プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

ケイト•ブランシェット「TAR」

2023-06-10 10:14:29 | 日記
東宝日比谷で上映された「TAR」です。
ターという女性指揮者が主人公。
演じるのは、ケイト•ブランシェットです。

リディア•ター
アメリカの5大オーケストラの指揮者を務めた後
ベルリン•フィルの主席指揮者に。
財団を作り、女性指揮者の指導にあたり
ジュリアード大学院で講義もする。

彼女が知人たちと会話するシーンが写されるが
自信満々。
師にあたるバーンスタインなどの話をする姿にも
確固たる自信が感じられる。
ちょっとゴシップめいた話。
この世界に詳しい方なら受けるんでしょうね。
私には、分かりませんでした^_^

順風満帆に見えたターだが、
財団で指導したクリスタという若い指揮者が自殺。
また、オーケストラに現れた若いチェロ奏者のオメガ。
彼女に肩入れすると、長年のパートナーだったシャロンが嫉妬する。

クリスタ側から、財団にターへの告発状が届く。
手のひら返す財団側。
追い詰められたターは•••

という映画。
指揮者の世界に詳しい方がご覧になったら
私の100倍は楽しめる映画でした。


ヒッチコック監督「サイコ」

2023-06-09 11:36:51 | 日記
また、天気が大荒れになるようです。
天気ばかりは仕方ありませんが
皆さん お気をつけください。

さて、昨日は、在宅勤務。
朝は、大谷選手の活躍を見ながら
午後は、NHKBSで「サイコ」楽しみながら
お仕事していました^_^

「サイコ」
1960年の作品。
シャワー浴びている女性が襲わられるシーンは
有名です。
でも、よく考えたら、私、あのシーンしか知らないんですよね^_^
で、改めて見てみることに。
冒頭、マリオン(ジャネット•リー)が恋人のサムと揉めている。
前妻の慰謝料などがあり、金銭的に困窮している彼は
結婚に踏み切れない。
不動産屋に勤めているマリオン
お客さんの4万ドルという大金を銀行へ運ぶよう
頼まれる。
思わず、その金を持って、サムのもとへ向かおうとするマリオン。
が、折からの大雨。
仕方なく、安いモーテルに泊まることに。
そこは、ノーマン(アンソニー•パーキンス)が1人で切り盛りしている
流行らない宿。
この後、あの有名なシーンになるわけですが、ここはまだ物語の中盤。
ここから、息をも吐かせぬ展開で、ラストまで持っていく。
ヒッチコック さすがです。

越谷で「立川志の輔独演会」

2023-06-08 09:41:11 | 日記
昨日は、越谷で「立川志の輔独演会」楽しみました。
サンシティ越谷市民ホール。
隔年で師の独演会が開かれているそうですが、
私は、初めて伺いました。
前に日比谷で用事があったので、そのまま日比谷線で
向かおうとしたら、事故があって、東武スカイツリー線への直通乗り入れは中止とのこと。
北千住乗り換え。
えらい混んだ電車に揺られて、新越谷駅へ。
会場が駅近なのは、良かった。
道すがら、団子屋さんがあって、
タイムセールで、ワンパック100円。
思わず、買ってしまいました^_^
こういう商店街好きです。

会場は、円形状の客席で、割と見やすい。
もうちょい近ければ、通いたい劇場。
では、演目と演者
二人ぐせ 志の大
たけのこ 志の輔
中入り
動物モノマネ 猫八
千両みかん 志の輔

都心の落語会と違い、近辺のお客さんが多いのか
笑いの量が多い感じ。
志の大さんの高座から、結構受けてました。
食いつきは、猫八先生。
つい最近、五代目を襲名したばかり。
私、この方の初高座の頃から見てますが
失礼ながら、最初は野暮ったい感じがしましたが
最近は、すっかりトークも安定。
お爺さんとは、イメージ違う真面目な五代目という感じです。

「千両みかん」
三代目猫八先生のまくらから。
「色物でトリをとったのは、三代目猫八先生だけですが、
最後にライオンのモノマネと言って、高座に寝そべって終わり^_^」
千両みかんは、番頭を思い込みの激しい男として描いているのが
工夫。
確かに、こうなるとサゲも生きます。
若旦那が、1袋ずつみかんを食べると、その度に
「百両! 2百両!•••」
と叫ぶ番頭は、おかしかった。

宝塚宙組 真風涼帆&潤花「カジノ•ロワイヤル」

2023-06-07 10:22:36 | 日記
宝塚劇場で上演中の「カジノ•ロワイヤル〜我が名はボンド〜」です。
タイトルから分かる通り、今公演で退団する真風が演じるのは
ジェームズ•ボンド。
子供の頃、私もよく見ました。
カッコイイスパイ!
真風さんにはお似合い と、期待感いっぱいで
劇場へ向かいました。

時は1968年。
資本主義の西と共産主義の東。
「COLD WAR」と呼ばれる冷戦。
懐かしい、学校で習いました^_^
イギリスの「M16」に所属するボンドは
ソ連のKGB ル•シッフル(芹香斗亜)と、ギャンブルで対決する
ため、フランスへ向かう。
一方、パリでは、学生たちが大規模なデモを行っていた。
ボンドは、警官に追われていた女子学生デルフィーヌ(潤花)を助ける。
彼女は、実は、ロマノフ家の財産を継承する女性。
デルフィーヌに心奪われるボンド。
デルフィーヌの財産を狙うル•シッフル。
バカラの夜は更けていく•••
というお話。

いや、やっぱり真風さんカッコイイですね。
ラスト「一生忘れられないキツいキスをして」
とデルフィーヌ
「息が止まるかもしれないぜ」
とボンド
堪りませんね!


「立川談笑独演会〜慶安太平記〜」

2023-06-06 10:17:25 | 日記
日曜日の話をもう一つ。
国立演芸場の「立川談笑独演会」へ行って来ました。
2&3月「政談月の鏡」の前後編を聴きに行きましたが
足を運んだのは、それ以来。

まず、演目と演者。
幇間腹 談笑
復讐おんな 談笑
中入り
慶安太平記 その3
丸橋忠弥 談笑

高座に上がった談笑師
まず話題は、岸田総理一家の官邸内での写真。
「たいして高級そうには見えない料理が並べてあって
紀伊國屋じゃないでしょ。あれ
桜を見る会に比べれば、可愛いもんでしょ」
ネタに入ると
「友達と酒盛りして、親父に叱られた」
という若旦那に大爆笑!

「復讐おんな」
師の作った新作なんでしょう。
アラフォー女性が、付き合っている男が
若い女性とデートしているところを発見。
ウエディング•ドレスまで発注して
結婚する気満々だったのに、許せない!
復讐してやる!
で、選んだのが「丑の刻参り」
ウエディング•ドレスを白装束替わりに
復讐に燃えるアラフォー女性が凄い!

「慶安太平記」
この噺は、由比正雪らが企んだ「慶安の変」について
書かれたもの。
今回は、第三回。
由比正雪と丸橋忠弥が出会う場面。
槍の使い手 忠弥が
武芸十八版を教える
という由比正雪に抗議に行ったが
最後には、共に幕府転覆に闘うことになる
という1席