

2022-05-21 09:39:35 | 日記
昨日は、歌舞伎座行ってきました。
「團菊祭」の第二部
海老蔵の「暫」と菊之助の「土蜘」
なにかと話題の海老蔵
久しぶりの歌舞伎座出演です。
コロナ禍も大分収まってきて、歌舞伎座も客数が増えた。
私、例によって3階席での観劇で、名物「めでたい焼」楽しもうと思ったのですが
残念ながら、まだロビーでの飲食は叶わず、お土産用に買って帰りました^_^

「暫」
花道から権五郎が登場すると、客席から大拍手。
見得を切る海老蔵 やはり、カッコいい。
ご通家の方々には、あまり評判が良くないようですが
素人の私が観ると、素敵。
ただ、幕切れ六方を踏んで、花道を去っていくのが
私の席からは、ほとんど見えない。
入場料、少し返して欲しいですね^_^

「土蜘」
菊之助&菊五郎父子。
その佇まいが素敵。
また、流れる長唄も素敵でした。
若い頃は、こういうものが好きになるとは思いませんでした。

そして、大相撲。
まさか、隆の勝が負けるとは•••
こうなると、照ノ富士が断然有利。
初日の相撲を見たときは、まさか、ここまで立ち直るとは思わなかった。
さすが、横綱。
ただ、もう一波乱見たいのですが
残り2日 どうなりますか。

「大相撲夏場所終盤戦」

2022-05-20 10:01:14 | 日記
大相撲夏場所も、いよいよ終盤戦。
2敗の隆の勝が、優勝争いの先頭。
それを1差で追うのが、照ノ富士 宇良 佐田の海の3力士。
今日の対戦は
隆の勝が若隆景
宇良が阿炎
佐田の海が豊昇龍
と、三役陣に挑戦。
照ノ富士は貴景勝。
残り2日
照ノ富士は大関戦でしょうが
隆の勝らは、どうなるのか。
互いに当たっていないので、巴戦のような取組を組むのかでしょうか。

一方で、ある意味、激烈な星の潰し合いが起きそうなのが
大関陣。
場所中連載している、スポーツ紙の北の富士さんのコラムにも
「滅多に見られないから、全員負け越してしまえ」
とありましたが、
現時点で貴景勝6敗 御嶽海 正代は7敗。
初日、右肩を怪我したらしい御嶽海には、多少同情の余地はあるものの
情け無い成績。
特に貴景勝。弟弟子の隆の勝が優勝したら、旗手の大役を務めなくてはならないのに
負け越す訳にはいかないでしょう。
ただ、今日からは総当たりリーグ戦と横綱戦ですから
この珍記録が、かなり実現性を帯びてきた。
果たして、生き残る大関は、いるのでしょうか。



玉三郎&仁左衛門「桜姫東文章 下」

2022-05-19 09:20:10 | 日記

東劇で上映中の「桜姫東文章 下」です。

清玄という僧と桜姫という姫の物語。

下では、桜姫の不義の相手という濡れ衣を着せられた

清玄が、弟子の残月たちの庵室に身を寄せているところから始まります。

が、残月は、師を殺してしまう。

墓を作る為に呼ばれたのが、墓掘りの権助。

そこへ、遊女に売り飛ばされた桜姫が現れる。

さらに、にわかの落雷で、清玄が息を吹き返し•••

という論理的に考えていくと、しっちゃかめっちゃかの展開。

でも、小悪党の権助 そして、高僧の清玄

二役を演じる仁左衛門のかっこよさ

桜姫を演じる玉三郎の綺麗さ

そういうのを見せられてしまうと、もう何も言えなくなってしまいます。

さらに、この狂言、ラストに、ここまでするかというような

展開になるのですが、それもまた良し。

そう思わせる孝玉の36年ぶりの再演でした。


井之脇海&寺脇康文「エレファント•ソング」

2022-05-18 09:49:51 | 日記

PARCO劇場で上演中の「エレファント•ソング」です。

カナダのニコラス•ビヨンという方の作品。

2002年に書かれた戯曲。

舞台は精神病院。

失踪した精神科医 ドクター•ローレンスの行き先を突き止めようと

院長のグリーンバーグは、ローレンスが失踪前に診た患者•マイケル

から事情を聞こうとする。

それを聞いた看護師のピーターソンは、

「マイケルは、普通とは違います。見くびらないほうがいいですよ」

と言う。

ローレンスの診察室に現れたマイケル。

グリーンバーグの質問に、嘘か本当か分からない答えを繰り返す。

そして•••

マイケルを井之脇海

グリーンバーグを寺脇康文

ピーターソンをほりすみこが演じる3人芝居,

演出は、宮田慶子。

110分ノンストップのお芝居ですが、3者のパワーバランスが色々変化していく

ところが見どころ。

濃密な110分でした。


「THE 39 STEPS」

2022-05-17 11:07:40 | 日記

シアタークリエで上演された「THE 39 STEPS」です。

ヒッチコック監督の「39夜」などをベースに作られた作品。

ロンドンでは、ローレンス•オリヴィエ賞のコメディ部門を受賞したそうです。

出演者は4人。

主役のハネイを演じるのが、平方元基

女スパイ•アナベラなど3役を演じるのが、ソニン。

そのほかの135役をクラウンとして出演する あべこうじと小松利昌が演じます。

舞台はロンドン。

ハネイは、ミュージックホールに出かける。

そこで会ったのが、アナベラという女性。

彼女は「39ステップス」という謎の言葉を残して殺されてしまう。

ハネイは、彼女に代わり、国家秘密に関わる謎を解いていく

というお話。

異様にきっかけとかが多いお芝居。

4人の出演者 舞台のうえを縦横無尽に動きながらの熱演。

特に、ラストに長台詞のあるあべこうじさん

お疲れ様でした。